フルーツパークで童心に返る

フルーツパークで童心に返る

浜松市北区

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はままつフルーツパークとは、1996年に「浜松市フルーツパーク」として開園した浜松市北区都田町にある、面積約43万㎡の植物園です。
2012年12月に園内再整備のため一旦休園、翌2013年4月に指定管理者制度を導入、株式会社時之栖によってリニューアルオープンしました。

幼少期に来園した際の記憶では、

・季節のフルーツが自分の手で収穫出来る
・大型のフルーツ型のアトラクション遊具がある

「浜松市周辺で子供連れの家族が手軽に楽しめるテーマパーク」という印象でしたが、リニューアルしてからは、フルーツ狩りやアトラクション遊具に加えて

・トロピカルワインカーブ
・フルーツ工房
・セグウェイ体験
・イルミネーション(季節限定)
・ペルレ(フルーツバイキング)

などなど。たくさんの新しいお店が追加され、大人も楽しめる充実した施設に生まれ変わっていました!

いざ入園!

はままつフルーツパーク_フルーツパークで童心に返る|ハマラボ[ハママツ研究所]

平日の朝一番だったこともあり、客足はまばらでした。すんなり入ることができてよかったです。
入園料700円を支払い、いざ入園です。

はままつフルーツパーク_フルーツパークで童心に返る|ハマラボ[ハママツ研究所]

早速「セグウェイ体験」を発見しました。坂道が多かった記憶がありますが、セグウェイで登ることが出来るのでしょうか!?

東エリアでフルーツ狩り体験

受付の方に「フルーツ狩りされますか?今日は“もも”と“すもも”が収穫できますよ」という有力な情報をいただき、まずは東エリアに向かいます。
東エリアには様々な種類の果実を育てている果樹園があり、自然をそのまま残しているためハイキングを楽しむことも出来ます。

園内で育てているフルーツには、今日収穫体験が出来る「もも」「すもも」の他に「りんご」「みかん」「ナシ」「サクランボ」「いちご」「かき」「ブルーベリー」「ざくろ」「アケビ」などたくさんの種類のフルーツが育てられています。
その中から時期によって約15種類のフルーツが収穫体験できる!とのことなので、行く前にオフィシャルサイトをチェックすることをお勧めします。

緑がたくさんの「森」の道をウォーキング気分で進んでいきます・・・

はままつフルーツパーク_フルーツパークで童心に返る|ハマラボ[ハママツ研究所]

少し分かり辛いかもしれませんが、結構な勾配です。フルーツを狩る体力が残っているでしょうか。まだ見ぬ「もも」に想いを馳せ、坂道を登ります。

モモ園到着!

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ももの収穫は6月後半から8月上旬まで。本日は「チヨマル」と「ちよひめ」という種類のももが収穫体験できるとのこと。
受付を済ませ中に入ると、気さくで元気のいいおじさんが駆けつけてきてくれました!ここで少しももの収穫に関する「コツ」を教えていただきました。ポイントは、

・お尻が赤くなっているものを選ぶ
・採る時は優しく枝からひねるようにくるっと回すと簡単に採れる

チヨマルは「黄桃」という種類で缶詰などに加工されることが多く、生食する場合は甘味・酸味が強く濃厚な味わいとのことです。

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ももの甘い香りがハウス全体に広がっています。やはりいい香りですね。

本日もう1件体験できる「すもも」は、もも園の隣に。

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すもも園のおじさんも元気で豪快な方でした!「ももを採ったらすもも園にもおいで」と、もも園から出てくるお客さん全員に営業してました。
ももVSすもものおじさん対決!どちらもここでは紹介できない素敵なサービスをしていただき、結果はドローということで。

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すもも園に入ると、ももとはすこし違う甘酸っぱい香りがしました。

やはり、すもも園のおじさんからも収穫の「コツ」を教えていただきました。 ・赤いものを採ること!青いものはだめ!木の上のほうに赤いものが多い!ちゃんと見ないと!! ずっと言っておられました。

単純なコツですが、なかなか見当たりません。はしごを使って上のほうも探してみます。
「ちゃんとみるんだよ。焦っちゃだめ」とおっしゃるおじさんのアドバイスを守り、ゆっくりと探していたら・・・赤く熟したすももを見つけることが出来ました。

はままつフルーツパーク_フルーツパークで童心に返る|ハマラボ[ハママツ研究所]

素敵な人たちに囲まれ、自然いっぱいの中で育った素敵な果実を、「自分で見つけて収穫する」という貴重な経験をすることが出来ました。

おじさんがこういうことをおっしゃっていました。
「新東名(高速道路)が出来たこともあって、県外(愛知県)のお客さんがたくさん来てくださるようになった。なかなか浜松の人は来てくれないねぇ。寂しいねぇ」

魅力を少しでもお伝えできていると嬉しいです!

西エリアに向かいます!

はままつフルーツパーク_フルーツパークで童心に返る|ハマラボ[ハママツ研究所]

収穫を終え、疲れた身体を休めていると「チューチュートレイン」が現れました!15分おきに園内東エリアを巡回している汽車の形をした自動車です。「トロピカルトレイン」という名前のようです。
疲れた時や小さなお子さんがいる場合の移動にはとても便利ですね。

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西エリアに到着!

西エリアにはお子様が楽しめる遊具やフードコート、時期によってイルミネーションも開催しているエリアです。
リニューアル後にお店や施設を充実させ、時之栖さんの商品を購入できるお店もあります。

そして、本日のお目当ては「デザートバイキング」です!エントランスゲートから少し入ったところにあるレストラン「ぺルレ」さんに伺いました。

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その日いただけるフルーツ全盛りの図

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ケーキやアイスを合わせて見栄えにこだわった図

ぺルレさんは7月にリニューアルするそうなので、その時にもう一度来てみたいです。

西エリアには他にも…

・手ぶらで参加できる「バーベキューガーデン」
・本場イタリアの石窯で焼いたビザをいただける「PIZZA工房」
・世界のワインを集め醸造見学もできる「トロピカルワインカーヴ」

などのショップや、お子様向けアクティビティの「フルーツオーケストラ」(遊具)、大温室の「トロピカルドーム」、季節限定のイルミネーション、各種体験イベントなどを楽しむことが出来ます。

その中で、異色を放つコンテンツを発見!?

謎の恐竜エリア(正式には夢の恐竜ひろば)

はままつフルーツパーク_フルーツパークで童心に返る|ハマラボ[ハママツ研究所]

御殿場にある「時之栖」で大人気の噴水エンターテイメントショーがフルーツパークでも楽しめる「噴水イルミネーション」エリアに・・・恐竜さんがいらっしゃいました。
何故?どうして?フルーツパークに恐竜なのか?!恐竜たちもフルーツを食べに来たのでしょうか?はたまた、フルーツでお腹いっぱいの人間を!?

恐竜の前を通るとセンサーが反応して動いたり鳴き声を出したりする演出があります。本物を見たことはありませんが、顔や体のラインがとてもリアルです!

大型の草食恐竜のようです。ブラキオサウルスでしょうか・・

はままつフルーツパーク_フルーツパークで童心に返る|ハマラボ[ハママツ研究所]

こちらは人気のステゴサウルスですかね。

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小さなお子様が喜んで走り回っていましたが、センサーが反応して動き出すと怖くて泣き出しそうになっているお子様も・・・!
夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気となるようですよ。

童心に戻って!

幼い頃の記憶に残っている「フルーツオーケストラ」にやってきました。

はままつフルーツパーク_フルーツパークで童心に返る|ハマラボ[ハママツ研究所]

フルーツパークならではのフルーツの形をした、大型遊具が集まっているエリアです。
ふわふわマットなど、一部は有料ですが「フルーツオーケストラ」は無料で遊ぶことが出来るので、小さなお子様を連れて行ってみてください。

そして・・・

はままつフルーツパーク_フルーツパークで童心に返る|ハマラボ[ハママツ研究所]

虹色のトンネルです。何故か分かりませんが、最も記憶に残っている遊具です。ここをくぐってからいろいろな遊具で遊びに行く という流れが「フルーツパークへ来た!」と感じるポイントでした。

はままつフルーツパーク_フルーツパークで童心に返る|ハマラボ[ハママツ研究所]

パイナップルタワーです。パイナップルの中は長い階段がらせん状になっています。園内で最も大きな遊具で、フルーツオーケストラのシンボル的存在です。パイナップルの上からのびる滑り台は爽快です!

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バナナのレールウェイです。
子供の頃の感覚ですが、それなりの速度と「バナナに当たりそう!」的なスリルを味わうことが出来ます。

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オレンジのジャングルジムです。
このジャングルは変わった形をしていておもしろいですね。考え次第で色々な遊びが出来そうです!同じような形の「カキのブランコ」もあります。

はままつフルーツパーク_フルーツパークで童心に返る|ハマラボ[ハママツ研究所]

メロンのメリーゴーランドブランコです。
タイヤの部分がブランコ状になっていて、全体がメリーゴーランドのように回るようになっています。上の階にも中の階段からのぼることができます。
これは手動で回す仕組みになっていて、結構力がいるのでお母さんお父さんが協力して回したり・・・という光景をよく見ました。

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リンゴのローラー滑り台です。
勢いの付け方次第で早くも遅くも滑ることが出来ます。ずっと乗っているとおしりがふわふわする感じになるのもローラー滑り台ならではですね。

疲れました!

はままつフルーツパーク_フルーツパークで童心に返る|ハマラボ[ハママツ研究所]

久しぶりにフルーツパークへ行ってみた訳ですが、昔とは変わっていて新鮮に感じるところもありつつ、子供の頃の記憶が蘇る懐かしい気持ちになることも出来ました。
小さい頃の思い出が、色褪せずそのままの形で残っていることは、浜松に住む人間としてはとても嬉しく感じました。

浜松で生まれ育った方の中には「フルーツパーク行ったことある!」という方はきっと多いと思います。
親子二世代で少し違った楽しみ方が出来る「フルーツパーク」へ行ってみるのはいかがでしょうか。新しい発見があるかもしれません。

結果報告

大人が童心に返ってはしゃぎ回ると、肉体の疲労は想像を超える。

この記事を書いた人

研究生
研究生
ライター見習い、なんでもやります、だから許してください。

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