春野の山々をイメージ。ぷるっとした和菓子「あおねり」 本多屋菓子舗

春野の山々をイメージ。ぷるっとした和菓子「あおねり」 本多屋菓子舗

浜松市天竜区

春野の山々をイメージ。ぷるっとした和菓子「あおねり」 本多屋菓子舗 春野の山々をイメージ。ぷるっとした和菓子「あおねり」 本多屋菓子舗 春野の山々をイメージ。ぷるっとした和菓子「あおねり」 本多屋菓子舗

甘い物とあらばなんでも調査!がモットーのハマラボスイーツ部。
今回は、浜松市天竜区の老舗菓子店「本多屋菓子舗」をご紹介します。

山好きの初代が春野の山々を表現して生まれた銘菓「あおねり」

お店があるのは天竜区春野町の気田川と杉川の合流地点より少し北に向かったところにある気田商店街の一角。
ちなみに気田川は「けたがわ」と読みます。

春野の山々をイメージ。ぷるっとした和菓子「あおねり」 本多屋菓子舗|ハマラボ[ハママツ研究所]

本多屋菓子舗は明治42年創業の老舗和菓子店
ここで春野の銘菓として人々に愛されているのが「あおねり」という和菓子。

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「あおねり」が誕生したのは大正時代
初代の店主さんが春野の山々を和菓子で表現したものなんだそうですよ。

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お店に入ってすぐのところのショーケースに早速発見しました!
鮮やかな緑が可愛いあおねり。

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お隣のピンクが可愛いあおねりは「四季のあおねり」。
季節折々を楽しむことができますよ。

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  • 春 …… あおねり
  • 梅雨 …… あおねり
  • 夏 …… レモンあおねり
  • 秋 …… あおねり
  • 冬 …… ゆずあおねり

四季の中に梅雨があるのが素敵です。
本来ならば、まだ春なので桜あおねりを置いているそうですが、例年より早く桜が散ったので桜あおねりは今年は終了。
代わりにりんごのあおねりを始めたそうです。これは来店のタイミングによっては、四季のあおねり以外の味にも出会うことができそうですね。

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あおねり以外にも、天狗饅頭、どら焼き、ヤシオもなか、お茶羊羹も販売。
残念ながらお茶羊羹は売り切れ。

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お菓子も売ってた

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春野のお茶も

所々、昔の雰囲気を残す落ち着きある店内。
商品棚の上には昔使用していたアイロンがディスプレイされていました。
その向こうには先代と二代目のお写真も。

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あおねりその他和菓子を買ってみた

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店頭にあった和菓子を全て買ってみた

まずは、お目当て「あおねり」。

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ぷるりん

包装紙をめくると、あらきれい!鮮やかな緑色。
この緑とも黄緑とも言い切れない絶妙な色合いが不思議と「どんな食感なんだろう?」と想像力を掻き立てます。

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かわいいなあ

こちらはプレミアムのりんごあおねり。
ピンクも可愛いなあ。
四季シリーズのラインナップからおそらく、他にも黄色やオレンジ、茶などカラフルなあおねりが存在するのではないかと予想。
全種類並べてみたい〜!絶対かわいいと思う。

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きみたち、かわいいねえ

なんか、横からみたらドラ○エの某モンスター、○ライムみたいに見えてきました。
あいつみたいにツノ(?)は立っていないけれど、どうも質感がね、それにしか見えない。

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中は白あん

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りんごたっぷり

饅頭と水饅頭の間みたいな不思議な食感のあおねり。もっちりぷるんとした感じはういろうにも似ているかも。
白あんがたっぷり入っていますが、甘さ控えめで食べやすいです。
りんごは、果肉が入っている分ジューシーでしっとりとした餡に仕上がってます。りんごの香りが爽やか。

不思議な食べ物〜!冷やして夏食べたら美味しいだろうなあ
ういろう好きなのでちょっとクセになる食感です。

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どら焼き

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あんが透明感のある黒

ふわふわの皮にしっとりねっとりとしたあんこが特徴的。中はつぶあんです。
あんこは水飴が入っていて、もなかの中に入っている餡のようなねっとり感があり、しっかりしています。
皮にも甘味があり、茶菓子のパートナーとして優秀ですね。

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天狗饅頭

春野らしい天狗のおまんじゅう。程よい甘さのつぶあんに塩味のある味噌風味の皮が美味しい一品。
でも、何より天狗の顔が面白くて最高ですね。

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どこ見てるのかわからなくてユーモラス

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ヤシオもなか

こちらのヤシオもなかは、春野の岩岳山に群生するヤシオツツジをモチーフにしたもの。国の天然記念物にも指定されているそうです。
山頂に生えているそうなので、見るには往復5時間の登山が必要。4月下旬から5月末の開花シーズンですよ。

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いつかは生で見たいヤシオツツジ

中はつぶあん。ねっとりとしたしっかりした餡です。おそらく、どら焼きと同じ餡ではないかと推測。
パリッとした食感の最中とねっとりあんのコントラストが楽しい一品。

結果報告

あおねりを最初に見た時は「なにこれ!」とその出立ちの面白さに興味津々でした。しかも、それは大正時代に作られたものだと知って二重に驚き!
現代でも十分に通用する見た目の良さとひんやりぷるっとした新食感。
ういろうや水まんじゅうが好きな私は結構好きなお味。
季節折々の味覚を詰め込んだ餡も食べてみたいので、春野に行った時に覗いてみる定番のお店になりそうです。

おまけ
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建物横にあったアイウエオ作文には地元愛が溢れる

この記事を書いた人

はまらぼすぃーつぶ
はまらぼすぃーつぶ
甘い物とあらばなんでも調査!をモットーとし浜松のスイーツを食べまくる部活。

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