今年で開園15年目!ガーデンパークで花学体験
公開日:2019/05/16
お花を眺めて、その美しさにただただ感動する部活、フラワーウォッチング部。
今回は、浜名湖ガーデンパークに行ってきました!
2004年に開催された浜名湖花博の跡地を利用した当園。
今年(現在 2019年)で15年目の節目を迎えるそうで、それを記念したイベントが開催されています。
花愛い人になる
15周年のイベント情報サイトには、「花愛い(かわいい)人になる」とのコピーが。
どうやら、花愛い人は「花を観賞する人達」「花を愛でる人」の意味らしく、
「我々、フラワーウッチング部の活動ポリシーに合致してるじゃないですか!」と意気揚々と浜名湖ガーデンパークへ。
ゲストと巡るGardenウォーク
様々な業界の著名なゲストの解説を聞きながら園内を探索するGardenウォーク。
ガーデナーや植物の研究者、庭園療法士など植物に関わる様々な方々がゲストに呼ばれています。
私が参加した日は、浜名湖ガーデンパークの造園に関わったガーデナーさんがゲストでした。
北口ゲート付近の総合案内所に集合。
ガイドさんのシャツがモネの睡蓮!
お二人をガイドに園内探索スタート!
公式キャラクターの、のたねちゃんが両手を広げてようこそ!
こちらのガーデンは、のたねちゃんの石像がとっても印象的!
誘われるように中の小道を歩くと、キューブになった石がゴロゴロ。
バックヤードにあったのをわざわざ持ってきておいたというこちらの石。
数は15周年にちなんで15個あるそうです。
隠れたメッセージみたいでかっこいい!
石の配置も小道へと誘導するように配置されているそうです。
こちらは爽やかなイメージ。
青い花とコントラストで引き立つように、ライムグリーンの植物と合わせたのだとか。
こちらはクスノキのガーデン。
もともとはあまり目立たないガーデンだったそうですが、
ガーデナーさんにより生まれ変わったそう。
しかも、すごいなと思ったのは全て植え替えをしたわけではないと言う点。
ちょっとだけ新たに植物を差し込んで、見事に印象を変えてしまったそうですよ。
ここのエリアはクスノキの間を通り抜ける風を感じることのできるように風に揺れるような高さのある草花を選んだそうです。
これはネギの仲間なんだそうです。
確かに言われてみると葱坊主(ねぎぼうず)みたい!
静岡にゆかりのあるお花はこのようにディスプレイ!
本の形でかわいい!
クスノキのガーデンを抜けると向こう側には花広場がみえます。
ガーデンとガーデンの間にあるカラフルな布のようなものが。
実は子供達がお花を表現して作ったものなのだそうです。
展望塔横のかえで橋から花広場へ移動します。
橋からの景色もいい
橋の上からはのたねちゃんが見える
かえで橋には色あざやかなお花が飾ってあり、きれいでした。
サフィニアという花だそうでこの花は通底するテーマの一つで、園内のいろんなところで見かけることができるそうです。
ここにも。
これもそうかな?
花ひろばに到着。
こちらのガーデンは手間は白、向こうに行くに従って色の濃いお花が植えられています。
15周年を迎え、初心に戻って頑張っていこうというコンセプトなんだそうですよ。
お花で表現ってこういうふうなメッセージを込めることもできるのですね!
この白い花はなんとニンニクの花!
ニンニクといえば親しみがあるのは球根の方だったので、こんな可愛らしいお花が咲くなんて知りませんでした!
お次は国際庭園への道すがらのガーデン。
滑らかにうねるようなデザインのガーデンで、勾玉のような形になっているそうです。
今まで見てきたガーデンより少し小さめでしたが、私はここが一番気に入りました。
カーブに沿って歩きたくなるような不思議な形ですよね〜!
下の写真は国際庭園に入る道。
かなり、木々が密集しているような感じですが、これは演出なんだそうですよ。
ガイドさんは木々のトンネルと呼んでいましたが、
一度、視界を遮ることでトンネルを抜けた後に青空が広がってより開放的に感じるのだそうです。
国際庭園には、花博のレガシーが立ち並びます。
入ってすぐはアジアゾーン。
ここ、なんだか熱帯のようでいて爽やかさを感じる景観だなあ
このアクセントになっている白い笹のような植物は「セイヨウダンチク」というそうで、
笹ではなく竹の仲間。
暖竹の名の通り日本では関東南部以西に生息しているそうです。
生命力が強く、放っておくとボウボウと生い茂り、藪になってしまうのだそう!
差し技で簡単に増やすことができるらしいです… 爽やかな見た目に反して、恐るべき生命力!
続いて、西洋ゾーンに移動。
オーストラリアのゾーンでは、印象的だったのはこの木。
水筒なんかを洗うのに使うようなブラシにそっくりだから、ブラシの木と言うそうです。
英語ではボトルブラッシュ(そのまんま!)と呼ばれています。
赤いのもありました。
園内には学生さん作のベンチが設置されていました。
芝生がめくれたら…とイメージして作ったそう。思わず、笑みがこぼれるユーモアが素敵な作品。
こちらのイングリッシュガーデンは、シンメトリーが特徴。
花博当時、オードリー・ヘップバーンをイメージして作られたそうです。
一見シンメトリーに見えますが、植物は非対称。
カチッとした建物に植物の柔らかさがいいコントラストですね。
右と左でどこが対象じゃないかを探すのが楽しかったし、こんな楽しみ方あったんだ〜と新鮮でした
イタリアブースはピンク色の植物がメインに植えられていました。
こちらはオーストリアブース。
白い音符の部分は白い砂利を新たに敷いたんだそうですよ。
白いバラは「パガニーニ」という品種だそうです。パガニーニといえばバイオリニストが思い当たりますが、音楽の都ウィーンを彷彿とさせますね!
ちょっと寄り道して、風立ちぬ湖畔の道へ。
自然本来の姿を楽しめるようなナチュラルガーデンを目指してつくられており、ここから浜名湖が望めます。
海風が気持ちいい〜!
ここにも一工夫が。
風を感じてそよぐような植物をここでも植えているそうです。
ガーデナーさんが教えてくれたのはこの草。
犬の毛と同じくらいふわふわ!名前は忘れちゃいました
風がそよぐとキラキラと光を受けて輝くそうです。
特に夕方はとっても綺麗なんだそうですよ。
二つ目のイングリッシュガーデンはおとぎ話に出てきそう。
国際庭園を抜けえのき橋をわたると、
ちょうどガーデンクルーズが川を渡ってました!
雰囲気ありますね〜!
ついにゴールのケヤキ休憩所に到着!
こちらの休憩所も素敵!
ガイド付きだとめちゃくちゃ楽しい。
ゆっくりとだいたい1時間ほど歩きましたが、すごく早く感じました。
それだけ集中していたし、凝縮したひとときでありました。
今回、参加した「Gardenウォーク 〜ゲストと花めぐり〜」ですが今月の5/19にまでの期間開催されています(浜名湖花博15年目の春「浜名湖ガーデンパーク」情報サイト:https://hamanako-gardenpark-dc15.amebaownd.com/)。
予約なしで当日参加で大丈夫です。興味のある方は是非参加してみてくださいね!
この記事を書いた人
- お花を眺めて、その美しさにただただ感動する部活。
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