磐田市新造形創造館で吹きガラスをつくるっぺい!

磐田市

磐田市新造形創造館とは、ガラスと金属をテーマにした体験型の文化施設。ものづくりと磐田市のゆるキャラ「しっぺい」から、愛称は「つくるっぺい」と公募で決まり、親しまれています。
今回はつくるっぺいとはどんなところなのか、どんな体験ができるのかを調査してまいりました!

大きな恐竜とギャラリーショップ

磐田市新造形創造館は磐田市上新屋、アミューズ豊田の向かい側にあります。
無料駐車場に車を停めエントランスに入ると、まず目に入ってくるのは恐竜のいる中庭。

磐田市新造形創造館_磐田市新造形創造館で吹きガラスをつくるっぺい!|ハマラボ[ハママツ研究所]

こちらの恐竜は鍛鉄作家の西田光男さんが制作し、「子どもが笑顔になると大人は元気になります」をキャッチコピーに東日本大震災の被災地を含め、様々な地域で巡回展示をしていた「首長恐竜ファミリー」
しばらくの間は創造館に展示されるとのことで、公募によって「もものすけ」と「みくちゃん」という可愛らしい名前もついているそうです。

館内に入ると、早速美しい若手造形作家の作品を見ることができます。

磐田市新造形創造館_磐田市新造形創造館で吹きガラスをつくるっぺい!|ハマラボ[ハママツ研究所]

こちらのショップでは、創造館のガラス・ステンドグラス工房で作品制作をしている創造館専属アーティストの方の作品やデザイン性、“ものづくり”に優れた商品などを購入することが出来ます。

その隣には年間約12回の企画展を行うギャラリーがあり、こちらでも創造館所属の作家の方をはじめ、国内、海外で活躍されている作家の作品を展示、販売しているそうですよ。

磐田市新造形創造館_磐田市新造形創造館で吹きガラスをつくるっぺい!|ハマラボ[ハママツ研究所]

受付にも可愛らしいガラス工芸品がずらり!こちらは体験で作ることができるものです。

磐田市新造形創造館では、常に6種類の体験が可能です。

吹きガラス体験
溶けたガラスを吹き竿に巻き取り、息を吹き込んで制作します。一輪挿し、グラス、ペーパーウェイトの他、季節限定の体験も人気。
フュージング体験
土台となるガラスの上に、小さな色ガラスを並べて模様を作り、簡易焼成炉で溶かしてアクセサリーを作ります。
ジェルキャンドル体験
様々な色の砂を重ねてカラフルな下地を作り、その上にミニガラスや貝を並べて世界に一つだけのキャンドルを作ります。
スイーツデコ体験
ハートのクッキー型から土台を選び、フルーツやホイップ、ロールケーキなどのパーツを選んでデコレーション。キーホルダー、マスコットにすることができます。
万華鏡体験
万華鏡の筒の中に、創造館オリジナルのきらきらガラスやスパンコールを入れて、自分だけの万華鏡を作ります。
ステンドグラス体験
板ガラスに銅テープを巻いてはんだ付け。ステンドグラスのアクセサリーを作ります。

体験はすべて予約をおすすめします。
また上記のものに加えて、期間限定の体験ができることもあるので、ぜひ公式ホームページをチェックしてみてくださいね。

オススメ!

いざ!吹きガラス体験!

今回は吹きガラス体験をさせていただきました!
作るのは通常体験の「グラス」と、2017年10月~12月の季節限定体験である「コロールグラス」

磐田市新造形創造館_磐田市新造形創造館で吹きガラスをつくるっぺい!|ハマラボ[ハママツ研究所]

まずは受付で色や形を選んでいきます。

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通常体験のグラスは15種類の色の中から好きなものをチョイス。どれも可愛い!
研究員は悩みに悩んで「朝焼け」の色を、グラスの上半分に入れることにしました。
色と形を選び受付用紙に記入すると、それを持って工房へと移動します。

受付から、フュージングやジェルキャンドルの体験コーナーを抜けて奥へ進むと、ガラス工房が見えてきました!

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中に入ってまず感じるのは炉の熱気。肌寒い日でしたが工房の中は暑いくらいです。

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安全のため、エプロンとアームカバーを着用します。体験内容の確認をして、いざ体験スタートです!

最初は「朝焼け」色のグラスを作っていきます。

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こちらは使う器具の説明をしていただいている様子。手に持っているのは「はし」というもので、グラスの口を広げたり、切り離す部分を挟んで細くしたりと様々な用途で使います。
吹きガラスづくりは初めての体験でしたが、いざ高温のガラスを扱う前にしっかりと説明をしていただけるので、安心してチャレンジできました。

講師の方がガラスにつける「朝焼け」の色を用意してくださり、準備は万端。
まずは高温に溶けたガラスを巻き付ける、吹き竿を温めていきます。
竿が赤くなるまで熱されたところで、ガラスが溶けた炉の前へ。

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こちらの炉の温度はなんと1200度にもなるそう。扉が開いた瞬間に熱い空気が顔を撫でていきます。真っ赤なガラスはとても柔らかく、ただ持っていると流れ落ちてしまうので絶えず竿を回して形を保つのだそう。

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先ほど用意された色ガラスの上にガラスを転がし、色を付けていきます。驚いたのは紫に近い完成後の色に対して、溶ける前の色ガラスは青と白の二色に見えること。

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できあがりがなかなか読めないのもガラス工芸の魅力かもしれません。

色をつけると早速吹いてガラスを膨らませていきます。

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これがなかなか難しい!回しながら息を吹き込んでいくので、口の端から空気が漏れてしまいます。
ガラスは気温ですぐに硬くなってしまうため、何度も炉で温め直しながら作っていくのですが、3回ほど温め直したところでようやく十分に空気を入れることが出来ました。

次は紙りんと呼ばれる濡らした新聞紙で形を整え、さらにガラスを増やしていきます。

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とろーり。こんなに柔らかいガラスが普段使っているようなグラスになるというのだから驚きです。
ここからさらに息を吹き込み、形を整え、を繰り返し、十分に膨らんだところで切り離すためのくびれと、グラスの底を作ります。

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塗れた木の板、「パドル」で底を作ったら、底に少しだけガラスを巻いた竿をつけ、くびれの部分を切り離すことでグラスの口の部分を作っていきます。
ガラスはヒビや傷に弱いので、くびれの部分に鉄製のやすりでゴリゴリ傷をつけてから、竿を金属でたたくと……

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ポン、と簡単に切り離すことができました。これを再度温め、つぎは切り離したところから、グラスの口を広げていきます。

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はしを使って、左手で竿を回しながら口を広げます。だんだん完成形が見えてきました!
広げ終わったら底と竿についたガラスの境目の水を垂らすことでヒビをいれ、先ほどと同じように竿を金属でたたくことでグラスだけが切り離されました。

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切り離した部分をバーナーで炙ってきれいにし、完成です!ガラスは急激に冷やすと割れてしまうため、ここから冷ますための徐冷炉と呼ばれる炉で時間をかけてゆっくり冷まし、5日後には受け取ることができますよ。

季節ごとに作りたい!限定体験

さあお次は季節限定のコロールグラスです。
基本的には作り方は同じなのですが、違うのは色を付ける工程。

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コロールグラスは大きな色ガラスをガラスに馴染ませるため、コンロとバーナーで温めながら作業します。
この色とりどりのガラスの上に……

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グラスとなるガラスをコロコロ転がしてさらに温め、凹凸を整えていきます。

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最初は赤一色でしたが時間が経ってガラスが冷えていくと、徐々に色が出てきました。

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竿のガラスに水を垂らしてヒビを入れるところ

これが完全に冷めると、また色が変わっている可能性もあるそう。

5日後の完成作品がこちらです。

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はじめてにしてはかなり上手にできたのではないでしょうか!

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底にはHAMALABOの文字が入っています。こちらは希望すれば後ほど工房で入れてくださいますよ。記念にはぴったり!
可愛らしく出来上がりましたが、自分で作ったと思うとさらに愛着がわきますね。

大満足で体験を終えたところで、今回の調査は終了です!

結果報告

体験は始終ガラスのツヤが美しく、夢中になって作業をしていたためあっという間の40分でした。
講師の方が優しく丁寧に教えてくださるので初心者でも安心。模様を多めに入れたい!飲み口を大きめにとりたい!など、ある程度のリクエストには応えてくださるそうですよ。
思い出が形にも残る体験。ぜひ足を運んでみてくださいね。

この記事を書いた人

ハママツ研究所
ハママツ研究所
浜松を愛し、浜松に愛されることを目指して日々研究に没頭中

1件のコメント

「 磐田市新造形創造館で吹きガラスをつくるっぺい! 」についてのコメント募集中

  • みな より:

    記事も作品も魅力的で行ってみたくなりました…!!
    近くにこんなことができるところがあったんですね!!
    母や祖母へのクリスマスプレゼントにしようかなぁと思います(^^)

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