秋葉神社上社の見どころを調査!

浜松市天竜区

昔天狗が住んでいたという言い伝えもある秋葉山本宮秋葉神社は、東海随一の霊山ともいわれる秋葉山に位置しています。
秋葉神社は、「上社」と「下社」の二社に別れており、今回は「上社」の見どころポイントを調査してきました!

実はハマラボはこれが2度目の現地調査。季節や天気によって変わる、秋葉神社境内の雰囲気もお伝えできればと思います。 それでは早速調査開始です!

ポイント①秋葉灯篭

上社の入り口、「大鳥居」を抜けて、早速調査開始です。

秋葉神社上社の見どころを調査!|ハマラボ[ハママツ研究所]

赤茶色の立派な風格

鳥居をくぐると、秋葉山頂上に鎮座する本殿へと続く「秋葉坂」が見えます。

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石段の脇にはずらっと並ぶ常夜灯。
「秋葉灯篭」と呼ばれるこちらの灯篭は、秋葉山本宮秋葉神社だけでなく、静岡県西部、愛知県東部、長野県南部などに多く存在しています。

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秋葉神社の神紋である七葉もみじが彫られていました。
江戸時代に爆発的に流行した秋葉信仰の証であり、古くから地元の人が灯篭に火を灯し、道を通る人の道標として使われていたそうです。
秋葉神社境内だけでも大小数種類の灯篭があります。

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こちらはどこかモダンな雰囲気。

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本殿前の鳥居の両脇には、深緑に金の神紋が美しい、大きな灯篭がありました。
もちろん夜にはそれぞれに光が灯り、昔と変わらず、参道を行く人の道標となっています。

ポイント②神門

秋葉坂をぬけた先にある「西ノ閽の神門」。

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大きく立派な門は、ご鎮座1,300年記念事業の一環として造営されたそう。
材料には、地元天竜杉を使用しています。
神門の四隅には「青龍・朱雀・玄武・白虎」と呼ばれる神々が装飾されていました。

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左上:青龍(せいりゅう)左下:玄武(げんぶ)右上:朱雀(すざく)右下:白虎(びゃっこ)

江戸中期からの歴史をもつ「井波彫刻」によって彫られた「四神」。
中国の神話に登場する霊獣だといわれています。
それぞれ天の四方の方角を司るといわれており、「東の青龍」「南の朱雀」「西の白虎」「北の玄武」と名付けられているようです。
四神は開運の力を持っていると信じられてきたので、お守りやパワーストーンに用いられることも多いのだそうですよ!
そんな縁起のいい彫刻の下を通る際には、ぜひ彫刻の端までじっくりご覧ください。

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大きな四神の後ろに小さな可愛らしい四神がいるのもお見逃しなく。

「西」の神門というからには、東にも神門があります。
境内で最も古い建物ともいわれる東の神門は、上社から下社へ続く表参道を少し下ると見えてきます。

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先ほどの神門とは雰囲気が異なりますがこちらも立派・・・!
年季の入った秋葉灯篭も江戸時代からの秋葉神社の繁栄を感じさせますね。
この東の神門は、昭和18年の大火が起こった際に、類焼を免れた唯一の建物。
現在も、下社から徒歩で上社を参拝する方々を迎え入れています。
自然の木々に囲まれながら、ひっそりと佇んでいる姿。
どことなく哀愁が漂っているかのようにも感じましたが、それは決して悪い意味ではなく、とても風情があり、素敵な神門でした。

ポイント③ちょっと変わった祈願

手水舎のすぐ脇に、「天狗の皿投げ」と書かれた看板を発見。 看板には、「秋葉山には昔、天狗が住んでいて皿を投げては願力を競っていたと云われています。」と書かれています。 その天狗の皿投げを模した、一風変わった祈願がこちら。

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軽い材質のお皿と、ペンが用意されていました。
天狗の皿投げは「天狗みくじ」を引くことでチャレンジできます。
まずおみくじを引いてから、お皿3枚にそれぞれお願い事を記入。
記入し終わったら、投射所から見える輪を狙って投げます。
無事輪の中にお皿が入ればお願いごとは叶うとのこと。
一見簡単そうに見えますが、お皿を輪の中に入れるコントロール力がないと中々難しいかもしれません・・・!

社務所の前にはこんなものもありましたよ。

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これは「神恵石」という秋葉山系より産出し、奉納された巨大な「火打石」だそう!
手前に備え付けの火打ち金が置かれているので、それを使ってこの岩を2~3回かすらせるように打ち付け、切り火をします。
そうして厄除け・清め・大願成就をご祈願するようですよ。

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ポイント④迫力ある本殿

上社の最高域に、秋葉山頂の神域を背にして建つ本殿!
装飾品は控えめですが、金色がアクセントとなっておりとても凛々しさを感じます。

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手前に見えるのが参拝をする拝殿。この拝殿の奥が本殿となります。
秋葉神社の本殿は、日本の神社建築様式の一つである「流造(ながれづくり)」で出来ています。
流造とは、屋根が反っており正面側の屋根をする~っと長く伸ばしている様式。
神社建築様式の中でも一番この様式が多いのだそうですよ!
手前に見える拝殿は、四方にひさしがついた「入母屋造(いりもやづくり)」。これは法隆寺などでも使われている日本建築における代表的な屋根形式なのだとか。

日本の代表的な社寺建築様式で作られた、迫力ある拝殿と本殿は圧巻ですが、見どころはこの建物だけではありません。

拝殿でぜひ見てほしいのが、向拝所上部にある彫刻。

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左から申、酉、戌。その年と、前後の年の干支が施されているんです。
調査を行ったのは2017年のため、真ん中は酉。もちろん2018年には、戌の彫刻が真ん中へと移動し、新たに亥の彫刻が右側に加わります。
祈願に夢中で意外と気づきづらい拝殿上部。ぜひ意識して見てみてくださいね。

本殿すぐ近くには「神楽殿」もありました。

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ポイント⑤季節と天気によって変わる境内の雰囲気

今回の研究にあたって、ハマラボは二度の現地調査を実施しました。
一度目の調査を行った際の季節、天気は「夏の早朝・曇り」。
二度目の調査は「冬の午前中・晴れ」という全く異なる状況でした。
面白いと感じたのが、境内の雰囲気が全く違うこと。
では、どう違うのか比較してみましょう!

「夏の早朝・曇りの日」と「冬の午前中・晴れの日」の秋葉灯篭

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夏には鮮やかな木々と灯篭が、冬には微かに残った紅葉と灯篭がお出迎え。
灯篭にあかりが灯される夜にはまた違う雰囲気が楽しめそうです。

「夏の早朝・曇りの日」と「冬の午前中・晴れの日」の神門

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早朝に撮影した神門では、時おり霧が風に吹かれて門から吹き抜けていく、幻想的な現象が見られました。
四神の彫刻を撮影する場合は、神門の細部までくっきり見える晴れの日がおすすめ。

「夏の早朝・曇りの日」と「冬の午前中・晴れの日」の幸福の鳥居

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こちらも同じ秋葉神社内の幸福の鳥居ですが、早朝と良く晴れた日では雰囲気が違って見えますね!
天狗伝説の残る秋葉山。霧に包まれた境内はいかにも!といった感じでわくわくしました。

どんな風景が見たいかを決め、季節と天気を見極めて秋葉神社にお参りする、というのもいいかもしれませんね。 見どころポイントをまとめたところで今回の調査はここまでです!

結果報告

今回は秋葉神社の上社の見どころポイントをまとめてみました。
秋葉神社に訪れる際にはぜひ参考にしてみてくださいね!
早朝の、霧がかかっている薄暗い中での参拝はとても幻想的。天気が悪いと敬遠しがちなおでかけですが、曇りや雨の降る神社も素敵だな、と思わせてくれました。
時季や、その日の天気・時間帯で全く違う表情を魅せる秋葉神社。
足を運ぶごとに、また新しい発見があるかもしれませんね。

この記事を書いた人

ハママツ研究所
ハママツ研究所
浜松を愛し、浜松に愛されることを目指して日々研究に没頭中

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