東海道五十三次の島田宿の文化を堪能!島田髷まつり

菊川市/島田市/川根本町

みなさん、お祭りは好きですか?
私は大好きです。お祭りと一言でいっても、地元の神様を祀るものや、年の豊穣を祈るもの、厄よけや偉人・先祖を供養したりなど、内容はさまざま。
今回、観光してきたのは、静岡県島田市の「島田髷まつり(しまだまげまつり)」。
鎌倉時代の遊女、虎御前(とらごぜん)の感謝祭なのですが、浴衣をきた髷娘(まげむすめ)の優雅な踊りが見られると聞き、遠州から足を伸ばして島田に行ってきました。

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JR島田駅

駅の手前に見える銅像は茶祖と呼ばれる栄西禅師。お茶の名産地の金谷や川根を有する島田らしいオブジェですね。

島田髷とは

島田髷(しまだまげ)というのは、当時、人気だった若衆歌舞伎の美少年の髪型をアレンジした髪型のこと。
鎌倉時代の遊女、虎御前(とらごぜん)によって考案されたと言います。
虎御前(とらごぜん)は、軍記物語である「曽我物語」にも登場しており、実在した女性と言われているんですよ。

ちなみに、若衆歌舞伎(わかしゅかぶき)とは、女歌舞伎が禁止されたのちに人気を博した歌舞伎で、「前髪のある」若く美しい少年が踊るものだったそうです。その艶かしさから男色とみなされ、これも約25年間続いたのちに禁止になりました。
「前髪のある」と強調しましたが、当時の男性のスタンダードなヘアスタイルとして、頭のてっぺんの髪は処理していました。しかも、剃るのではなく抜いていたという話も!現代から考えると壮絶ですね…

鎌倉時代に誕生した島田髷(しまだまげ)ですが、未婚女性や芸者や遊女などの花柳界の女性の髪型として江戸時代に普及しました。
女性の髪型だけでも、島田髷、兵庫髷、勝山髷など大まかな系統があります。ですが、現代人かつ素人の目から見るとどれも同じに見えるのが本音。

島田髷(しまだまげ)を見分けるポイントは後ろの髷の部分なのだそうです。
「長い髷を折りたたんで真ん中を縛っているもの」が島田髷系に属す、とのこと。島田髷はとてもポピュラーな髪型なのだそうで、現代人でももしかしたら島田髷を経験した方がいらっしゃるかもしれません。というのも、白無垢の花嫁の髪型が島田髷の一種。「文金高島田(ぶんきんたかしまだ)」という髪型なのだそうですよ。

島田髷道中

お目当の浴衣をきた髷娘(まげむすめ)の優雅な踊りは「島田髷道中」ということで、場所を移動しながら何回か行われます。
一番最初の披露は、島田市役所。

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到着した時には、すでにこの人だかり。

島田髷祭りは今年で62回目になるそうで、奇しくも今祭りの髷娘さんも62名。
髷娘さんたちは、それぞれ違うデザインの髷を結っています。

髷娘さんの持っているうちわに、それぞれの髪型の名前とそれを結った美容院の名前が書かれているので、それも合わせてチェックすると、より祭りを楽しむことができますよ。

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踊りが終わったら次の会場へ移動

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番傘が素敵

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祭りスタッフの法被には「髷」の一文字

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髷娘の移動にくっついて観客も動くので、髷通りはとても賑やかになる

浴衣はお揃いで、帯はそれぞれ違うので、こちらも見ていて楽しい。
島田、帯、と聞けば市をあげての大祭「島田大祭帯祭り」を思い浮かべますが、島田でなぜ「帯」なのか。
もともと「島田大祭」は、大井川を鎮める目的で建てられた大井神社のお祭りだったそうです。それと安産祈願が合わさり今の形になったのだとか。
その昔、島田に嫁ぐ花嫁は晴れ着姿で大井神社へ参拝。参拝後に、町を歩きその姿を披露するのが習わしだったそうです。

町人への挨拶もかねてということなのでしょうが、なんか見せ物みたいでちょっと嫌ですね。やはり、「それは気の毒なんじゃないか」となり、嫁ぐ際に持参した帯を木太刀に飾った大奴(武家の家来)が通りを歩くようになったそうです。

「島田大祭帯祭り」でも、見所の一つとして、きらびやかな帯を太刀に飾った大奴の姿を見ることができますよ。
今年の開催は、2019年10月12(土)、13(日)、14(祝)の三日間で行われます。

島田大祭 帯祭り

島田大祭 帯祭り|島田市公式ホームページ:https://www.city.shimada.shizuoka.jp/kanko-docs/shimadataisai_105.html

島田大祭 帯祭り|島田市観光協会公式サイト:http://shimada-ta.jp/event/event_detail.php?id=30

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島田駅前にて

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ちびっこも頑張って踊る

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この日は快晴で9月でも日差しが強くて野外は暑かった!
髷娘さんも暑い中、お疲れ様でした!

暑かったのでアイス食べた

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駅前にあるおしゃれなジェラート専門店「LOCAL CREATION 」。
期間限定で夏の期間だけオープンするお店で、今年(2019年)は10/14までのオープンです。

ちなみに、期間外は「KINETICDESIGN」(webサイト:https://www.kineticdesign.co/)というデザイン事務所になるそうです。

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おしゃれな店内

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31類ある味の中で常時10種類をチョイスできます。
私は「大井川ジェラート」と「川根新茶ジェラート」にしました。

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上に乗っかっている「大井川ジェラート」は大井川をイメージしているそうです。見た感じの鮮やかなブルーを見て、サイダー系の味を想像していましたが、ヨーグルトベースのコクのある味、「川根新茶ジェラート」はお茶の風味が爽やかで渋みもちゃんとあって大人の味。美味しくいただきました。

LOCAL CREATION

静岡県島田市本通2-5-3
https://nbjh300.gorp.jp/

島田宿名物 黒大奴

さて、ご当地スイーツも思う存分味わったので、旅の最後を締めくくるのはお土産。
島田の銘菓「黒大奴(くろやっこ)」を、江戸享保の時代から続く超老舗の「清水屋」でお買い求め。

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後日、ハマラボスタッフみんなでお茶と一緒にいただきました。

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包みを開けたらかわいいパッケージが

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ジャジャーン!

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ツヤピカ

昆布入りの羊羹でこしあんを包んだ、黒大奴(くろやっこ)。
賞味期限は冷蔵で約2週間ほど。

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昆布入りの羊羹は滑らかで舌触り良し、中のこしあんも程よく塩気を感じ美味しかったです。

清水屋本店

島田市本通二丁目5-5 https://www.komanjyuu.jp/

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さんかく
さんかく
猫好きなのに猫アレルギーかもしれない。

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