ききょう寺こと香勝寺で桔梗づくしのひとときを

ききょう寺こと香勝寺で桔梗づくしのひとときを

周智郡森町

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お花を眺めて、その美しさにただただ感動する部活、フラワーウォッチング部。
今回は周智郡森町にある「香勝寺」に行ってきました。

日本で三本の指に入るききょう寺

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香勝寺は、別名ききょう寺と呼ばれており、境内には 4万株のききょうが植えられています。
日本三大ききょう寺の中の一つでもあるんですよ。ちなみに、京都府の谷性寺、兵庫の遍照寺、そして、ここ静岡の香勝寺で三大ききょう寺らしいです。

門をくぐると一本道がすっと通り、右手には茶畑が見えます。

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こちらが本堂。
門から続く鉢に植えられた蓮が本堂まで導いてくれます。

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本堂

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実は、ここ香勝寺は恋愛を司る観音様がいらっしゃる、恋のパワースポットでもあるんですよ。
ききょうの花言葉「変わらぬ愛」にちなんで、夫婦円満を願う人々がたくさん訪れ、ききょう庭園内にある観音様が「恋愛成就観音」と呼ばれるようになったそうです。

いざ庭園へ

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こちらがききょう庭園入り口。
入園料は大人500円、小学生100円。
令和元年度ききょう園お得情報として、香勝寺オフィシャルサイトに割引券がありましたので、今年中に行かれる方はぜひ利用してみてください。(香勝寺 新着情報ページ:http://www.kikyoudera.jp/new.html)

拝観料を納め、ききょう庭園に入るとチリンチリンと涼しい音が。

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風鈴もききょうのデザインのものを発見!かわいい!
境内の売店で風鈴も販売されていましたよ。

園内は思ったより広く、全てをみて回るのに所要時間は30分くらい。

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休憩所がところどころにあるので安心。

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十三佛花蓮の庭

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咲きかけのききょうは紙風船のようにふっくらとしていてかわいらしいですね。

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園内には「和尚の独り言」という童地蔵がポイントポイントで待ち構えていました。

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さりげなく置かれている童地蔵

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親の小言と冷酒は後で効く

丁寧に読んでいくと、これはという名言に出会います。
「いいね!」と感じたらお賽銭をお供え。

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ここは園内にある茶室の入り口。
茶室は水・土・日曜日に利用可能だそうです。有料です。

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こちらが恋愛成就観音様。
「二人が離れないように」と鍵をかけるそうで、立て看板の横にはカップルたちが結んだ鍵がたくさん。

観音様の真横には「至福の鐘」なる鐘が。
鐘は自由に鳴らせるらしいので、鳴らしてみました。
お祈りも忘れずに。

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音色は完全に除夜の鐘のそれ

園内はなだらかな斜面ゾーンと山ゾーンに分かれており、この階段を登って山ゾーンに入ります。

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山ゾーンの中腹からみた景色。

同じく中腹には武藤刑部一族の墓がありました。
武藤刑部は森町にあった真田城に居城していた豪族で、小國神社の武家神主をしていたほどの名家らしいです。
武田信玄に仕えていたので、真田城は徳川家康によって落城。最後は掛川の高天神城で戦死したそうです。

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山を登りきった頃にはだいぶ疲れてしまって、情けないことに一枚もシャッター切っていませんでした。
気になる方は、ぜひご自分の目でご覧ください。

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写真確認の際、なぜか下りの階段だけ律儀に撮影していることがわかり、とても脱力した

斑入りのききょうを探していたのですが、あまりにききょうの本数が多くて自分では見つけられませんでした。
自分で見つけたかったのですが、仕方なくスタッフの方に声をかけ、教えていただきました。

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無事撮影

庭園を出て楽しみにしていた「ききょうのアイス」を売店で購入しました。

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ききょうグッツを販売。

森町が名産であるとうもろこし、甘甘娘を茹でたやつも売っていました。

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ききょうアイスは、黒すぐりのミルクアイスと赤すぐりのシャーベットの2種。どちらにもききょうの根が入っているとのこと。
ききょうの根は呼吸器官や喉にいいそうで、漢方としてもメジャーなんだそうですよ。
ベンチで休んでいた常連の方から「赤の方がすこし酸っぱいよ」とのアドバイスをもらったので、赤をチョイス。

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とっても暑かったので酸味を求めていた

「カシスの味じゃん!」と思ったのも当たり前で、黒すぐり=カシスだそう。
赤すぐりは洋名でレッドカラントというらしく、ビタミンCが豊富なんだそうです。
早くもバテ気味の身体に効く〜!

結果報告

ききょうをみて、澄んだ風鈴の音に、遠く響く鐘の音を聞いて、美味しいアイスを食べる。
言うまでもなく最高です。
ききょうの開花に合わせて開園期間は7/20まで。

おまけ
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ききょう庭園の入園券と一緒にお守りがもらえました。
袋の上から触ると五円玉の気配がします。

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フラワーウォッチング部
フラワーウォッチング部
お花を眺めて、その美しさにただただ感動する部活。

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