直売所で手に入れる浜松の味覚・秋が旬の次郎柿
公開日:2021/09/29
「おうちのデザートタイムをちょっぴり豪華に。」
おうちでご飯を食べる機会が多くなってきた昨今、食卓をちょっと豊かにして気分もハッピーになりたいですよね。幸運なことに農業が盛んな浜松市は農産物の直売所が多く点在しているので、地元産の新鮮で美味しい食材が気軽に手に入ります。
今回のお目当ては秋が旬のフルーツ「柿」。
食卓に旬のものをどんどん取り入れて美味しく健康になろう!
浜北地区は柿の名産地
今回、柿を買いに行ったのは浜北区にある、JAとぴあ浜松 果樹販売センター。
直売所の後ろの見える大きな工場みたいな建物は、柿梨選果場。
選果場の真前にある直売所ですから、間違いなく良い品が手に入ることでしょう!
柿梨直売所
“柿梨”選果場ということで、梨も取り扱っていますが、梨は晩夏から初秋(8月上旬〜9月中旬)まで。
9月中旬から10月上旬は、ハウス栽培の次郎柿。10月下旬から11月下旬は路地栽培の次郎柿が並びます。(※ ちなみに冬季はネーブル等の中晩柑類を販売。)
ただいま、ハウス柿の販売期間
- ハウス栽培の柿…9月中旬〜10月上旬
- 露地栽培の柿…10月下旬〜11月下旬
店内には、商品の果物とカウンター。
カウンターでは、贈答品の地方発送もお願いできます。
1袋1000円
定価は1袋1000円でしたが、収穫時期中盤ということで800円で少しお得になってました♪
5個入りのをGET!
自宅用にちょうどいい二つ入りも(あと残りひとつだった!)
ハウス栽培と路地栽培の違いについてお店の方にお伺いしたところによると、ハウス栽培の方は与える水を少なく管理して栽培するのでより甘く育つそうです。
しかし、ハウス内で管理されて栽培されるので、路地栽培よりかは少し値が張るとのこと。その分、果実の形が綺麗に育つので贈答には最適。
8個入りは大きくて立派で綺麗!まさに箱入り娘
路地栽培はハウス栽培より甘みが控えめになりますが、次郎柿は甘柿のため路地栽培でも十分に甘みのある柿に育ちますよ。
また、ハウス栽培より安価で手に入るため日々の食卓には取り入れやすいですね。
市内の柿梨選果場はここ浜北の果樹販売センターのみですが、柿梨直売所はここの他にサンストリート浜北から徒歩約10分、浜北区小松にある「JAとぴあ浜松 浜名支店 柿梨直売所」があります。
シャキッと歯応えが魅力!次郎柿を食べよう
浜北次郎柿
浜北地区で栽培が盛んな柿ですが、主に次郎柿の栽培が盛んです。
「次郎柿」は、江戸時代に周智郡森町で太田川が洪水した時に漂流した柿の幼木を松本治郎さんという方が拾って育てたのが始まり。治郎さんが育てた柿で「治郎柿」、戦後になって「次郎柿」と表記されるようになったそうです。
川からどんぶらこと流れてきたのは桃ならぬ柿だった
今でも森町には治郎さんが育てた治郎柿の原木が現存していますよ。
しかも、明治に火事によって一度焼失したそうですが、翌年その根元からまた芽が出てきたらしい。その木にできた柿は前よりも甘く美味しくなっていたんだとか。不死鳥のような柿…!
いい色〜
浜松で栽培が始まったのは明治中頃。浜北区太平のあたりで栽培が始まり、昭和初期に商品化に成功、本格的に栽培が始まりました。
いただきま〜す!
甘い!果汁は少なめですが、歯応えがいいですね。
熟した柿よりシャキッとした柿が好みな方はおすすめ。
次郎柿の果肉はコリっとした食感で酸味がなく甘いのが特徴。
種はほとんどないので、食べやすいですよ。
コリッシャキッっとした歯応え
今年の柿も美味しかったです!
柿の中ではあっさりした甘さで食べやすく、歯応えがあるのが好きな私にとってはかなり好きな品種です。
ビタミンCをはじめとするビタミンが豊富で、柿1個にみかんの2倍のビタミンCが含まれるそうですよ。
免疫力向上、抗酸化作用、美容効果、腸内環境整備、二日酔い防止とありがたい効能のオンパレード。
秋の味覚を楽しみながら、残暑疲れ、及び、季節の変わり目の風邪を撃退していきましょう!
柿だるま
この記事を書いた人
- 猫と一緒に暮らし始め、猫アレルギー疑惑が払拭されました。猫の毛ってすごい空中に舞いますね。ふわふわ。
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