手作りカヌレを味わえる!カヌレと焼き菓子のお店「comme moi」
公開日:2019/10/03
甘い物とあらばなんでも調査!がモットーの「ハマラボスイーツ部」。
今回は浜松市中区八幡町にあるカヌレと焼き菓子のお店「comme moi(コムモア)」をご紹介します。
comme moiでもメインに販売している「カヌレ」。
私自身食べたことがなく「カヌレってどんなお菓子?」「どんな味なんだ?」と密かに気になっていました。
そんな気になるカヌレを求めて「comme moi」に行ってきました!
カヌレってどんなお菓子?
カヌレの発祥
カヌレは、フランスの伝統的な洋菓子の1つ。
「カヌレ」の正式名称は、『カヌレ・ド・ボルドー(cannelé de bordeaux)』、意味は『溝のついた』という意味を持っています。
溝のついたオシャレな形をしたお菓子で、表面はカリッと、中はしっとりしていてずっしり重みがあります。
ワインで有名なボルドー地方の名物で、ワイン造りがきっかけでカヌレができたのだとか。
樽の中で熟成させたワインは、そのまま飲むとぶどうの渋味が残ってしまっているため、
その渋味の成分である「澱(オリ)」と呼ばれるぶどうのカスのようなものを取り除くことで美味しいワインが出来上がります。
澱を取り除くため、渋味の成分と結びつきやすい成分を持っている卵白のみを使うため、卵黄ばかりが残ってしまったんだそう。
この卵黄をうまく活用できないかと考えた結果、カヌレという洋菓子が誕生したそうです。
comme moiのカヌレの特徴
comme moiで使用しているフランス製のカヌレ型
comme moiでは、フランス製のカヌレ型を使った伝統的な製法で焼き上げています。
カヌレは「カヌレ型(銅型)」と呼ばれる銅でできた小さな型に「蜜蝋(ミツロウ)」というミツバチの巣を作っているロウを塗って焼きあげます。
蜜蝋はハンドクリームやリップクリーム、キャンドルなどに使われており、カヌレに使われるのは無添加で未精製の食用のものです。
蜜蝋を塗ることで、カヌレのカリッとした食感を出すことができるそうです。
カヌレを求めていざ、comme moiへ!!
comme moiのオシャレな店内
comme moiは、遠州鉄道「八幡駅」から徒歩2分のNEビル1階に2019年4月16日に出店しています。
駐車場がないため、車で行く際は近くにあるコインパーキングに止めてから行くのが良さそうです。
お店の窓ガラスにカヌレのイラストを発見。
カヌレマークが目印のcomme moiに到着です!
早速、店内へお邪魔します。
お店に入ると、甘く香ばしい美味しそうな匂いが店内中に広がっていました。
綺麗なブルーの壁はスタッフの方が手作業で塗られたのだとか。
温かみがあって落ち着く空間です。
店内中央に置かれている机の上には、営業日と営業時間が書かれたカレンダーやギフトボックスのサンプルが置かれていました。
店主のこだわりが詰まったカヌレと焼き菓子
注文をするカウンターには、かわいい見た目の焼き菓子とカヌレがずらりと並んでいました。
comme moiで販売しているカヌレや焼き菓子はどれもお店の手作り!
カヌレは、低温殺菌牛乳を使うことでコクを出し、バニラビーンズとラムで香りづけし仕上げているそうです。
温度管理や時間の調節が難しいため、出来上がるまでに3〜5日もかかるのだとか。
そんな手間ひまかけて作られたこだわりのカヌレ。早速注文します!
カヌレの種類は全10種類。毎日、日替わりでメニューが変わるそうです。
メニューには、商品名とそれぞれのカヌレのイラストや味の特徴がわかりやすく書いてあるので、
カヌレを食べたことがない私としてはとても注文しやすかったです。
今回は、メニューの中から気になった5種類を注文しました!
念願の初カヌレ
三角のラッピングがとってもかわいい!
ギフト用でなくてもこんなに素敵なラッピングをしていただけます。
今回選んだカヌレがこちら。
「プレーン・チョコナッツ・抹茶・ほうじ茶・紅茶れもん」の5種類をチョイスしました。
プレーン
初カヌレということで、最初はオーソドックスなプレーンカヌレ。
食べてみると、外はカリッと香ばしいのに中はトロッとコクのある甘さで独特の食感。
バニラビーンズもたっぷり入っていてかなり濃厚!
甘すぎないので食べやすく、とっても美味しい!何個でも食べられそうです(笑)
チョコナッツ
チョコレートとアーモンドダイスが贅沢にのったチョコナッツカヌレ。
(トッピングのチョコレートは日によって変わるそうです。)
ナッツのサクサク感と香ばしさがプラスされてプレーンカヌレとは違う食感が楽しめます。
抹茶
抹茶好きにはたまらない抹茶カヌレ。
抹茶をたくさん生地に練りこませ、焼き上がったカヌレの表面にもさらに抹茶を振りかけているので、
抹茶の風味を口いっぱいに感じることができます。
ほうじ茶
ホワイトチョコレートとスライスアーモンドがのった見た目もかわいいほうじ茶カヌレ。
香りのいいほうじ茶の生地にホワイトチョコレートがアクセントになっていてオシャレな味わい。
甘さが控えめでとても食べやすかったです。
紅茶れもん
レモンのアイシングがたっぷりかかった紅茶れもんカヌレ。
風味豊かなアールグレイの生地に甘酸っぱいレモンアイシングが加わって、
さっぱりとした爽やかな味なので、紅茶と一緒に楽しむのも良さそうです。
そのまま食べても十分美味しいカヌレですが、さらに美味しく食べる方法があるんだとか! comme moiでカヌレを購入した際にもらったこの紙によると、、、
オーブンで焼くことで、焼きたてのような食感がおうちでも楽しめるそうですよ。
その他にも、カヌレの日持ち期間も丁寧に記載されていますので、ぜひ購入の際は参考にしてみてくださいね。
comme moiのInstagramには、営業日や営業時間やその日店頭に並ぶカヌレや焼き菓子の情報や写真が投稿されているので
そちらもぜひチェックしてみてください!
「comme moi」は、フランス語で『私らしく』という意味があるんだとか。
どのカヌレも1つ1つにたくさんのこだわりがあり、それぞれ違った風味や食感を味わうことができる『comme moiらしさ』がたくさん詰まったカヌレでした。
この記事を書いた人
- 甘い物とあらばなんでも調査!をモットーとし浜松のスイーツを食べまくる部活。
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