釣り初心者OK! 手ぶらで行く浜名湖フィッシングリゾート
公開日:2021/10/29
釣りがしてみたい!
釣りの「つ」の字も知らないハマラボスタッフ、釣りデビューしてみました。
手ぶらで行ける! 浜名湖フィッシングリゾート
釣り超初心者のハマラボスタッフが向かったのは浜松市西区にある「浜名湖フィッシングリゾート」。
釣り道具を全て貸し出していただけるので手ぶらで行くことができる釣り堀です。
場所は浜名湖のほとり。
細江舞阪線沿いに案内看板があります。
看板と緑色のしゃぐじ橋が目印
大通りから入って一つ目の角を左に曲がると「浜名湖フィッシングリゾート入口」の案内
施設入口があるのはこの通りのもう一本奥の道。 ここから向こうに見えるホテル(THE HAMANAKO)に真っすぐ行ってつきあたりを右へ、そのまま道なりに進むと受付の建物と駐車場(50台分ほど)が見えてきます。
すぐそこが入口
中にはこんなに大きな池が点在しています。
元々は養鰻場だったところを改装して釣り堀にしたそうですよ。
こちらが受付
おじゃまします~
釣り竿がいっぱい
テーブルやベンチ、ソファーのお部屋など休憩スペースが充実。 食べ物の販売もしているので釣りの途中で小腹が空いても大丈夫ですね。
スーパー釣り初心者向け! イズミ鯛のエサ釣り
浜名湖フィッシングリゾートでは初心者から玄人向けの釣り堀まで揃っていますが、今回挑戦するのは小さなお子さんでもできるという初心者向け「イズミ鯛のエサ釣り」。
イズミ鯛は鯛と名前がついているけど、本名はティラピア。 海外からやってきた鯛似の養殖魚です。何でも味が鯛そっくりなのだそうですよ。
イズミ鯛の池にいるのは、イズミ鯛(写真上)とアカテラ(写真下)
玄人向けの魚の中には季節限定の種類もいますが初心者向けのイズミ鯛は1年中釣りが可能です。
- ・1時間 1,500円
- ・延長(1時間) 1,000円
- (レンタル釣り具セット)
イズミ鯛のエサ釣りでは、ビニールハウス内での室内釣りか屋外釣りのどちらかを選択します。(冬場は室内釣りのみ)
室内か屋外かで使用する釣り道具が異なる
室内では短い釣り竿(写真左)、屋外なら長い釣り竿(写真右)です。
時間内なら途中変更もOK。一度受付に戻って道具を変更してもらえば、室内と室外の両方の釣りに挑戦することもできます。
どっからどう見ても釣り初心者な私たちに丁寧に説明してくれるスタッフさん
イズミ鯛は「キャッチアンドリリース」or「お持ち帰り」
釣ったイズミ鯛は「キャッチアンドリリース」または「お持ち帰り(買い取り)」のお好きな方を選択。浜名湖フィッシングリゾートのイズミ鯛はお刺身で食べても大丈夫だそうですよ。
ただ、持ち帰ったお魚を捌くのは自力!
施設内では「シメと血抜きまで対応」してくださいます。
釣ったイズミ鯛を持ち帰るなら要注意!!!
イズミ鯛は水中のコケを食べるのが好きだから内臓がものすごいくっさいそうです。うっかり傷つけると身まで臭いがうつってしまうので捌く際には注意が必要です。
お持ち帰りするならスカリとやらが必要
内臓を傷つけないように魚を捌く技術を自信もないハマラボスタッフはもちろんキャッチアンドリリース!
いざ、イズミ鯛のエサ釣りに挑戦!(室内釣り)
選んだのは室内の釣り場。受付の建物から一番遠く、目の前にあるでっかい池の向こーうの方に見えるビニールハウスが室内釣り場です。(※ 魚グロ注意!)
イズミ鯛の釣り堀は受付から一番遠く
室内釣り場
看板には「爆釣?」の文字。
これはもしかしてたくさん釣れるのでは、と思わず期待です。
室内釣りは初心者や小さいお子さんでも扱いやすい短い釣り竿
まずは、スタッフさんに教えていただいたように準備をします。
安全のために輪ゴムひっかけてある釣り針を外したら
練りエサの出番
イズミ鯛に使うのは練りエサ。 浜名湖フィッシングリゾートの魚たちはみんな練りエサしか食べたことがないそうで、イズミ鯛以外の釣りの場合も練りエサかルアーを使用します。
「エサが虫だとちょっと(無理)……」と心配な人でも安心ですね!
こねこねしたら釣り針が隠れるようにつけます
準備OK!
さっそく釣り開始です。
ていやっ(無造作に放り込む初心者)
エサをつけた釣り針を放り込んだら、ウキが水面に浮くように釣り糸をたらします。
するとすぐにウキが沈んだり浮いたり
どうやらイズミ鯛がエサをパクついている様子。
スタッフさんによると、ウキ浮いたり沈んだりしている間はパクパクとつまんでいる状態。ウキが完全に沈んだらイズミ鯛が食いついた印なので釣り上げるタイミングなのだそうです。
そうこうしているうちにすぐ沈んだウキに、「よっしゃ、今や!」と竿を上げるも……
食い逃げや!
いやいや、まぁ初回なんでね。
これからですよ。
釣ったるわ
食い逃げや!
食い逃げや!
怒涛の食い逃げ。
毎度毎度、入れた瞬間に食われてます。
開始早々、爆釣の気配からは程遠い様子です。
エサ泥棒 VS 釣り初心者
ここで重大な問題に気がつきました。
イズミ鯛とアカテラ以外に鯉(敵)がおる
吸引力が半端ない鯉。ヒュッって吸っただけでエサを食い逃げしていきそうなやつらまで池の中に結構いるんですよ。鯉のいるところは避けた方がいいですね。
今度は鯉のいないとこを狙って
バチャバチャ
ようやくきたーーー!
すかさずタモで迎え入れる
こいつがイズミ鯛か
ディスっているわけはないけど、これといった特徴のない地味なお魚です。
痛そう
さて、ここがイズミ鯛との一番の接近戦。
食らいついた針を、釣り道具セットの中にあるペンチを使って外します。
ほい、とれた
ようやく釣れたけども陸に置いておけないので早々にリリース
1匹釣れると波が来たのか、すぐに次のイズミ鯛もヒット!
こっちもかかった
(なんか持ち上げ方おかしない?)
よーし
はい一丁上がり
さぁ、ここから爆釣りが!
という展開が来るかと期待したのですがその後も多発する食い逃げ。
ぐぬぬ、これは技術不足なのか?
アドバイスをもらって再挑戦!(屋外釣り場)
食い逃げの被害に遭い続けたのでスタッフさんに助けを求めました。
―――すぐにエサに食いつくんですけど逃げられちゃうんですよ!
スタッフさん「エサを掌でよく練って、針につけたあとにもギュッかためるようにするといいですよ。」
なるほどなるほど。
いただいたアドバイスを胸に、心機一転。
今度は屋外の釣り場で挑戦します!
釣り道具もチェンジ
釣り竿もタモも室内用と比べるとずいぶん長いです。
イズミ鯛の屋外釣り場は屋内釣り場のすぐ横
さっそくエサを練り練り錬成
エサはアドバイスに従って、団子を作るように掌でぐるんぐるんこねて、針につけたあとにさらにギュッと一握り。これで準備は万端なはず。
よし、いくぞ
(写真から溢れ出る素人感に自分でもびっくりしています。)
何回か食い逃げされるも、ようやくヒット
かかったけど釣り竿がしなる~!
イズミ鯛は全くもって重くないんですけど、長い釣り竿がしなりにしなって魚がなかなか水面から上に出てきません。
竿をめっちゃ持ち上げてようやく出てきたイズミ鯛
「よし、タモでとるぞ」と手を伸ばすも魚までが遠いのなんの。
え、届かぬのだが
長い釣り竿を持ったままタモですくうにはどうすればいいんだ!? 正解が分かりません。
自力ではしんどいのでヘルプを要請
手を限界まで伸ばしてなんとか池に届いたタモ。
屋外釣り場は、釣ったあとのイズミ鯛の確保が難しいかもしれません。(もしくは私たちが下手なだけ)
とったどー
でも、屋外だと断然「釣った感」がありますね!
~本日の釣果~
<゜)))彡
爆釣りとはならずとも1時間の釣りを楽しんだ私たちの本日の釣果は「 4匹 」と「 5匹 」。
多いの?少ないの?って感じですよね(笑)
スタッフさんによると、だいたい1時間で5~10匹は釣れるそうなのでちょっぴり少ないほう。でもこんな初心者にも釣れたので、1匹も釣れないなんてことはなさそうです。
私たちが釣りあげたのは小ぶりのイズミ鯛
ちなみにイズミ鯛をお持ち帰りしたい方にとっては、小さなサイズだと食べられる部分がちょっとしかないのでいまいちなのだそうです。
このくらいのサイズだったらお持ち帰りがオススメですよとスタッフさんが言ったのは「2キロくらいあるイズミ鯛」。なんと池の中には2キロクラスの大きなイズミ鯛も潜んでいるんですって。池の主レベルともなると警戒心も強いので簡単にエサには引っかからないそうですが、たまに釣り上げる方も出るのだとか。 大物を釣るにはコツがあるそうで、コソッと教えていただいたので次は食い逃げのリベンジで大物狙ってみますね(笑)
【12月下旬開始】 ニジマス釣りならその場で塩焼きが味わえる
施設内の池にいるのはそれぞれ違う魚たち
この日はちょうどいけすの入れ替えの時期だったようで、釣り堀のひとつはメンテナンス作業をしていました。へどろを取り除いて天日干しをしてから次の魚と入れ替えるそうです。
何やら改装中の池
次にこの池に入る魚は「ニジマス」。
12月下旬からニジマス釣りがはじまります!
しかも塩焼きしてその場で食べられるそうですよ。
どうやら捌くのは自分でするようですが、お店の方もいるので安心ですね。12月下旬からGW頃まで楽しめますよ。
釣り道具がなくても手ぶらで行けるので初めての釣りにはもってこいでした。でも、釣り堀だから簡単に釣れるぜ!と甘くみていると腹ペコなイズミ鯛に食い逃げばかりされて呆然とするかもしれません(笑) ちょっと悔しいくらい食い逃げに遭いましたもの。私も2キロクラス釣りあげてみたい~。
浜松には海も川も湖もあって釣り場がいっぱいあるので、レベルアップしたら野生の魚を釣れるかな。
食い逃げされてもすく次に使えるようにと量産したエサ
途中からエサを掌でよくこねこねするようにはしたんですが、作り置きしたエサが明らかにだんだん乾いてきてたんですよね。
適度な水分がいるのかも。せっかくアドバイスいただいたのにすみません(>_<)
あと気合入れてこねまくってたら……
手がものすごい臭いっ!!!
何度洗ってもなかなかエサの臭いがとれないんですよ。
心してこねてください(笑)
この記事を書いた人
- 文鳥を飼っています。
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