おうちカフェdeラテアート
公開日:2020/05/01
#STAY AT HOME
新型コロナウイルス感染症による外出自粛要請で、自宅で過ごす時間が増えてきている今日この頃。 ハマラボでも、外出自粛中の自宅での過ごし方を模索してみたいと思います。
おうちカフェがしたい
外出自粛で出掛けられないし、カフェにも行けないから、おうちでオシャレなコーヒー作ったろ!ということでラテアートに取り組んでみることにしました。
自分で作ったラテアートでおうちカフェしたら、ちょっとした特別感が味わえますよね。もしかしたら、お店に行くより楽しめるかもしれません?
ラテアートとは
ラテアートとは、抽出したエスプレッソに泡立てた牛乳を注いで模様や絵を描くことを指します。
お店では数十万~百万円!?もする業務用のマシンを使用して作っていますが、昨今は百均グッズを使っておうちで手軽に作ることができるそうです。
見切り発車で作ってみた(失敗)
ラテアートのふわふわの泡が百均の電動クリーマーで簡単に作れる!ということで、さっそく購入してきました。
セリアの電動ミニクリーマー
電池は別売り単三電池×2
単三電池が二つ必要です。
ブィンブィーン
電源を入れるとリング部分が勢いよく回転します。
とにかく電動クリーマーを使いたくてしょうがなくなってきた私は、これでラテアートができる!と勢いだけで突っ走り始めました。完全に新しいおもちゃをゲットした子どもです。
そして、大変阿呆なことに手近にあったという理由だけで小さなコップを手に取りました。
どう見ても小さいコップ
こんな小さなコップの半分近くまで牛乳を入れて温め、そのまま泡立ててしまい…
牛乳をすべてぶちまけました!
電動クリーマーの電源を入れた途端、ものすごい勢いで牛乳がかき混ぜられる上に、勢いよく泡状になって増量していきます。
どんどん増量、どんどんぶちまけ状態です。
こんな小さなコップでは無理にも程がありました。
流しで作業していたので事なきを得ましたが、牛乳をこぼすと後始末が大変なので要注意です。
さて、慌てふためいていたため牛乳をぶちまけた写真はないのですが、大きなコップで泡立て直し、とにかく作ってみた試作品がこちら
どんぐりの帽子?
コレジャナイ感が半端ない
私の知っているラテアートとは全然違うものになりました。
さすがにこのままだと頓挫しそうな予感。
とり |
あかん これ適当すぎるとあかんやつだ |
ということで、YouTube動画でお勉強の上、数日練習して参りました!
いざ、実践
気を取り直して、今度はちゃんと準備してからはじめます。 実際に、以下3種類のラテを作ってみます。
・王道ラテアート
・お絵描きラテアート
・3Dラテアート
必要なもの
- 牛乳(乳脂肪分3.5%以上推奨)
- インスタントコーヒー
- 砂糖
- コーヒーカップ
- 計量カップ
- 540m 紙コップ(牛乳を泡立てる用)
- 電動クリーマー
お絵描きラテアートには、こちらのアイテムを使用します。
お絵描き用アイテム
・チョコソース
・爪楊枝
・コーヒーマドラー(コンビニでもらったもの)
3Dラテアートには、お絵描き用アイテムに加えてスプーンを使用します。
スプーン大小 各1本
使用する牛乳について
今回は地元産「浜松牛乳」を使用。
村井さんちでしぼった浜松牛乳
浜松牛乳は遠鉄ストア各店で販売しています。
乳脂肪分3.5%以上
浜松牛乳の乳脂肪分は3.5%以上。
ラテアートに使用する牛乳は、乳脂肪分3.5%以上が適しているそうなのでバッチリですね。(乳脂肪分が高い方が泡立ちやすいとのこと)
もうひとつ地元産の牛乳といえば 緑色のパッケージでお馴染みの「いなさ牛乳」があるのですが
みんな大好きいなさ牛乳
乳脂肪分3.3%以上
いなさ牛乳の乳脂肪分は3.3%以上でした。
よって、今回はより適している浜松牛乳にお世話になることにしました。
コーヒーカップについて
底が丸いカップ
牛乳を注いだ時に底が丸いほうがコーヒーとよく混ざるそうです。
また、カップの口径は大きい方がダイナミックにお絵描きができます。
ちなみに、カップは百均で購入したものにハマラボのロゴを入れたオリジナル食器です。
おうちカフェの特別感がアップ!
540ml紙コップ(牛乳を泡立てる用)
ミルクピッチャーという専用の道具があるのですが、紙コップ(540ml)で代用します。
紙コップ(540ml)の片方に注ぎ口を作ります。
紙コップのミルクピッチャー作りを紹介している方(勝手に師匠と呼ぶ)がいたので、取り入れてみました。
師匠は二つ重ねての使用を案内してました。強度アップ
※ 大きめのコップでも泡立てることはできますが、陶器の側面に電動クリーマーがぶつかると黒い傷ができるので大事なコップの使用はお避けください。
王道ラテアートに挑戦 【所要時間】2~3分
※ここでは、王道ラテアート=泡立てた牛乳を注ぐだけで表面に模様を描くことを指しています。
- ①牛乳を電子レンジで温める
- ②その間にコーヒーを用意する
- ③温めた牛乳を紙コップに移す
- ④牛乳を電動クリーマーで泡立てる(30秒~1分)
- ⑤泡立てた牛乳をコーヒーに注ぎ模様を描く
では、作っていきます。
まずは、牛乳150mlを耐熱カップに入れて電子レンジで温めます。
牛乳の温度が60度前後になるように、牛乳温めボタンを押す、または700Wで1分くらい温めます。
牛乳150mlくらい
牛乳は150 mlくらいにしましたが、コーヒーカップの大きさや各自の好みによって違うと思います。(ちなみに私はブラックコーヒーが苦手なので牛乳の割合が多めです。)
牛乳を温めている間にコーヒーを用意します。
インスタントコーヒーはやや多め
砂糖はお好みで
コーヒーにお湯を注ぎます。
お湯の量はこのくらい(適当)
次は、温めた牛乳を紙コップに移し、電動クリーマーで泡立てます。
牛乳に沈めてから電源オン
電動クリーマーは牛乳の中に沈めてから電源を入れます。(電源を入れてから牛乳に沈めようとすると飛び散りますのでご注意を)
最初の2~3秒は空気を多く含ませるために、電動クリーマーを底近くまで垂直に突っ込み空気入れをします。
後半は電動クリーマーを傾けて、空気が入らないよう混ぜます。大きな泡が消えるまで電動クリーマーの角度を変えたり、動かして混ぜます。
斜めにして混ぜます
空気を入れすぎるとおそらく冒頭の試作品みたいに残念なことになります。
30秒~1分くらい泡立てしたら、
紙コップを机でトントン、くるくる
紙コップの底を机でトントン(大きな泡をつぶすらしい)
紙コップをくるくる回す(泡と液体を分離させないようにするらしい)
これを素早くやりつつ、すぐさまコーヒーに合流します。(師匠曰く、業務用と違い百均グッズで作った泡はすぐ変化するので泡立てたら急いで注ぐべし。)
うーん、本当はもっと上から注ぐべき
泡立てた牛乳を注いでいきます。
本当はもっと上から(20cmくらい上から)注ぐとコーヒーとよく混ざるのですが、写真を見ると全然できてないですね。
ぐるっと回し入れてます
全体的に混ざるように回し入れたら、グッと液面に近づいて模様を描いていきます。
表面の色にムラがあるのは下手くそらしい
だばーっと(こぼれた)
ハート柄を目指して!
残念ながらただの丸に
ハート柄を目指していましたが、変な形になりそうだったので丸に落とし込みました。
うーん、王道ラテアート難しい。
モッサリとした泡を作るのは簡単ですが、サラサラの泡を作らないと王道ラテアートは厳しいそうです。
お絵描きラテアートに挑戦 【所要時間】3分~
※ここでは、お絵描きラテアート=爪楊枝などの道具を使用してラテの表面に絵柄を描くことを指しています。
- ①牛乳を電子レンジで温める
- ②その間にコーヒーを用意する
- ③温めた牛乳を紙コップに移す
- ④牛乳を電動クリーマーで泡立てる(30秒~1分)
- ⑤泡立てた牛乳をコーヒーに注ぐ
- ⑥表面に爪楊枝とチョコソースで絵を描く
手順は王道ラテアートと同じですね。
牛乳を温めている間にコーヒーを用意し、
温めた牛乳を電動クリーマーで泡立ててコーヒーに注ぎます。
そのあとにお絵描きをしていくのですが…
実はですね、王道ラテアートに失敗した場合にそのままお絵描きラテアートに移行できちゃいます。
(以下、王道ラテアートに失敗する予感しかないラテでお送りします。)
すでに表面の様子がいまいち
だばっ(またこぼした)
だばだばだばだばー
どう見ても失敗したラテ
この見るからに失敗したラテでお絵描きしていきます。
残った泡でなんとか丸っぽく
残った泡を上から盛って、表面の模様をなんとか丸っぽく修正します。
それでは、描いていきます!
このへんが輪郭の予定
模様が曖昧だったので、このへんが輪郭の予定ですよ!としてから、チョコソースでお絵描きしていきます。
つまようじにチョコソースをつけて
描き描き~
このへんでもう何かおわかりでしょう
ちょうど浜松牛乳のパックに家康くん(見本)がいるんですよね
ヒゲも描き描き
ほっぺは淡い色なので、縁の泡からとってポン
そして出来上がった家康くんがこちら!
家康くん
これは家康くんに見えるはず!
そんでもって制作過程は端折りますが…
こちらは、しっぺい!
強そうなしっぺい
完全に向きを間違えました
よっ(肉球アピール)
「文字」ラテアート
お絵描きが苦手な方は「文字」はいかがでしょうか?
文字だけならさらにお手軽にできます。
HAPPY BIRTHDAYラテ
誕生日でも何でもない人に飲ませました。
おつかれさまラテ
リモートワーク中の家族に、おつかれさまラテを差し出してみたり?
ちなみに、おつかれさまラテも王道ラテアート失敗作です。
失敗作なんて存在しなくなるのさ
お絵描きラテアートはなんでもござれですね!
絵や文字によって全然違うものになるのでとっても楽しいです。
3Dラテアートに挑戦 【所要時間】8分~
※ 3Dラテアートとは、牛乳を泡立ててふわふわの泡を作り、それを盛り付けることで立体的にしたものです。
- ①牛乳を電子レンジで温める
- ②温めた牛乳を紙コップに移す
- ③牛乳を電動クリーマーで泡立て(1分~1分半)
- ④泡立てた牛乳の泡から水分が沈むのを待つ(1~2分)
- ⑤コーヒーを用意する
- ⑥泡立てた牛乳をコーヒーに注ぐ(土台を作る)
- ⑦水分が沈んだ泡をスプーンで盛る
- ⑧表面に爪楊枝とチョコソースで絵を描く
では、作っていきます。
まずは牛乳を電子レンジで温めて、泡立てます。
泡が大量に必要なので、王道ラテアートより長めに泡立てします。
電動クリーマーを上下に動かして空気を多く含ませたり、長く泡立てることで泡がたくさんできます。
泡が多めなのがご覧いただけるでしょうか?
大量の泡を作ったら、上の泡部分をスプーンで別の容器に移します。(容器を移すと水分が沈むのが早いらしい)
個人的には、泡が多い方が助かるので紙コップの残りの牛乳を再度泡立てます。
上の泡部分だけ別の容器に移して、残りはまた泡立て
泡の水分が沈むのを1~2分程待ちます。
水分が沈んだらコーヒーを用意します。
ここいらでコーヒーを
コーヒーを早くに用意すると出来上がったドリンクがものすごーくぬるいので、ギリギリに入れた方が良いですね。(実際にぬるいという苦情を飲み手からいただきまして)
土台作り
コーヒーに紙コップの中身を注ぎ、3Dラテアート用の土台を作ります。
わりと適当に注いでいます。
土台
土台ができたら、大小2本のスプーンを使って泡を盛っていきます。
スプーンで盛り盛り
とにかく盛り盛り
盛り盛り
細かい部分は細いマドラーで調整
このへんでそれっぽくなってたんですが
もっと盛りたくなっちゃって(さっきやめとくべきだった)
うわーん、しっぺいから遠ざかった
巨神兵?
麻呂眉は薄い茶色の泡で
肉球
紅白の綱部分を描き描き(もう顔がにじんでいる)
しっぺい?
しっぺ…
ぶるどっぐ?
よーし、もっと簡単な造形のものでやるべきだ!
ということで
我らが富士山!
富士山
盛りに盛った富士山、なかなかいい感じですね!
静岡県民として、ちゃんと宝永山も忘れていませんよ。
忘れちゃいけない宝永山
しかし、形はよくできたんですけど真っ白です。
「うっすら雪化粧した富士山にしたい!」ということで
仕上がったのがこちら
どうしてこうなった
美しい富士山にしたかったはずが…
すわ、噴火か!?という仕上がりになってしまいました。
ココアパウダーをふるうべきだったか(反省)
3Dラテアートはセンスの壁にぶつかりました。
そして、泡が沈んでくる上に、どんどん穴が空くので時間との勝負です。
固さがいまいちな泡だとカップに盛ってから広がるので、カップの口径は小さい方がやりやすそうですね。
お絵描きラテアートはとても簡単に楽しくできるのでオススメですね!
3Dラテアートは単純な造形なら大丈夫そうです。(センスは問われますが)でも、時間がかかる割に泡部分は味がしないので正直そんなに美味しくない(笑)です。そして王道ラテアートの難しさを実感しました。やはりプロは違いますね。
もちろんプロみたいにはできないけど、自分で作ったラテアートはきっと格別なので、おうちカフェdeラテアートを楽しんでみてはいかがでしょうか?
練習の様子をお送りします。(スマホ撮影)
1日目
(王道ラテアートは失敗してそのままお絵描きしたので写真なし)
頭の中にあった家康くん(見本を用意してなかった)
飲んでもずっといる
家康くん2回目、見本を用意したがなぜか先ほどと変わらない
3D、もこもこなだけの何か
【教訓】粉のココアでお絵描きは無理!
2日目
お絵描きは溶かしたココアですることに
王道ラテアート難しい
家康くんに寄っては来ている
しっぺい風の犬になった
3D、犬っぽい何か
2日目のなんだか突然レベルアップした感は自分でもよくわかりません。
3日目
王道ラテアートの残念感
だいたい家康くん
しっぺい、りりしいな
3D、つぶれた犬
こんな感じの練習の日々でした。
この記事に取り組んだことでラテアートにはまりつつあるのですが、家族にはラテを飲ませすぎて「お茶がいい」と拒否されるようになりました。
楽しいけど作り過ぎには注意ですね。
この記事を書いた人
- 文鳥を飼っています。
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