【アプリ編】個人でできる新型コロナウイルス感染症対策 in浜松
公開日:2020/07/29
今年の7月に浜松でも新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生しました。
自分や身近な人が罹患するリスクを身に迫った問題として感じた方も多いと思います。
今記事では、スマートフォンのアプリを使用した新たな感染症対策についてお伝えしていこうと思います。
新型コロナウイルス感染症対策サイト
「新型コロナウイルス感染症対策サイト( https://stopcovid19.code4hamamatsu.org/ )」は、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) に関する最新情報を提供するため、浜松市が開設した特設サイト。
新型コロナウイルス感染症が心配なときにどうすべきかの相談手順や、今まで陽性反応がでた患者さんの人数や状況を教えてくれています。
また、相談件数や検査実施人数の日別・累計がわかりやすくグラフで表示されます。
とても役立つサイトなのですが、市の公式サイトからのリンクが分かりにくく、サイト名も長くて検索に手間がかかる!
そんなお悩みをお持ちの方は「ホーム画面にアプリを追加」で楽々アクセス!
新型コロナウイルス感染症対策サイト
メニューを開いて
ホーム画面に追加をタップ
確認画面が表示されるので「追加」をタップ
アプリ一覧画面に追加された
これで、ワンタッチで該当のサイトに飛ぶことができますよ。
手間を減らしたい人にはオススメ。
当サイト、ハマラボもこの「ホーム画面にアプリを追加」でアプリ化できますので、是非ついでにアプリ追加をお願いします!
厚生労働省が開発 COCOA
厚生労働省が開発した新型コロナウイルス感染症の拡大防止のためのアプリ「COCOA※」(※ COVID-19 Contact Confirming Application)。
アプリのインストール開始時に話題となりましたね。
浜松市の「新型コロナウイルス感染症対策サイト( https://stopcovid19.code4hamamatsu.org/ )」からも「COCOA」のインストール画面に飛ぶことができます。
新型コロナウイルス感染症対策サイト
グローバルメニューを開いて
一番下のメニューにあった!
インストール画面に飛んだ
インストールしてみた
「COCOA」はアプリをインストールした人同士の接触を記録するアプリ。
接触を記録?プライバシーは守ってくれるのかなと不安になりますが、氏名・電話番号などの個人情報やGPSなどの位置情報は使用しない、記録もしないとのこと。
接触の記録は暗号化されて、自分のスマートフォンの中にのみ記録されて、14日後に自動的に削除されます。
そして、接触の記録はいつでも止めることができ、その設定もアプリの設定を無効にするか、アンインストールでできるそうです。
接触の記録を悪いように使用されることはなさそうですね。安心しました。
Bluetooth通信を有効にしておく必要がある
1メートル以内、15分以上で接触と記録
気になるのは、個人情報やGPSの機能を使わないのなら、アプリは陽性患者の情報をどうやってとるの?というところですが、「COCOA」は自己申告制。
検査で陽性が確認されたアプリ使用者は、保健所等の公的機関から発行されたアプリ登録用の「処理番号」をアプリに登録する必要があります。(登録は任意で強制はされません。)
アプリ使用者が自らアプリに登録をする
「COCOA」のいいところは、全国区での取り組みの為、日本のいかなる場所に行った場合でも感染の可能性を知ることができるということ。
ネックになるのは、アプリの登録者が多ければ多いほど機能が有効に活用される反面、アプリの登録者が少なかったり、陽性の申告をする人が少ないとあまり機能しないというところでしょうか。
はままつLINEコロナ身守りシステム
「はままつLINEコロナ身守りシステム」は浜松市独自の取り組み。
LINEというアプリ(有名アプリですね)を使った仕組みで、QRコードを使用してアプリ使用者が立ち寄ったスポットを記録していくというもの。氏名・電話番号などの個人情報やGPSなどの位置情報は使用しません。
LINEのインストールをしていない人はインストールする必要があります。
市の該当ページ( https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/kanko/corona/line.html )から詳細を知ることができますよ。
まずは、浜松市LINE公式アカウント「しゃんべぇ情報局」を友だち追加します。
アカウント名は、「浜松市(@hamamatsu)」。
お友達になった
トーク画面に早速メッセージが
浜松市LINE公式アカウント「しゃんべぇ情報局」を友だち追加すると、浜松市の厳選した耳より情報や、災害情報を配信してくれるので、別のシーンでも役立ちます。
浜松市LINE公式アカウントを友だち追加したら、これで下準備は完了。
使ってみた
「はままつLINEコロナ身守りシステム」は、店舗・施設やイベント会場などに掲示されたQRコードを利用者が読み取ることで、位置情報と時間を記録します。
後日、施設の利用者等が新型コロナウイルスに感染した場合に、感染者と同一時間帯に同じ施設を利用した人に浜松市LINE公式アカウントからその旨のお知らせが届くようなシステムになっています。
「COCOA」が接触情報でアラートを出してくれるのに対し、「はままつLINEコロナ身守りシステム」は場所と時間でアラートを出してくれるんですね。
駅前のソラモにQRコードがあるらしい
QRコードあった!
ホーム画面のメニューの友達追加から「QRコード」を選択。
これ、ソラモと友達になるってこと?
お、画面出てきた
浜松市LINE公式アカウントからメッセージきた
友達追加のQRコード読み取り機能を使用するので、「え?QRコードを読み取ったらその場所と友達になるってこと?あっという間に擬似友達だらけになっちゃうよね…」と不安になっていたのですが、QRコードを読み取っても友達追加はされませんでした。よかった〜
ちなみに、感染者と同一時間帯に利用した人に届くお知らせですが、対象のお店の名前などは記載されていません。 また、その場所を訪れる度にQRコードを読み込む必要があります。
「はままつLINEコロナ身守りシステム」のいいところは、新しくアプリのインストールをしなくてもいいところと、地元の市がやっている取り組みというので親しみや安心感があるところですかね。
ネックになるのは、QRコードを探してこまめに読み取っていく必要があるので根気がいるところと、QRコード導入している店舗数が少ないと意味がないってところかなと。
事業者の方はこちらのページ( https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/kanko/corona/line_jigyosha.html )に詳細が記載されていたので導入検討をお願いしますね!
インストール自体はとても簡単で分かりやすく、スマートフォンユーザーならばすぐに導入できると思います。
当然ですが、それぞれの仕組みに長所と短所があり、どれを導入すべきか迷いますが、すぐ始められてすぐやめれるのはアプリならではの気軽さ。違うなと思ったら自分で停止できるのはフットワークが軽くていいですね。
この記事を見て、気になった方は導入を検討してみてくださいね。
この記事を書いた人
- 浜松を愛し、浜松に愛されることを目指して日々研究に没頭中
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