体感速度120km!?クイック浜名でカート体験
公開日:2017/10/03
カートとは、パイプフレームにむき出しのエンジン、タイヤ、バケットシートなどを取り付けた、シンプルな構造の競技用車両です。
操作は、アクセル、ブレーキ、ハンドルだけと簡単なので、運転免許を持っていない方、今まで運転をしたことがない方でも安全に楽しむことができます。
カートの最高時速は60kmですが、低い視線で体がむき出しでの走行なので、体感時速は120km以上と言われているのだとか。
これはぜひ体感速度120km/hを感じたい!早速現地調査です!
クイック浜名とは?
今回カート体験を行うのは、浜名湖の東側、西区佐浜町に位置するスポーツカートサーキット、クイック浜名。
初心者でも安全に乗ることのできるカート「ビレルN35」から、子供向けの「ジュニアカート」、カップルや親子で楽しめる「2人乗りカート」、基準タイムをクリアしたライセンス保持者のみ乗ることのできる「ライセンスカート」など多くのレンタルカートを所持しているほか、初級者から上級者まで楽しめるよう、バランスよく設計されたサーキットコースが特徴です。
コースは毎日時間帯によって「ハイスピードコース」と「テクニカルコース」に変化。
今回は体感速度120km/hを体感すべく、「ハイスピードコース」の時間帯にお邪魔しました。
浜名湖を目の前に臨むサーキットに到着!
駐車場に車を停め、まずは店内へ。
チェッカ―フラッグをイメージしたインフォメーションカウンター。気分があがりますね!
店内にはテーブルと椅子が多数配置してあり、こちらで説明を聞いたり、休憩をすることができます。窓の外はすぐサーキット。テラスに出ることもできるので、まずは走るカートを見学してみるのもいいかもしれませんね。
ハマラボ研究員が訪れたときはちょうど白熱するレースの真っ最中。
スタート時後方に位置していたカートがあっという間に追い上げていく様は圧巻でした。
迫力あるお手本を見た後は、スタッフの方にメニューやカートについての説明を受けます。
私たちが体験する「お試しパック」はまず3周コースを試しに走行、その後休憩をはさんでから5周を走行するというブラン。
通常300円で購入するフェイスマスク代込みで3,800円(女性・中学生以下は3,300円)です。
5,000円でメンバー会員になると10周2,000円で走行することができるので、年間2回以上走行する場合はメンバー会員になるのがおすすめです。
メニューを決定し、走行にあたっての誓約書を記入。料金の精算を済ませると、スタッフの方に走行説明をしていただきます。
わかりやすいマニュアルをもとに丁寧に説明していただけるので、初心者でも安心。
アクセル、ブレーキ、ハンドルの操作方法と、スピンしてしまった場合などの対処法を教わりました。
心構えができたところで、いよいよ走行準備に入ります。
体感速度120km/hを体験!
今回はかねてよりカートに興味があったハマラボ研究員4名が挑戦します。
乗車する際は長袖に運動靴の動きやすい恰好が基本。もし半袖で来店してしまっても無料でアームカバーを借りることができます。
スタッフの方の指示通りに、フェイスカバーをかぶり、ヘルメットを装着。グローブをつけます。こちらもレンタルは無料。
初めて被るカート用ヘルメット。ドキドキしてきましたよ!
サーキットへ出て、ついに乗車です。
操作等に不安がある場合はピット内で安全に操作練習ができます。アクセル、ブレーキの練習を終えて、エンジンをかけ、走行スタートです!
慣れない低い視線での走行。おしりにエンジンやタイヤの振動を感じます。 体がむき出しなので初めのうちはスピードを出すのも躊躇して、恐る恐るコースを走りました。
100mの直線もアクセルを奥まで踏み込むことができません。
2周目、3周目になるとコースや低い視線にも慣れ、少しずつスピードを出すことができるようになりましたが、直線後のコーナーが曲がり切れないのではないか、という不安から最高速度は出すことがないまま3周の慣らし走行が終了。
周回数は数えていなくても、終わったタイミングでスタッフの方がチェッカ―フラッグを振ってくださいます。
店内に戻り、ラップタイムの書かれた紙をもらいます。走行した人の名前、1周ごとのタイム、ベストタイム等が書いてありました。
左側は所長(男性)、右側が研究員a(女性)のタイムです。
初心者の平均ラップタイムは大体男性が40秒~50秒台、女性が1分程度だそう。
大体平均タイムで慣らし走行を終え、休憩です。
タイムシートにはクイック浜名のタイムランキングも記載されており、その日の最速タイムはなんと30.58!
倍以上の差に、これはなんとしてもタイムを上げたい!という気持ちになります。
次の5周でリベンジすべく、休憩中、スタッフの方に初心者が意識するべきポイントをお教えいただきました。
まずはしっかりと前を見ること。コーナーは曲がる先を見ていれば、今の速度で曲がり切れるのかがわかります。
コーナーを曲がる際の操作は、①アクセルオフorブレーキで速度を落とす。②ハンドルを切る。③アクセルを踏む。の順番で行うこと。
そして直線は怖がらず踏み込んでみること。コーナーは前述のポイントを実行すればしっかり曲がれるはずなので、直線は勇気を出して最高速度を目指します。
休憩を終え、再度サーキットへ。
ポイントを頭の中で復習しながらカートに乗り込み、5周の走行スタートです。
コーナーは曲がる先を見て、速度を落とし、ハンドルを切ってから、アクセルを踏む。
ポイントを意識して走行し、3周の慣らし走行のときよりもスムーズにコーナーを曲がることができました。
そして100mの直線。コーナーの曲がり方がわかると、思い切ってアクセルを踏むことができました。
遠目に見るとさして速くは感じないのですが、カートの低い視線で感じるスピードはかなりスリリング。体感速度120km/hは伊達じゃありません。しかし風を感じてハイスピードで走り抜けるのは爽快感がありました!
熱中して5周を走り抜け、チェッカ―フラッグを確認してピットへ戻ります。
慣らし走行の3周よりも、速度を上げたり、周りを見る余裕のできた5周の方があっという間に感じました。
店内に戻りタイムシートを見ると、5周のうちベストラップタイムは48.19。1回目の走行に比べ20秒近くタイムを縮めることが出来ました。
その他のハマラボ研究員も全員タイムを縮めることができた様子。最高タイムは40.48と、あと一歩で30秒台。
練習すればある程度のタイムまではすぐに上達するとのことでした。
これはもっと乗りたくなってしまいますね。
走行後、次回から使える「カート走行1周無料券」を頂き、再訪を決意したところで今回の調査は終了です。
体感速度120km/h、初心者でも体感することができました。
ハイスピードでサーキットを駆け抜ける爽快感はストレス発散になるかも。
また、カートは横Gに対して全身の筋肉を使って身体を固定しながら操作するため、スポーツとして身体の引き締め効果もあるそうですよ。
スポーツカートで気持ちのいい汗を流してみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
- 浜松を愛し、浜松に愛されることを目指して日々研究に没頭中
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