浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!

浜松市中区

いつも夜になると天空に見える星。
毎日、頭上に星は瞬くけれど、星をじっくり眺める機会を持つ人は少ない。
星と私たちを結ぶ距離もさることながら、街灯が灯る世界で生活する忙しい現代人には「星」は近いようで遠い存在。

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浜松科学館 みらい〜ら

そんな私たちと星をつなげてくれるのが、プラネタリウム。
今回は、遠州地区唯一のプラネタリウムを運営する、浜松科学館 みらい〜らにお邪魔してきました。

県内でも最大の規模 浜松科学館 プラネタリウム

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シートを包み込むように広がったドーム上のスクリーン、LEDランプを使用した光学式投映機、4K投映可能なプロジェクターと充実した設備が整う浜松科学館のプラネタリウム。
県内のプラネタリウムは6ヵ所ありますが、その中では最大規模の施設なんですよ。

多彩なプログラムも魅力の一つ。

  • ・生解説プラネタリウム
  • ・大型映像
  • ・キッズプラネタリウム
  • ・高校生以上限定の特別プラネタリウム(毎月第三金曜日の夜に2回投映)

ターゲットや嗜好に合わせたプログラムがいくつか用意されています。

最近、大人に大人気なのが高校生以上限定の特別プラネタリウム「STAR FLIGHT」。
「みらいーら 夜の科学館 〜オトナが楽しむサイエンスな夜〜」という毎月第3金曜日17時半から19時半までの大人限定イベントの中で投映される特別プログラムです。イベント開始前には科学館の前に列をつくるほど人気なんですよ。

定番プログラムでイチオシなのが「生解説プラネタリウム」。
その日、見ることのできる浜松の夜空の解説を聞くことができますよ。
その解説とプラスしておよそ3ヶ月ごとにテーマ番組を投映。
テーマ番組は、宇宙の旬の話題などにフォーカスして、その内容を私たちにもわかりやすいように解説してくれます。このテーマ番組は、浜松科学館のスタッフさん自ら制作しているんですよ。

そして、今投映中のテーマ番組「天竜浜名湖鉄道 星空紀行」!。
星空の生解説と二部構成で11/20まで投映している、浜松科学館オリジナルプログラムです。

このプログラムを制作した事業企画グループの天文チーム 伊藤さん。そして、浜松科学館の広報を担当している事業企画グループのPRチームの加藤さんにお話を伺いました。

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左から加藤さん、伊藤さん

現役スタッフさんに聞く、プラネタリウムのあれこれ

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早速、プラネタリウムの施設をご案内いただきました。

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浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん 投映機のご紹介を簡単にしますと、こちらのプラネタリウムにあるのは一球式投映機といいます。あの丸いものは星を投映します。北半球と南半球に分けて星を投映することができるんですよ。そして、その下の投映機は「水金火木土」の惑星と月と太陽を投映します。
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星を投映

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太陽、月、惑星を投映

─── 星と惑星で投映機が分かれているんだ!

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん 惑星や月は動き方がバラバラなので、一個一個分けて投映するんです。一番最初に作られたプラネタリウムは、観賞用ではなくて、惑星の動きのシュミレーターだったんですよ。
それと、映像を映し出すのはプロジェクターです。このドームを囲うように6台設置されています。
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浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん 一枚の画像や映像をそれぞれ6個に分割した上で、それぞれのコンピュータに振り分けています。
この6個に分割する作業を「スライス」と言って、1分の映像で1時間ほどかかります。

─── え!そんなに時間かかるんですか!ちなみに、編集込みだとどのくらい掛かるんですか?

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん 編集も入れると1分の映像で3時間くらいかかりますね。
コンピューターで処理するのですが、「スライス」が完成するのを待っていないといけないんです。実は、素材を撮影するよりも映像編集に一番時間が掛かっているんですよ。
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言われるまでプロジェクターの存在に気がつかなかった取材陣

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん 6つにスライスした画像ですが、ぴったりに切り取るとつぎ目が目立ってしまいますよね。ですので、少し大きめにスライスします。コンピューターが重なった部分を自動でなめらかに補正してくれるんですよ。

─── 操縦席といいますか、プログラムを操作するところも見せていただけるとのことで…。

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん はい。こちらへどうぞ。
プラネタリウムの操縦席はコンソールといいます
コンソールは一番上の座席の後にありますよ。
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コンソール

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浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん ここでは、プログラムの再生、BGMの再生、マイクの音量調整などの操作を行っています。
動画、BGMの再生停止はプログラミングで行う箇所もあれば、手作業で行う箇所もあります。

─── プログラミングで投映の制御を行っているんですね。

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん プラネタリウム用の言語があるんですよ。何秒後に読み込んで何秒後に映像を写すなどの投映のタイミングを合わせることが難しいですね。
プログラムの再生の仕方は解説員によって人それぞれなんですよ。
僕は、デスクトップ画面上に再生のためのボタンを作ってそれをクリックすることで動画を再生します。コンソールのボタンで操作する人もいますよ。

─── へ〜!スタッフさんによって動かし方が違うんだ!浜松科学館では毎月3ヶ月ごとにテーマ番組を作成されているそうですが、何人で作っているんですか。

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん 浜松科学館では、番組作成や生解説を行っているスタッフは4人います。テーマ番組は、持ち回り制で1人のスタッフが1つの番組制作を受け持っています。

─── 「番組作成や生解説を」とおっしゃいましたが、4人のスタッフさん全員がプログラム作成と解説ができるんですか?

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん はい。実は投映方法の他に、生解説もそれぞれのスタッフで言い回しや演出が少しずつ変わりますよ。

─── 同じ番組でもスタッフさんごとに変わるんですか?!

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 加藤さん 各解説員によって解説が変わるライブ感は、生解説で売ってるポイントのひとつなんです。
毎回見に来てくださるファンの方もいらしゃるのですが、そういった方に「今日の解説は誰?」とお問い合わせいただくこともあります。いらっしゃったお客様の客層を見て「今日はお子さんが多いから少し優しめな解説を」とかその状況に合わせて解説できるのが解説員の凄いところです。

─── まさに“生”解説というわけですね! そもそもなんですが、プラネタリウムの番組ってどうやって作られているんですか。

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん まずは、主体となるスタッフが番組内で扱うテーマを考えます。その後、4人のスタッフ全員で最終的にすり合わせてテーマを決めます。テーマが決定したら、今度はシナリオを書いていきます。
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実際の絵コンテと編集中の映像

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん プログラムづくりでは、写真や映像の素材の有無も大切な要素です。
素材によってはかなり使用料のかかるものもあるので、決められた予算の中でいかに作るかも重要です。
シナリオに最適な写真や動画を揃えたらそれを編集し、プラネタリウムに投映するためにプログラミングをします。映像が出来上がったら、スタッフ4人それぞれで映像に合わせて解説できるように練習を重ね、本番を迎えます。

オリジナルプログラム 「天竜浜名湖鉄道 星空紀行」

1940年(昭和15年)の6月1日に、掛川~新所原間の全線開通となった国鉄二俣線。
その49年後の1989年(昭和62年)3月14日に天竜浜名湖鉄道としてリニューアルしました。

今年は、国鉄二俣線全線開通80周年記念の年として天竜浜名湖鉄道と浜松科学館のコラボが実現。

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大迫力。コンソールは知られざる特等席だ

─── 「天竜浜名湖鉄道 星空紀行」は伊藤さんがメインで制作されたということで、制作にあたってきっかけなどあったら教えてください。

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん 実は天浜線に最初から着目してたわけではなく、最初設定したテーマは「星を本当の空で見たことありますか」と言う問いかけからスタートしました。
星を見るならどういう場所がいいのか、星って場所によって見え方が変わるんだよ、と言うことをお伝えしようと。
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光害(ひかりがい)マップ

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん このマップは光害マップと言って、人工衛星からの画像を元に作成された夜の地球の明るさを表す地図です。このデスクトップのマップは、実際の光害マップをわかりやすく簡略化したもので、実際の地図はもう少し詳細なものになります。

─── こんなマップがあるんですね。

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん 星空観察をするときには、このマップを参照したりするんですよ。このマップのいちばん白いところが浜松のまちなかで、浜松市でいちばん明るいところです。
この光害の程度によって夜空の見え方が違うんですよ。やはり、光害の少ないところの方が光の弱い星も見ることができる。光害の強いところが悪いとかそういったことではなく、環境による星の見え方を体感してもらいたいと思ったんです。
浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん それで、中心地から山間部までを比較するものとして、町と町を繋ぐ公共交通機関を絡めてご紹介できたら、スムーズに理解してもらえるのではと考えました。鉄道は皆さんの生活に身近なものですし、親しみも持ってもらえるのかなと。

─── そこから天竜浜名湖鉄道とのコラボに繋がっていったんですね。「天竜浜名湖鉄道 星空紀行」では伊藤さん自らプログラム内で使用する素材の撮影を行ったそうですね。

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん

・列車の正面の車窓に360度カメラを設置し動画を撮影
・天浜線の駅舎や景色、星空の写真を撮影

以上の撮影を天竜浜名湖鉄道さんのご協力を得て行いました。

─── 撮影で苦労されたことなどありましたか。

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん 天浜線車両に乗っての動画撮影の際に、車両の窓に吸盤でカメラをつけて撮影を行いました。
真夏の撮影でしたので、直射日光が当たる窓はカメラ本体が熱くなり撮影が止まってしまったり、列車の揺れが激しいエリアでは吸盤が外れてしまい自分の手で押さえながら撮影しなくてはいけないポイントもありましたね。
あとは、天候ですね。雨の日や曇りの日に撮影はできませんから、予定通りに進まないこともありました。

─── プログラムの制作にあたり、こだわったことは何ですか。

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん

プラネタリウムをみているお客様が列車に乗っているような感覚になるような映像作りにこだわりました。
最初の撮影は、フロント面の窓に吸盤をくっつけて撮影したのですが、列車に乗っている感がなくなってしまったんです。確かに景色はよく映っていたのですが、車にカメラをつけても同じような映像が撮れるだろうなと。

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最初は窓に貼り付けて撮影していたが…

─── 列車に乗っている感覚を映像で表現することにこだわったんですね。

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん 結局、カメラは窓に直接貼り付けるのではなくて、窓から少し離れた場所に取り付けることにしました。車窓の窓枠や車内の壁も映り込むことで列車の中でしか撮れない、列車の中で見る景色を再現しました。
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窓枠が映り込むことが臨場感の演出には大事だった

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん フロントの車窓映像のみを15分間投映するだけだと皆さん飽きちゃうのではないかなと思い、列車の側面の車窓からみた景色や列車内の映像なども取り入れることにしました。
ずっと車内のフロントガラスを真正面に立っている人って現実世界にもいませんもんね(笑)

─── 確かに(笑)

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん いろんなアングルを取り入れることによって、列車の中と外を同時に楽しめる映像になったんじゃないかなと思います。
また、360度カメラでの撮影を活かした画角の広さを利用した動きのある映像も撮影しました。

───動きのある映像!面白そうですね!

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん 車内からぐるっと車窓側に視点が映っていくような映像なのですが、その場面はお客さんに映像をスワイプするようなアクションをしてもらうことで映像が回転する体験型の演出も行っています。
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手の動きで画面転換

───天浜線の撮影時には加藤さんもいらっしゃったと聞いておりますが、加藤さんからみた撮影時の伊藤さんはどうでしたか。

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 加藤さん 本人も申しておりましたが、カメラの角度とか撮影方法にはかなりこだわりがあるなと。
あとは、見え方ですね。お客さんに臨場感を感じてもらう演出の仕方をすごく考えて撮影に挑んでいたのが印象的です。

───加藤さんは広報として、プラネタリウムのプログラムのチラシ等をデザインされていると聞きました。今までのプログラムと比較して、今回の「天竜浜名湖鉄道 星空紀行」はどういったイメージをお持ちですか。

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 加藤さん 皆さんの抱いているプラネタリウムのイメージって、星空が投映されて、それが紹介されて…というイメージだと思うのですが、今回の「天竜浜名湖鉄道 星空紀行」はそういった定番のプログラムをイメージされる方にとっては異色なのではないかなと。
浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 加藤さん 星空と列車を掛け合わせてみようというのが当館にとっても新しい挑戦ですので、プラネタリウムの意外性を感じてもらえたらと思っています。
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鉄橋を渡る列車が印象的な当プログラムのポスター。

「実はこれは夕方と夜の写真を合成して作っています」とのこと。

このイメージの元となった写真はお二人が撮影したのもの。撮影地点は、フルーツパーク駅すぐそばの「都田川橋梁」で、写真を撮るため何度か現地を訪れたということで、ポスター制作にも撮影の苦労と情熱を感じました。

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「世界の車窓から」のテーマ曲でプログラムは幕を開ける

───タイトルの「星空紀行」という言葉、すごく素敵だなと。「紀行」という言葉には「旅行での出来事や見聞きしたこと」などの意味もありますね。

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん 「紀行」って、「ぶらり途中下車の旅」とか「世界の車窓から」でも旅番組でもよく使われたり、そういった旅番組を「紀行番組」と言ったりしますよね。
タイトルに「紀行」という言葉を入れることで、プログラムを見る前の方も旅番組のようなプログラムなのかなというイメージを持ってくれるのではと考えました。

───星空ももちろんですが、天浜線の魅力を存分に味わうことができるそうですね。

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん 鉄橋を渡るシーン、トンネルを抜けるシーン、車内から見ることのできる浜名湖の様子、転車台で回る場面を車内から撮影したシーンや洗車シーンなど、天浜線の魅力をできるだけ伝えられるシーンを集めました。
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自分が列車になったかのような洗車シーン

───天浜線のおいしいところがギュッと詰まっていますね!

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん 転車台や洗車のシーンは天浜線ツアーの中の一つのメニューですので、皆さんも予約すれば実際に体験することができますよ。僕たちは「洗って!回って!列車でGO!」というツアーに参加して、撮影させていただきました。(天浜線ツアー「洗って!回って!列車でGO!」2020年11月入込み状況:https://www.tenhama.co.jp/events/10285/

───改めてプログラムを作り終えて、天浜線の魅力ってどんなところだと思いますか。

浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 伊藤さん 初めて天浜線に乗った時は冒険心をくすぐられましたね。
景色もすごく綺麗で…!天浜線ってディーゼル車なので電柱がないんですよ。
だから視界を遮るようなものが少ないので景色がよく見えるんです。
車道と隣接している箇所や、逆に全く車道が付近にないレールだけのような道もあって、そんな変化に富んだ景色を見ていたら旅のワクワク感が自然と湧いてきました。
浜松科学館 プラネタリウムで天浜線星空の旅に出発!|ハマラボ[ハママツ研究所] 加藤さん 天浜線には登録文化財がたくさんあり、プログラムの中に出てくる鉄橋や転車台も現存しているのが全国的に珍しい貴重なものだと聞いています。特に若い世代の中では、そういった文化財が地元にあるんだということを認識している方ってそんなにいないんじゃないかなと。
駅の構内にも古い施設や道具が残っていたりするんですよ。鉄道が好きな方にもたまらないと思いますし、今の若者にも「エモい」と感じるものが残っている。
そんな歴史の深さや文化的価値を若い世代にも知ってもらえたらと思います。このプログラムをきっかけに実際に天浜線に乗ってもらえたら嬉しいですね。

プログラム投映期間はショップも天浜線コーナーが開設

「天竜浜名湖鉄道 星空紀行」の投映期間は「天浜線グッズと沿線の名物フェア」がミュージアム内のショップにて開催中。

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「天浜線グッズと沿線の名物フェア」

ショップ担当の松野さんによると、天浜線グッズの中でも新発売の「天浜線ハシ鉄・スプーン・フォーク」、国鉄二俣線全線開通80周年記念事業の一環として線路に敷かれている石を缶詰に詰めた「天浜線・線路の石(缶詰)」などが人気。

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「天浜線ハシ鉄」お箸の中に列車が走っている

子供に人気なのは、転車台を作って学べる「転車台ペーパークラフト」や、列車の形がかわいい「列車型目覚まし時計」、「列車型キーライト」。

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転車台ペーパークラフト

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列車型目覚まし時計

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列車型キーライトはこんな素敵な仕掛けが!

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ミュージアムショップの松野さん

松野さんのオススメはこちらの「チャバコ」。
「チャバコ」はタバコ風の箱に入った掛川産の粉末スティック茶。
タバコのように自動販売機での販売もしており、SNSでも話題になりました。
遊び心溢れる商品ですが、粉末茶には使用しない品質の高い茶葉をあえて粉末にしているとのことで味は本格的。

パッケージも可愛くて、お土産にもオススメです。お手頃なお値段でお買い求めいただきやすいと思います。急須がなくても美味しいお茶がいただけますよ。」 とのこと。

掛川城手前のこれっしか処や道の駅で販売されていますが、フェア開催中は浜松科学館でも買うことができます。

結果報告
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ハマラボスタッフもプログラムを観賞

大迫力かつ、まるで車掌さんになって列車に乗っているような感覚で新鮮な映像でした。
天浜線に乗ったことがある人は多数でも、始点から終点まで移動したことのある人ってそんなにいないのではないかなと。かくいう私も始点から終点まで乗り続けたことはありません。

「こんな素敵な景色が見えるとこがあったんだ!」と自分の行動エリア外での新たな発見が多く、また天浜線に乗ってみたくなりました

大人気の転車台ツアーを擬似体験できたのも個人的にはありがたかったポイント。(予約殺到で早いうちに申し込まないとなかなか参加できないんですよ。)

車内の撮影だけでなく列車が踏切を通り過ぎるところや駅舎の紹介など丁寧に撮影取材をしてあり、まさに旅しているような気分。
こちらの「天竜浜名湖鉄道 星空紀行」は11/20日までの投映です!みなさん、お見逃しなく!

そして、今夜の星空解説も素敵だった!(浜松で見ることのできる今夜の星空を生解説)
プラネタリウムに行くまでは「ただの星」だったのに、解説を聞いてから星空を眺めると「あ!あれは木星かな?」とか、「一番星ってあの星のことかな?」と、なんとなく見上げていた星が急に意味を持って輝き出すんです。
学ぶって楽しいことなんですよね。それを今回は思い出しました。
新しい世界が広がる胸のときめきは大人も子供も変わらないのかもしれませんね。

この記事を書いた人

さんかく
さんかく
猫好きなのに猫アレルギーかもしれない。

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