浜北次郎柿の銘菓を買うなら、ビアン正明堂

• 1. 浜北の柿を一年中楽しめるようお菓子に ビアン正明堂
• 2. 柿のお菓子と合わせてチェックしたい「デザート大福」
• 3. 気になるお菓子を買ってみた
• 4. 柿を使ったお菓子
• 5. デザート大福
• 6. やんぞうこんぞう

柿を使ったお菓子

まずは、柿を使ったお菓子をご紹介。

次郎柿クッキー

柿の形

「浜北の完熟次郎柿」を生地に練り込んだという次郎柿クッキー。
さっくりホロホロで食感で固すぎない食感。このちょうどいい食感は柿が入っているからでしょうか。
形もインパクトあってお土産に良さそうですね。焼き菓子の中では一番おすすめ！

美あん柿

長野県の南信州地域のブランド干し柿「市田柿」を使用した「美あん柿」。
干し柿そのままな見た目をしていますが、それも素材に自信があってこそ。

綺麗な柿の色

干し柿の中に詰められているのは粒あん。
“干し”柿ですが、しっとりとしていて、あんこと同じくらいの甘みがあり濃厚で肉厚。
しっとりとして上品なまろやかな味が口に広がります。渋いお茶と一緒に少しづつ少しづつ大事に食べたいですね。

浜北次郎柿ブッセ

表面がほろっとしてダックワーズ感のある食感が魅力なブッセ。
柿のジャムは濃厚でまろやか。次郎柿の甘みの強さがよく活かされていますね。
同じくブッセの「浜松レモン」は白あんにレモンピール。レモンピールが爽やかで軽い食感によくあっています。

デザート大福を食べ比べ

デザート大福は10種類を選んできました！（フルーツケーキ大福は除く）

計11種のデザート大福

デザート大福で注目なのが、ご当地食材を使用したもの。

ご当地食材を使用した大福

• ・クラウンメロン
• ・浜北はちみつ
• ・三ヶ日みかん
• ・浜北次郎柿
• ・浜松ブルーベリー
• ・お茶（静岡）
• ・うなぎいも

クラウンメロン

クラウンメロン大福のメロンは磐田産。
中にはメロンゼリーと生クリーム。
メロンを使用したゼリーはやわらかく、メロンの味と香りを本物のメロンと同じくらい感じることができ、すごく美味しい。
ゼリー単品で販売しても良いくらいクオリティが高い。
大福の餅も柔らかすぎず固すぎずちょうどいいしっかりとした美味しい皮。

浜北はちみつ

浜北はちみつ大福ははちみつ入りの白あんに生クリームが包まれています。まず、はちみつと白餡の相性の良さにびっくり！
後引くはちみつの風味が濃厚。

三ヶ日みかん

三ヶ日みかん大福は三ヶ日みかん果汁入りの白あんに、三ヶ日みかん入りの生クリーム、皮にも三ヶ日みかんが練り込まれています。
まさに三ヶ日みかん尽くし。果汁の味がしっかりして、爽やか。
クリームもわずかな酸味とみかんの香りであっさり。手間とこだわりを感じます。

浜北次郎柿

中の次郎柿ジュレがすごく美味しい。これ単品で瓶詰めして販売してくれないかなというくらい。
次郎柿ジュレと一緒に食べると生クリームがレアチーズクリームみたいに感じるのが不思議で美味しいところ。
完熟の柿ってこんなにみずみずしくて美味しいんだなあ。

浜松ブルーベリー

浜松ブルーベリー大福は、むらさき一色！
皮とクリームにブルーベリーが入っています。ブルーベリーの香りが爽やか。
一見、あんこにもブルーベリーが入っていそうに見えましたが、あんは普通の小豆。
ブルーベリーのほのかな酸味とあんこの甘みが美味しい一品。

お茶（静岡）

お茶大福は、お茶いりの皮にこしあんとお茶生クリーム。
クリームが甘さ控えめで渋めで美味しい。お茶の風味がしっかりとして、お茶どころの静岡県民も太鼓判。王道な組み合わせで最高。
これを熱々の香りのいい深煎り緑茶でいきたい。

うなぎいも

うなぎの骨や頭などを肥料に栽培された浜松ブランドのさつまいも「うなぎいも」。オリジナルキャラクター「うなも」が大福になりました！

うなぎいものボディの色は竹炭で再現。
竹炭入りの皮は独特な食感。
うなぎいもペーストは超濃厚でまるで遠赤外線で焼き上げた焼き芋を食べているみたい。うなぎいもはどんなお芋なんだろうと興味が湧きました。

レモン

レモン大福は、とろっとろのレモンジュレに生クリーム。
しっかりレモンの酸味があって美味しい！
酸味と甘みのバランスの良い和洋菓子ですね。私は食べたデザート大福の中で一番好きでした。ただ、酸味が強いので酸っぱいの苦手な人は注意してくださいね。

杏仁

新発売の杏仁大福。白い食材が一体となって力を合わせている！
一口頬張ってびっくり！風味濃厚なしっかりとした杏仁豆腐が大福の中にいる！
杏仁豆腐好きのスタッフも納得のクオリティの杏仁豆腐。単品として美味しいので杏仁豆腐のみでの販売もしてほしい。杏仁豆腐をもっとたくさん食べたい。

ぷりん

こんもりした見た目のぷりん大福。
なんかこれだけスラ○ムみたいな見た目してんなと断面を見てみたら、なんと…
プリンがそのまま大福に入ってた！
これには可愛らしすぎてつい笑ってしまいました。というか、どうやって潰さず包んだんだ？職人の技術の高さにも驚き。
大福からプリンの味するの慣れなさすぎて不思議な気分になりますが、カラメルのほろ苦さと卵の風味が美味しい。
個人的にはもっとカラメル苦くてもいいかな。

フルーツケーキ大福

中は生クリームたっぷり

野球のボールくらいの大きさがあるフルーツケーキ大福。
大福の中のボスという風貌に違わずボリューミーな一品。
クッキー生地？(※食べてみたのですが確信が持てず…すみません。)にしみしみの柿ジャム、果物のジューシーさと惜しみない生クリーム。これは満足感100%！

やんぞうこんぞう

浜北ならではということで気になっていた「やんぞうこんぞう」も買ってみました。
緑色がブルーベリー味、赤い方がラズベリー味。

色付けされた松の実が可愛い。
モチーフになったマキの実のことを、浜北の方言で「やんぞうこんぞう」というそうですが、なんか双子みたいな名前だなと思って調べたら、本当に双子みたいな実なんですね！
赤い実のようなものと緑の実のようなものがくっついたような見た目。

マキの実

緑の部分には種が入っていて毒があります。赤い部分は食べることができ、完熟するとブルーベリーのような色になるのだそうですよ。

「やんぞうこんぞう」は漢字にすると「弥蔵小僧」。
近江の逸話である伊吹弥三郎（弥蔵）という大男が小僧をおぶっているように見えたことからそう呼ばれるようになったそうです。
伊吹弥三郎は伊吹童子とも呼ばれ、山賊だった説や鬼だった説などがあり、小僧をあやすために背負っているわけではなさそうなのが少し怖いところ。昔の人の名付けのセンスがちょっとホラー。

それぞれ、あんにブルーベリージャムとラズベリージャムが入っています。ジャム入りなので、普通のあんこよりフルーティーな甘さ。
個人的にはラズベリーのあんが後味爽やか まんじゅうと焼き菓子の合いの子という感じで、緑茶だけでなく紅茶やコーヒーにも合いそうですね。