浜松産アロマで簡単バスボム作り

浜松産アロマで簡単バスボム作り

浜松市中区浜松市西区浜松市天竜区

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心と身体をリフレッシュするお風呂

現代はストレスフル!
ストレスを解消する方法として様々な方法が紹介されていますが、王道中の王道といえば「お風呂」。
みなさん、お風呂は好きですか?
きっと、この記事をご覧くださっている皆さんは、“お風呂好き”なのではないでしょうか。

お風呂好きの皆さんに、新たな趣味とリフレッシュ方法をご提案。
自宅で「作って」楽しい、「浸かって」楽しい、バスボムづくりはいかがでしょうか。

ーー 今年は特に、どこにも出かけられなかった分、どこか旅行に行っているような…、そんな気分になれるバスボム…。素敵な景色、いわゆる名所をイメージした香りの湯、「日本の名湯」ならぬ「遠州 名所めぐりの湯」を作りたい!

そんな想いを胸に今回は、バスボムづくりに挑戦してみました。

バスボムを作ろう!の前に…材料を揃える

用意する材料

浜松産アロマで簡単バスボム作り|ハマラボ[ハママツ研究所]

基本の材料は、「重曹」「クエン酸」「片栗粉または塩」。 塩の割合を多くすると、バスソルトのようなざらっとした触り心地になります。

この基本の材料を混ぜ合わせて作るのですが、さらさらな粉の状態のままでは塊にならないので、水分を含ませて固めます。

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一度にたくさんの水を加えると溶けていってしまうので、少量ずつ水を含ませるために霧吹きを使います。

バスボムを固める型は100円均一の製氷皿を用意しました。

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真っ白なバスボムでは味気ないので、着色料を加えて色をつけます。 お肌に触れるので、食用の着色料を用意しました。

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食材から抽出した色素だともっと安心

最低限の種類があれば何色だって作れるでしょう、という憶測から「赤」「青」「黄」「ピンク」を購入。

肝心な香り付けは、エッセンシャルオイル(植物から抽出したオイル)で行っていきます。 「遠州の名所」なので、浜松で作られたものを探すことにしました。

「遠州の名所の湯」の基本となる香りを入手

ナチュラスサイコス

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浜松市中区にある、株式会社ハーバルインデックスが運営している「ナチュラスサイコス」。天然素材にこだわったオーガニックなエッセンシャルオイルを取り扱っています。

本社では主にBtoBの取引が主ですが、オンラインショップにて個人でも製品を買い求めることができますよ。

オンラインショップで無料で手に入れられるガイドブックには、エッセンシャルオイルの活用法がイラスト付きでわかりやすく解説してありました。初めて購入する方はこのガイドブックも一緒に注文するとアロマ生活が捗りそうです。

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今回、購入したエッセンシャルオイルたち

オススメ!

ナチュラスサイコス
https://www.naturas-psychos.com/

山香とharmonie (アルモニ)

続いて、もう一件。 天竜春野の山香(やまこう)。木工品の製造や春野の森で育った「スギ」「ヒノキ」「クロモジ」の精油の製造販売を行っています。

浜松市西区にある、アロマ&ボディバランスのお店 harmonie (アルモニ)で取り扱いがあったので行ってきました。(売り切れの場合もあるのでお買い求めの際は電話で確認がベターです。)

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開放感のある店内にはこだわりの商品が並ぶ

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和のアロマである「香」も取り揃え

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さすがはアロマの専門店。素敵な商品に目移りしながらも見つけました、「山香」の文字。

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天然木のアロマディフューザー

こちらのアロマディフューザーも山香の商品。原材料の木を加工して作られているんですよ。

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オシャレ

アロマ&ボディバランスのお店 harmonie (アルモニ)
https://www.harmonie-aroma.com/

山香(やまこう)
https://harunoyamaco.thebase.in/

オリジナルバスボムを作ろう!

「遠州 名所めぐりの湯」をつくるにあたって、こちらを用意しました。

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11箇所の名所とどんな香りを入れるのかをリストにまとめ、色も考えてみましたよ。 こちらの計画書を元に作成していきます。

ちなみに、選んだ11箇所はこちら。

遠州 名所めぐりの湯
  • 春の浜松城
  • 寸又峡
  • 中田島砂丘
  • 浜名湖
  • 天竜川(上流)
  • 秋葉神社上社
  • 山住峠&天竜スーパー林道
  • 浜名湖 湖北五山
  • 遠州三山
  • 奥浜名オレンジロード
  • 御前崎灯台

1)基本の材料を混ぜる

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いろんな方が独自のブレンドを公表していて、最初はどれを参考にしていいのか分からず…。何度か試作を重ねました。

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塩の配分が多いとジョリッとした感触になることがわかった

塩の配分を予定より少し減らし、再チャレンジ。 試行錯誤の後、見つけた神配合はこちら。

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直径約5センチのバスボムに対する材料
  • 重曹:大さじ3
  • クエン酸:大さじ1
  • 片栗粉:大さじ1
  • 塩:大さじ0.5

下の写真は、神配合でできたバスボム。 粉の粒が細かく、なめらかな触り心地になりました。

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神配合で作ったもの。試作品名「ニンニク」

2)調香

今回のバスボムづくりで用意したエッセンシャルオイルはこちら。

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実は、どれも初めて購入した品。 まずは、一個一個香りを確かめるところからスタート。

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とりあえず嗅いでみる

早速、それぞれのオイルの選考理由と嗅いでみた素人の感想をご紹介しますね。

スイートオレンジ(ナチュラスサイコス)
三ヶ日みかんの香りに近い香りなのかなと思い選びました。 甘さのある香りでこれぞオレンジという香り。
ライムコールドプレスト(ナチュラスサイコス)
海の香りには柑橘系の香りが含まれている、という情報を受けて、爽やかそうなライムの香りを選びました。 予想通りの爽やかな甘さのない柑橘の香り。搾りたてのライム果汁の香りに驚きの声が上がりました。
フェンネルスイート(ナチュラスサイコス)
海の香りには、スイカやメロンのような青臭さの成分が含まれている、という情報を受けて、「きゅうりのような香り」と紹介されていたこちらを選びました。 嗅いでみたら本当にきゅうりっぽい香りで、不思議な気持ちに…。塩揉みしたときのきゅうりの香り。
ウィンターグリーン(ナチュラスサイコス)
スッと鼻に抜けるようなミントの香りで見晴らしの良さや高所の新鮮な空気を再現できるのではと選びました。ナチュラスサイコスのページではタイ○ーバームの香りと紹介されていました。開封したての湿布の匂い。
ローズゼラニウム(ナチュラスサイコス)
フローラル系の華やかな香りもあった方がいいと思い、安価かつクセのなさそうなのを選びました。清潔感があり、ほのかに甘い香り。フラワーブーケをモチーフにした柔軟剤もこんな感じの匂いの気がする…
クローブリーフ(ナチュラスサイコス)
ナチュラスサイコスのページで「インドの湿原に生える草と土が混じった大地を感じる香り」と紹介されていました。湿原というワードに、海よりもちょっと土臭い湖と川の表現にいいのではないかと選びました。確かに湿気を感じる香りで、なんというか…納屋の匂い?藁などの穀物の芳しさも少々。スパイシーさもあり、“インドの湿原に生える草と土が混じった大地”とは、まさに言い得て妙。
サンダルウッド(ナチュラスサイコス)
いわゆる、白檀(ビャクダン)。香木としてお香にも使われます。和を感じるような香りも使用したかったのとお寺の雰囲気も出せるはず、と購入。ただ、値段がお高い! ケチって2ml(!?)のボトルしか購入しなかったのでこの実験において非常に貴重な存在。
グリーンセラピーブレンド (ナチュラスサイコス)
数量限定の無料プレゼントでたまたま手に入った、ナチュラスサイコスのオリジナルブレンド。森林の品のいい香り。ヒノキとマツの香りがほのかにして、不思議と落ち着きます。
ヒノキ(山香)
濃厚なヒノキの香り。ボトルを開けただけでひのきのいい香りが辺りに広がりました。さすがエッセンシャルオイル。
スギ(山香)
浜松の森の匂い。ヒノキよりも落ち着いた香り。花粉症の人でも大丈夫。エッセンシャルオイルで症状が起きることはないそうですよ。
クロモジ(山香)
和の香り。いい和菓子屋のお店の香り。ヒノキとスギは、「ザ・木の香り」という感じですが、クロモジはもう少し複雑な香り。高級感があります。

イメトレして作ったレシピを元に調香していきます。
事前に香りを嗅いだわけではないので、果たして本当に「調香」出来るのか正直不安なところ。
このイメトレ調香レシピが蛇足にならないことを祈ります。

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実験っぽく、広口ビーカーを用意した

とはいえども、こちらといえば調香初体験の素人。
いろんな香りを嗅いでいるうちに頭がごちゃごちゃになり鼻が利かなくなりそうだったので、こちらを用意。

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消臭効果もあるコーヒー

嗅覚をリセットするためのコーヒー。
アロマショップや香水のお店でよく用いられるそうですよ。

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調香のコツを調べたところ、香りには「匂い立ち」という時間によって香りが変化する性質があるようです。

この「匂い立ち」は3種類に分けられており、

・トップノート(5~15分)
・ミドルノート(3〜4時間)
・ラストノート(半日〜2/3日)

芳香物質の揮発時間の違いがあるのだそうです。

調香はこの「匂い立ちの違う香り」たちをうまく組み合わせて、美しく変化する香りをつくることがコツのようです。

また、香りの属する系統によっても、合う合わないがあるそうです。
香りの属する系統とは、いわゆる「花から香りをとったフローラル系」「樹木の枝や葉から香りをとった樹木系」「ミントなどのハーブから香りをとったハーブ系」「レモンなどの柑橘の植物から香りをとった柑橘」など全7つの系統があり、円形の図によって説明されます。

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隣り合う系統はブレンドしたときに相性がいいそうです。対極に位置する香りは初心者は調合に苦労するかも?

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「匂い立ち」。途中でそんな悠長なこと考えていられなくなるほど難しかった

たった一滴で香りが変わってしまうので、たびたび目指す香りの方向性を見失い、迷子に。

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たった一滴が全てを変える

直径約5センチのバスボムに対し、エッセンシャルオイルは1〜5滴。 “エッセンシャル”オイルというだけあって、あまりたくさん入れすぎるとお肌がかぶれたり、匂いがキツすぎて気分が悪くなったりする可能性があるので、量は守るようにしてくださいね。(スポイトを用意しておけば適切な量が正確に計れそうです。)

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香りが完成したら基礎材料と混ぜ合わせる

3)色を作る

基礎材料とエッセンシャルオイルを混ぜ合わせたら、今度は色を付けていきます。 最初の頃は、オーガニック思考で自然のもの(食べ物や植物など)から色素を抽出した食用色素を使用。

自然から抽出した色素だからか分かりませんが、着色具合は穏やかで結構思い切って入れないとちゃんと色がつきませんでした。

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付属のおさじはバスボム作りには小さいかも

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痺れをきらしてガッポガッポ投入

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色がついた

青とピンクの着色料は扱いやすかったのですが、黄色と赤がなかなかのくせ者。

黄色の粉をそのまま投入しても、いまいち色がつかず不思議がっていたのですが、水を加えたらみるみるうちに発色。色のつき具合がわからない上に、乾燥させている間に水に溶けきれていなかった黄色の色素が浮き出て来てせっかく作った色が黄ばんでしまいました。

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あれ?お前、エメラルドグリーンだったはずじゃあ…

このような悲しい事故をなくすためには、あらかじめ少量の水で色素を溶かしておくことが大事なようです。(色水を根気よく材料に混ぜていく手間は避けられませんが…)

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混ぜる前に色を作っておこう

また、後々わかったことが2点。

1点目は、「食用赤色102号」のような合成着色料の方が色が簡単、かつ、少ない量で色がしっかり付いて楽だったということ。混色も容易でとにかく楽チン。植物由来の着色料は混色が上手くいかず…。ただ、植物由来の着色料は種類が豊富でした。ケチらずに必要な色は買った方が美しく色がつくようです。

2点目は、作り立ての新鮮さを味わうなら3日以内で消費すること。バスボムに“新鮮さ”って関係あるの?という感じですが、普通に色落ちします。密封してても、芳香成分は揮発していくため、当然、香りも落ちます。

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作り立てのお花ちゃん

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一週間たったら色抜けてた〜

4)基礎材料、香り、色を混ぜて型に入れる

色がついたら、さらに水を霧吹きで吹きかけてちょうどいい固さにしていきます。ここを万人に伝わるように正確に表現するのが難しいのですが、私の感覚ですと「波の引いたあとの少し湿った砂浜ぐらいの湿り度」別の表現で言うと「ギュッと握った時に固まった砂に自分の指の跡がきれいについたらOK」でしょうか。分かりにくくてすみません。

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材料を十分に湿らせたら、手早く型に詰めていきます。

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ぎうっと押す

3時間から4時間、換気の良い場所で乾燥させます。

一色の場合はそんなに気にしなくて良いのですが、詰めるのに時間がかかる型や三色以上を型に詰める場合は、乾燥に注意です。割と乾燥しやすく、型に詰めている途中で湿らせたのが乾いてきてしまうことがしばしば発生。
その都度、ちょうど良い具合まで湿らせることが重要です。湿り気の足りない場合、乾燥した後に型から取り出そうとすると、まるで和三盆(ちょっとお高い砂糖)のようにほろほろと崩れてしまいました。

4)型から取り出す

十分な時間をおいたら型から取り外します。

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手のひらを受け皿にして、ポンと優しく型を手のひらに打ち付けるようにして出すと上手に外れます。

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これがハマラボ特製! 「遠州 名所めぐりの湯」 だ!

それでは、私どもが作成したバスボムをご紹介します。

青空の御前崎灯台

テーマは「カモメがなく白い灯台 潮風穏やか 本日は晴天なり」。

最初に作成したのは御前崎灯台。
“爽やかな”“海”と言うキーワードから、「フェンネルスイート」「ウィンターグリーン」「クローブリーフ」「ライムコールドプレスト」を調合。
初めての調香ともあって思うようにまとまらず悩みながら一滴一滴投入。「ライムコールドプレスト」の酸っぱさと「ウィンターグリーン」の強烈なミントの香りに惑わされてよくわからなくなり迷走。結局、穏やかでバランスの取れた「スギ」の香りを入れることで香りが落ち着きました。

優しい水色に白い線を入れることで青空に立つ灯台を表現。

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エッセンシャルオイル 調合レシピ(バスボム3個分)
  • フェンネルスイート … 6滴
  • ウィンターグリーン … 1滴
  • クローブリーフ … 3滴
  • ライムコールドプレスト … 4滴
  • スギ… 2滴

春の浜松城

テーマは「春うらら 花咲く浜松城」。
“春”“花”と言うキーワードから、フラワー系の香り「ローズゼラニウム」を調合。 桜色と鶯色で春を表現。

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エッセンシャルオイル 調合レシピ(バスボム2個分)
  • ヒノキ … 4滴
  • ローズゼラニウム … 6滴

緑青の寸又峡

テーマは「深い山の緑とキリリと澄んだチンダル現象の水面」。

“チンダル現象”とは光の特性から起こる現象のこと。透明で綺麗な水は、光を反射する不純物や微粒子が少ないので、湖面に射した赤色や緑色の光線を吸収するそうです。水に吸収されにくい青色の光線は吸収されずに反射するので湖面が鮮やかな青に見えるそうです。

“澄んだ”と言うキーワードからすっきりとした香りの「ライムコールドプレスト」、“深い山”と言うキーワードから「ヒノキ」「スギ」を調合。 翡翠色をベースに下から上へ光が水に染み込んでいく様子をグラーデーションで表現。

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エッセンシャルオイル 調合レシピ(バスボム2個分)
  • ヒノキ … 3滴
  • スギ …3 滴
  • ライムコールドプレスト… 3滴

夏の中田島砂丘

テーマは「かんかん照りの砂に染み込む海水と塩辛い海風」。
“海風”“夏“と言うキーワードから、青臭い香りの「フェンネルスイート」柑橘系の「スイートオレンジ」「ライムコールドプレスト」を調合。 日差しの強い砂浜をレモンイエローの濃淡で表現。

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エッセンシャルオイル 調合レシピ(バスボム2個分)
  • クローブリーフ … 1滴
  • フェンネルスイート …3 滴
  • スイートオレンジ … 3滴
  • ライムコールドプレスト … 3滴

めぐみの浜名湖

テーマは「湖の南は海に接し、湖の北はみかんの育つ豊かな山々」。
“海”“山”のいいとこ取りをしようとして、いろいろ混ぜた結果、調香に苦労しました。困ってしまったので、プロがブレンドした「グリーンセラピーブレンド」でお茶を濁した次第です。 遠州の空っ風に波打つ浜名湖の水を表現。

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エッセンシャルオイル 調合レシピ(バスボム2個分)
  • フェンネルスイート … 3滴
  • グリーンセラピーブレンド …3 滴
  • クローブリーフ… 3滴
  • スイートオレンジ… 3滴
  • スギ… 3滴

天竜川上流

テーマは「険しい天竜の山々をうねりうねり流れる川」。

“険しい天竜の山々”と“水の香り”を再現しようと「ヒノキ」「スギ」「フェンネルスイート」を調合。 翡翠色の川に木陰が映り込むさまを表現。結果、地球っぽくなった。

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エッセンシャルオイル 調合レシピ(バスボム2個分)
  • ヒノキ … 3滴
  • スギ … 3滴
  • フェンネルスイート … 3滴

濃霧の秋葉神社上社

テーマは「立ち込めた霧の秋葉山に燃立つ天狗の秋葉神社」。

山の香り代表として「ヒノキ」。それから、霧の立つほどの高山な感じをミントのすっきり感で演出したかったので「ウィンターグリーン」、高級感のあるお香の香りを再現したくて「クロモジ」を調合。
何故かと言うべきなのか、なるべくしてこうなったのかは不明だが、仁丹のような漢方薬と湿布の入った、ヒノキの薬箱の匂いになり困惑。困ったときの「グリーンセラピーブレンド」でことなきを得ました。

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エッセンシャルオイル 調合レシピ(バスボム2個分)
  • ヒノキ … 2滴
  • クロモジ … 3滴
  • ウィンターグリーン … 2滴
  • グリーンセラピーブレンド … 3滴

林道と山住峠

テーマは「標高1107m 天竜スーパー林道と県道が交わる峠」。

“天竜区の森林”をイメージし、山香のエッセンシャルオイル3種のみを贅沢に調合しました。 4色の緑をシマシマにして森っぽさを表現。なぜか恐竜の卵を彷彿とさせる仕上がりに。

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エッセンシャルオイル 調合レシピ(バスボム2個分)
  • ヒノキ … 4滴
  • スギ … 5滴
  • クロモジ … 1滴

歴史の湖北五山

テーマは「浜名湖を育む豊かな山々と寺院」。

“寺院”をイメージしたお香の香り「サンダルウッド」「クロモジ」に、湖北の山々に漂うみかんの香りをイメージした「スイートオレンジ」を調合。

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エッセンシャルオイル 調合レシピ(バスボム2個分)
  • サンダルウッド … 4滴
  • スイートオレンジ … 5滴
  • クロモジ … 1滴

供香の遠州三山

テーマは「山に佇む歴史ある文化財で香を焚く」。

遠州三山は参拝者も多く、新緑や紅葉の名所などがありますよね。木々を感じる穏やかな香りの「スギ」とお香の香り「サンダルウッド」「クロモジ」を調合しました。 紅葉の赤と山の緑をイメージ。湯に溶けたら一体何色になってしまうの…と不安になる色に仕上がりました。

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エッセンシャルオイル 調合レシピ(バスボム2個分)
  • サンダルウッド … 4滴
  • スギ … 5滴
  • クロモジ … 1滴

オレンジロード

テーマは「奥浜名を東西に横断する街道に映える三ヶ日みかん」。

三ヶ日みかんの爽やかで甘い柑橘の香りをイメージして「ローズゼラニウム」「スイートオレンジ」を調合。同じく柑橘系の「ライムコールドプレスト」を入れるべきか悩みましたが、“甘い柑橘の香り”を重視して入れるのをやめました。 フローラルの華やかさがオレンジの香りにプラスされ、すごく良い香りに。

プラスして、三ヶ日みかんの花びらを底に敷いてみました。

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見ての通り、みかんをイメージした色合いにしました。

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エッセンシャルオイル 調合レシピ(バスボム2個分)
  • ローズゼラニウム … 5滴
  • スイートオレンジ … 5滴
結果報告
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スーパーやドラッグストアで揃えられる材料で、非常に簡単に作ることができました。 部屋が良い香りに包まれる上に、土いじりのような触感の面白さもあり、予想以上に楽しかったです。

今回はシンプルな材料でしたが、グリセリンやキャリアオイル(ホホバオイルなどの植物オイル)をプラスすれば肌の保湿効果もアップ、など試せることが多いのも魅力。 何をどの位入れるかや、その配合、香りの加減など、奥行きも深いので大人の方が夢中になるかもしれません。 凝りだすとどこまでも試せますね。沼です。

フォトギャラリー

楽しかったバスボム作りを写真で振り返る。

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この記事を書いた人

さんかく
さんかく
猫と一緒に暮らし始め、猫アレルギー疑惑が払拭されました。猫の毛ってすごい空中に舞いますね。ふわふわ。

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