本場の味 無添加手作りキムチの「あらい」

公開日:2021/03/24



今やすっかり日本でも食卓の定番となっているキムチ。
今回は素材にこだわった無添加キムチを手作りしているお店をご紹介します!
キムチの「あらい」
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白黒のシンプルなのれんにハングルで「아라이=あらい」。
浜松市中区佐藤町にある「あらい」は知る人ぞ知るキムチのお店。
以前は大通り(四間道路)沿いにあったのですが、3年前に現在の位置に移転。
釜山出身のお母さまが20年前にはじめたお店を現在は娘さんが受け継ぎオモニ(母)の味を守っています。
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お店の横には1台分の駐車場。
込み合う時は順番待ちの車が並ぶ人気ぶりです。
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営業日は木金土
入店すると奥から店員さんが出てきて対応してくださいます。
3畳ほどの店内にはキムチなどが並ぶ冷蔵庫と韓国のりなどの乾物が並ぶ棚。
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冷蔵庫にはキムチが
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こちらの棚には韓国のりなど
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素材にこだわった無添加キムチ
お店で手作りしているキムチは化学調味料を使っていない、素材にこだわった無添加キムチ。
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人気商品チャンジャや手作りのコチュジャン
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タコキムチに牡蠣キムチ!?
こちらの冷蔵庫にあったのは普段見掛けないような珍しいキムチ。
タコや牡蠣もキムチになれるのか~。
- ・白菜キムチ 甘口/中辛/激辛
- ・カクテキ
- ・オイキムチ
- ・チャンジャ
- ・タコキムチ
- ・牡蠣キムチ(冬季限定)
他にも、豆もやしのナムルや韓国料理トッポキの材料。
在庫はないけれど豚足も作っているようです。
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韓国料理といえばチジミ! 後ろに並ぶのは高麗人参(笑)
お昼前に店員さんがちょうど店頭に並べはじめた焼き立てのチジミ。
ご試食どうぞと勧めてくださったので、パクッと1切れいただきました。
「おいしい!(これは買いだな)」
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韓国語で混ぜご飯を意味するビビンパ!
人気の「ビビンパセット」は、ごはんの上にのせるだけの具材セット。
1セットで2~3人前のビビンパを作ることができます。
金曜のみ予約販売するので購入したい方は木曜日までに注文が必要です。
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予約注文して取りに行ったビビンパセット
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冬季限定の牡蠣キムチは3月いっぱいまで
「牡蠣キムチは3月いっぱいまでだからもうすぐ終わっちゃうの」と店員さん。
滑り込みセーフ! こちらもビビンパセットと一緒に注文しておいたのでゲットできました。
冬季限定の牡蠣キムチは人気なので確実にゲットしたいなら予約がベターですね。
買ってきたものをご紹介!
本場の味「あらい」の無添加キムチ
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購入したキムチとチャンジャ
本場のキムチのおいしさの秘訣は「魚介」。
日本では和風のだしや果汁などを使用したまろやかで甘みがあるキムチが好まれますが、韓国で好まれるのは発酵して酸味があるキムチ。魚介を使用することで発酵を促した酸味のもととなる乳酸菌が豊富なキムチが人気です。
その発酵を促すのに欠かせないのが「アミの塩辛」。
あらいのキムチは、韓国産の唐辛子にアミの塩辛やいわしエキスを使用し乳酸発酵させた本場の味です!
白菜キムチ
まずは定番の白菜キムチ。
白菜キムチは甘口・中辛・激辛の3種類があります。
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白菜キムチ 甘口
本場のキムチということで、辛さに用心して購入したのは甘口。
辛い物好きならぜひとも激辛に挑戦を!
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唐辛子たっぷり
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とっても辛そうだけど…?
辛がりの私は「甘口だけど辛いのでは?」とドキドキしながら一口。
唐辛子を感じるけど辛くてびっくりなんてことはなく、ちゃんと甘口でひと安心。
甘口といっても市販のキムチに多い日本人好みの甘めのお味ではなく、辛さが控えめという意味合い。
辛さと酸味のある、すごくあっさりした白菜キムチですね。
購入した当時は少しばかり酸味を感じるキムチですが、時間がたつほど発酵して酸味を増すようです。
発酵食品だから酸味が増した方が栄養価も乳酸菌もたくさんの白菜キムチ。
腸内環境を改善するなど健康効果も期待ですね。
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韓国料理には酸味のあるキムチが合うのだと
カクテキ
お次は大根のキムチ、カクテキ!
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カクテキも辛そうに見える
いかにも辛そーうな唐辛子の赤さだけど、辛さは控えめ。
大根の素材の味を感じるキムチです。
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意外や意外、辛さより大根の味が強いカクテキ
タコキムチ
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こんなキムチもあるのかと驚いたタコキムチ
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キムチの材料が魚介の味付けだから、魚介との相性が良いようです。
タコを噛むと素材の味とキムチの味が合わさるので、噛み噛みするほどおいしい!
牡蠣キムチ(冬季限定)
もうすぐ(3月末で)今シーズンの販売は終了してしまう冬季限定の牡蠣キムチ。
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ぷりんぷりんの生牡蠣が入っています
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牡蠣のキムチってどんなだろうと興味津々で食べてみる
まず磯の香りが良い!
プリッとした牡蠣は噛んでジャリっとすることもなく、ミルキーで食べやすい。
牡蠣の旨みにあっさりしたキムチソースが合う。
何だこれは、おいしいぞ。
こんな牡蠣の食べ方があったんだと驚きのキムチです。
翌日もう少しキムチが馴染んだ味を楽しんだり、じっくり馴染んでから焼いてみたり。
牡蠣キムチを存分に味わいたいですね。
お店の一番人気は韓国珍味「チャンジャ」
お店の一番人気と教えていただいたのはチャンジャ。
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一番人気のチャンジャ
チャンジャは韓国の珍味。
塩漬けにしたタラの内臓を唐辛子やニンニク、ごま油で味付けをした「魚のキムチ」です。
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コリコリした独特の食感に、濃ゆーい旨みがおいしい。
うん、すごく酒のつまみだ。
日本でいう「いかの塩辛」に似ています。
塩辛のような海鮮の旨みに辛さが合わさったおいしさ。
そんなに辛くないじゃんと調子にのってパクパク食べたら、あとからだんだん辛くなってきました。
そのまま食べてもおいしいチャンジャですが、アレンジレシピもオススメ!
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チャンジャサラダ
水菜にのせただけでチャンジャサラダ。
シャキシャキのみずみずしい野菜とチャンジャが相性良し!
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チャンジャ×冷ややっこ
チャンジャを豆腐にのせたらおかずが一品完成!
豆腐のさっぱり感にピリ辛のチャンジャが合う。
噛めば噛むほど旨みが出るので少量のチャンジャでちょうど良し。
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チャンジャ×きゅうり
お次はチャンジャときゅうりの組み合わせ。
チャンジャの材料にコチュジャン(唐辛子味噌)を使用しているから、きゅうりの味噌漬けみたい。辛口のチャンジャにきゅうりの食感とみずみずしさが最高に合う! 個人的ベストマッチ賞です。
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チャンジャ×クリームチーズ
チャンジャにクリームチーズを和えれば酒のつまみが一品誕生。
濃厚なクリームチーズでチャンジャがまろやかに。
クラッカーの上にのせたら食感も楽しみながら食べられて良さそうです。
他にも、海苔で巻いたりしてもおいしそう~。
冷蔵庫にチャンジャがあればすぐに1品が増えますね!
予約必須のビビンパセット!
さてさて、こちらは楽しみにしていたビビンパセット。
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豆もやし・大根・きゅうり・ほうれん草・ぜんまい・しいたけのナムル・ひき肉・手作りコチュジャンがセットになっています。
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さぁ、白飯に盛り付けよう
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カラフル~
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おまけの卵をのせて(あ、失敗した)
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ででーん、完成
ようし、もう1皿!
こっちの卵は成功だ。
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コチュジャンはどこにのせればいいのやらと思いつつ、ペショリとのせて
2皿作ったけど、ビビンパセットはまだもう1皿分は作れるくらい材料は残ってます。
少食さんなら3人前は余裕でありますね。
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完成~! ビビンパ美しいな
ビビンパを混ぜる前にひょいっとつまんでナムルをそれぞれ食べてみる…
え、もしかしてナムルの味って素材ごとに全部違います?
似ている味付けもあるけど確実に違う味付けのナムルがいるぞ。
豆もやしのナムルと、噛むと味が染み出るしいたけナムルの味が好きだなぁ。
そんでもって、ひと手間もふた手間もかかる料理だからビビンバは金曜限定なのか~、と納得です。
それぞれにしっかり味付けがされているナムル。
混ぜ混ぜして、コチュジャンをたっぷりつけていただきたい。
タイミングが良ければゲットできるチジミ
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味見したらおいしくて即買いしたチジミ
チジミうまうまっ!
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ニラなどの野菜と海鮮が入ったチジミ。
タレなしでも味がしっかりついているのでそのままパクパク食べられちゃいます。
もちろんキムチやコチュジャンと一緒に食べるのもおいしい!
あれも気になるこれも気になると選んだ結果、さながら韓国料理フェスになりました。
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チジミ入れ忘れた
オススメはチャンジャ・牡蠣キムチ・タコキムチ・チジミ・ビビンパセット!
もうすぐ終わりなので来シーズンになっちゃうかもしれないけど、牡蠣好きさんにはぜひ一度牡蠣キムチを食べてびっくりしてほしいです。
なかなか旅行に行けない今、本場韓国のお味が食べたいって方もぜひぜひ~。
いろんなキムチが楽しめますよ。
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식혜(シッケ) 韓国の甘酒らしい
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