標高532メートル!ドライブで行く 掛川市 夏の粟ケ岳

掛川市

静岡県掛川市にある粟ケ岳
山頂からの眺望をひと目見ようと多くの人が訪れます。
季節折々の眺めが素晴らしく、ハイキングコースの中で立ち寄るスポットとしても有名です。

ハイキングで粟ケ岳に登った経験のあるスタッフに感想を尋ねたところ、
「めっちゃキツかったです」
とのことだったので、ハイキングコースのことは記憶から消し、車で向かうことにしました!

粟ケ岳までドライブ!

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掛川といえば有名な茶所ですが、粟ケ岳のある東山地区は「茶草農法」という伝統農法でお茶を栽培しています。
東山でつくられたお茶は「東山茶」と呼ばれ、農林水産大臣賞を幾度となく受賞する高品質で美味しいお茶なんですよ。
粟ケ岳の山の斜面には、新幹線や東名高速を走る車窓や空港から見えるくらい大きな「」の文字の形にヒノキが植林されています。(その昔は松の木だったらしいが、松くい虫に食べられて枯れてしまったらしい)

粟ケ岳に登る道の途中、粟ケ岳全体と「茶」の文字がよく見えるビューポイントが3つあるとのことだったので、ビューポイントを制覇しながらのドライブを決行。

早速、浜松から国道1号を走り、掛川市内に入ったら北上。
ビューポイントの設定された道を通ると少し大まわりになってしまいますが、ゆっくり眺めを楽しみつつ山頂を目指していきます。

ビューポイント1

唐突に現れた犬顔の招き猫と看板。

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茶文字の里 東山

看板には「茶文字の里 東山」の文字。

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駐車スペースは結構広め。車を駐めて辺りをチェック。

どうやら、第一ビューポイントはここで間違いなさそう。
眺めはこんな感じ。

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遠くに茶の文字が…

手前の草が繁りすぎてて、肉眼だとちょっと厳しいかな…
もう少し上に登ってみましょう!

ビューポイント2

「早!もう着いたわ」と呆気にとられるくらい、ビューポイント1とビューポイント2の距離は近かった。
周りに遮蔽物がなく、ビューポイント2の方が見晴らしが良さそう。

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いい景色

周りの風景もよく見えて、茶畑も込みで茶文字を楽しむのに最適なポイント。
さあ、粟ケ岳に一番近いビューポイント3を目指して、どんどん上に登っていきましょう!

ビューポイント3

標高が高くなってまいりました、ビューポイント3。
しばらく車を走らせ到着。駐車場の土の色が煉瓦色でわかりやすいのも初見に優しいですね。

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「茶」文字が肉眼で見える!

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茶にズーム!

やはり、一番きれいに見えるのはビューポイント3ですね。
茶の文字が肉眼でくっきり見えるのが嬉しい。
カメラや望遠鏡を持参していけば、もっと拡大した茶の文字を観察できそうです。

粟ヶ岳 かっぽしテラス(粟ヶ岳世界農業遺産茶草場テラス)

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くねくねした山道を登って登って、結構標高の高い所までやってきました。
道が所々細く、一車線になるところがありますので、運転の苦手な方や、土日祝の人が多い時間帯に行く方は、粟ケ岳を降りたところにある東山いっぷく処で車を駐めておくのも一案です。(登るのが大変ですが)
車で頑張ってみるという方はお気をつけて運転してくださいね。
あともう少しで到着かという所まで登るとこんな面白い看板を発見。

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> 今ここですよ

今、あなたは茶文字の草冠に差し掛かっています!!」ということを健気に教えてくれた看板。
慣れない山道の運転に強張っていた頬が思わず緩んだ瞬間でした。ありがとう。

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山頂駐車場

ちなみに、この日の予報は「晴れ時々曇り」。

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山頂はめっちゃ曇ってた

山の天気は登ってみないとわからないですなあ…
気を取り直して、車から降りてかっぽしテラスを目指して歩きます。

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この坂道を右に登るとかっぽしテラス

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到着!

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上まであともう少しだ

坂を登り切ると車椅子の方や業務用車両のための駐車場と共に「かっぽしテラス」がお目見え。
ちなみにですが、「かっぽしテラス」は愛称で、「粟ヶ岳世界農業遺産茶草場テラス」が正式名称
普段の行いは良いはずなのですが、ここまできてまさかの分厚い曇天模様。
出発した時は晴れてたんだけどな…しょんぼり。

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到着

かっぽしテラス入り口にバイクスタンドも完備。

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バイクスタンドからの見晴らし

いつまでも悔しがっていてもしょうがないので、中に入ってランチをいただくことに。

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まずは一階でランチを

建物に入って左側のカウンターで食事を注文します。

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ん〜〜どうしよっかなあ

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平日のメニュー

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ティータイムメニューもあったぞ

やっぱり「かっぽしランチ」だよね!ということで注文。
下調べしていたときに見つけて楽しみにしていた茶蕎麦は今はもうやっていないそうです。残念。
ついでに、一個90円の茶まんじゅうも注文。

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お土産コーナーも

景色の良いテラスでランチタイム

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晴れてきたぞ

いや〜やっぱり日頃の行いのおかげですかね、徐々に晴れてきました。ありがとうございます!
眺めのいい真ん中の席をGET!

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嬉しいお茶のサービス

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かっぽしランチ

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山頂の眺めと共に

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かっぽしテラスの建物を模したライス

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お茶のふりかけ

かわいいかわいい「かっぽしランチ」のメインは静岡生まれのブランド豚「金豚王(きんとんおう)」

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ジューシー

中国浙江省原産の希少な「金華豚」と、赤身生産性に優れた静岡県系統豚「フジロック」を交配させて生まれたそうです。金華豚由来の柔らかい肉質、甘み、風味の良い脂肪と、フジロック由来の理想な肉質(お肉と脂肪のバランスの良さ)を併せ持っています。

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金豚王、初めて食べましたが美味しい!!
脂身が甘くてあっさりとしていて食べやすいのに、肉厚で噛み応えのある肉質。
ブランド豚ってそういうことか。これがブランド豚の旨さか。
普段は、安価な豚肉しか食べない私にとって、金豚王は感涙ものでした。

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こちらの透明な寒天ゼリーは青じそジュースを固めたもの

さて、食後のデザートタイムは「茶まんじゅう」。
いや、さっき青じそ寒天ゼリー食ったろうが、という心の声はさておき、サービスのお茶で一服。
茶まんじゅうは粒あんとこしあんの2種類があります。

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食後のデザートタイムといきますか…

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山の形に「茶」。そう!これは、粟ケ岳そのものを表しておられるのです…!

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これ、おまんじゅうの皮が美味いぞ…!!
お茶の味が濃くて最高じゃないか。
さすが茶どころですね。それなのに、良心価格でお得な気分♪

満腹になったところで屋内を探索

空腹時には目が霞んで見えていませんでしたが、テラスから見た施設内のお庭はこんな眺め。

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粟ケ岳 標高532m

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ん〜と、あの人誰?

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ちょ、おじさん、顔見えないんすけど…

こちらのお顔が見えそうで見えない方は「栄西禅師」。
宗(960年から1127年の中国にあった国)からお茶の種とお茶を飲むための方法などを日本に持ち帰ってきたため、「日本の茶祖」と呼ばれているお坊さん。

ちなみに、「静岡茶の始祖」と呼ばれているのは「聖一国師(しょういちこくし)」。
駿河国(現在の静岡市の辺り)出身のお坊さんで、同じく宋で修行を終えた後に駿河国へ茶の実を持って帰り栽培したのだそうです。

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茶の十徳

石像を支える台には「茶の十徳」が刻まれていました。
「茶の十徳」とは、栄西禅師の弟子、明恵上人(みょうえしょうにん)が、お茶を飲むことの効用を『十ヶ条』にまとめたもの。

一者 諸佛加護
(お茶は諸仏の加護を得ています。)
二者 五臓調和
(お茶は五臓を調和し、身体のバランスを保ちます。
三者 孝養父母
(お茶は父母への感謝の精神を育みます。)
四者 煩悩消除
(お茶はわずらわしい世事の疲れを忘れさせます。)
五者 壽命長遠
(お茶を飲むと寿命が長く続きます。)
六者 睡眠自除
(お茶は睡魔を退けます。)
七者 息災延命
(お茶を飲むと無事に長生きします。)
八者 天神随心
(お茶を飲むと無心で純真な心でいられます。)
九者 諸天加護
(お茶を飲むと神仏に護られます。)
十者 臨終不乱
(お茶を飲むと穏やかに臨終を迎えることができます。)

上記は自分なりに調べた現代語訳なのですが、お茶屋さんなど別サイトではもっと素敵な訳があったので気になる方は「茶の十徳」で調べてみてくださいね。

明恵上人さんは、ここまで言い切っていいのかと言うほど、すごいお茶のこと信じてますね…!
確かに、緑茶は抗菌作用があったり、認知症予防や血圧、血糖値の抑制など良い効果づくめ。
あながち言い過ぎではないのかも…。

お茶の歴史に触れたところで、一階の雰囲気を写真で紹介。

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半屋内の席

建物入って一番左奥のこちらの席は、静かに景色を見たい方やカップルにオススメの席。

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“特等席”と名付けよう

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付近に席もなく眺めも良し

「この席いいですよねえ」と感想を述べ合っていたところ、脇で静かに佇む鐘の存在にようやく気がつきました。

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たたずむ鐘

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はずみでついつい鳴らした

“特等席”に座っている人がいたら顔しかめるくらい
結構でかい音鳴る

鐘を鳴らしたい人は誰もいない隙にこっそり鳴らしましょう(音で確実に周囲にバレますが…)。

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一旦出口から外に出て、階段から二階をチェック。

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いい眺め!晴れてれば…ねえ、また曇った?

残念ながら、晴れた日に富士山が見れると言う「フジテラス」は、密閉空間になってしまうので感染症対策で休館。

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「あれ、フジテラス鍵かかってます…」「あ!休館?」

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吹き抜けの天井から空を仰ぐことができる「スカイテラス」

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中に入ってみた

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曇りだねえ!

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曇っていても肉眼で見る分には申し分なく良い眺め

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スカイテラスの奥の通路から次なる目的地へ向かう

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建物全体を眺めるのにはここが一番良いスポット

ところで、かっぽしテラスのこの不思議な建物の形は、この地の伝統的な「茶草場農法」がモチーフになっています。

静岡県の茶畑の特徴はかまぼこを連ねたような長ーい茶畑ですが、「茶草場農法」はそのチャノキとチャノキの間にススキやササなどの茶草(ちゃぐさ)を敷いて堆肥にします。

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夏は収穫を終え、上の方が刈り取られているのでぺったんこ

東山にはお茶畑の付近に、この茶草が生茂る茶草場があります。
秋になると、この茶草場の茶草を刈り取って、束ねて干してある風景が所々で見られるようになります。かっぽしテラスの「かっぽし」とは、この干し草のこと。

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夏は思い思いの方向に生茂る茶草たち

このかっぽしテラスの山のような二つの突起は、束ねた茶草が二つある様を表現しているんですね。
秋にも東山にぜひ訪れて、その光景を目にしたいものです。

阿波々神社(あわわじんじゃ)

次に訪れるのは、阿波々神社(あわわじんじゃ)。なんだか、あわてているようでかわいい名前!

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この道をまっすぐ

阿波々神社では、阿波比売命(あわひめのみこと)をお祀りしているとのこと。

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粟ヶ岳固定局を通り抜けて

阿波比売命(あわひめのみこと)、別名 天津羽羽神(あまつははのかみ)は、天照大神 (あまてらすおおみかみ) が隠れた天の岩戸を神格化した天石門別神(あまのいわとわけのかみ)と言う神様を親にもち、ご託宣の神と呼ばれる事代主命(ことしろぬし)を夫に持つ女神様。

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大きな電波塔

生産の神であり、子授かり、安産成就などのご利益があるそうです。

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到着!

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周辺図

この周辺図をざっと確認して、

  • ①拝殿及び授与所
  • ②無間の井戸
  • ③粟ケ岳の山頂
  • ④句碑と歌碑
  • ⑤磐座跡
  • ⑥地獄穴

この順番で見学していくことにしました。

①拝殿及び社務所

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本殿

至る所に桜をモチーフにした紋があり、ピンクが可愛らしく、女神を祀る神社らしい仕様になっていました。

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かわいい〜

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あ!こんなところにも桜!

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本堂のすぐ隣が授与所

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さくらのおみくじ

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授与所でお話を聞く

阿波々神社の神紋は長い歴史の中でなくなってしまったらしく、この桜の紋は桜の名所である粟ケ岳と本社にちなんで後に考えられたものなんだそうですよ。私は可愛らしくて好きだなあ。

可愛らしいといえば、神社のアイドル 狛犬をチェック。

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お目々のアイラインかわいい

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ちょっと!その足蹴にしてるの子供の狛犬!?

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ぎゅむ

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ボク、耐えます

②無間の井戸

ここ阿波々神社には、「無間の井戸(むげんのいど)」と言う遠州七不思議の一つとされているスポットが存在します。

昔、粟ケ岳の山頂には鳴らすとどんな願いでもかなってしまう無間(むげん)の鐘があった。

その噂を耳にした人々が山頂へ殺到し、その混雑と殺伐さは、怪我をしたり突き飛ばされて落ちて亡くなってしまう人も出るほどであった。

その悲惨な現状を目の当たりにした阿波々神社の住職は、その鐘を井戸に投げ込んでしまった。
それ以来、その井戸は「無間の井戸(むげんのいど)」と呼ばれるようになった。

「え〜い!こんなものがあるからいかんのじゃ!」という住職の荒療治ですね。
住職をなんとしてでも阻止したい人もいたと思うし、てんやわんやで鐘を取り合って揉みくちゃになったのではと、その様子を想像すると可笑しくもありますね。住職、フィジカル強いな。

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社が見える

無間の井戸へは本堂の奥から続く道から詣ることができます。

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無間の井戸

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今はひっそりと佇む

③粟ケ岳の山頂

私としたことが、てっきり、かっぽしテラスが粟ケ岳の頂上だと思っていたのですが、真の頂上は実は阿波々神社にあります。

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唐突かつ素っ気なく現れた山頂看板

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④句碑と歌碑

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境内には、江戸時代前期の俳諧師 松尾芭蕉の句碑と江戸時代後期の国学者 石川依平の歌碑がありました。

こちらは松尾芭蕉の句碑。

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馬に寝て 残夢月遠し 茶のけぶり 松尾芭蕉

この句は芭蕉が金谷の里(島田市)を旅していたときのことを詠んだ句。
その句の前文にはこの句を読んだ時の状況が書かれており、その現代語訳がこちら。(少々意訳かもしれません)

( …月のかすかに見える、日も昇らぬ早朝に馬に乗って旅立ち、数里進んできたがまだ鶏も鳴かない。杜牧の早行(杜牧という名の中国の詩人の早行という詩)のような夢のまどろみも小夜の中山に至ったところで、はっと目が覚めた。)

小夜の中山こと中山峠は、掛川市にある東海道の三大難所の一つ。
その難所を目の前にして読んだ句なんですね。しかも、めっちゃ朝早い。

日が昇らない夜明けからだんだんと周りの民家起き出す朝になったこと、香ばしいお茶の香りのイメージが伝わってきて素敵ですね。これから難所の小夜の中山に臨む芭蕉ですが、お茶の香りで少しは心が和んだのでしょうか。

こちらは、国学者 石川依平の歌碑。

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「群山を 麓になして とりよろう 阿波々高嶺は 神さびにけり」 (中山峠などの山の連なりの一番端に鎮座している阿波々高嶺はなんと荘厳で神秘的であろうか) 石川依平

掛川市出身の石川依平が故郷の山を賛美している歌。
とりよろうは漢字で「取り装ふ」。身なりをととのえる、などの意味があります。「そびえる」などの表現でなく「取り装ふ」としたところに山の美しさを表現しているのかな、神の降り立つ山だとされていたから場として整っているという意味を持たせたのかな、などといろいろ考えさせられますね。
「神さびにけり」は、「神さびる」という動詞!「古びる」とか「神々しく見える」という意味があるそうです。初めて聞く動詞だなあ。

⑤磐座跡

さあ、神のよりしろとされる巨石群 磐座跡を目指しさらに森の中へ。

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境内はトレッキングコースの一部になっており、看板の示す矢印の方へ導かれるまま進み、磐座跡の後側からぐるっと右回りに見ていくことに。 岩が大きすぎて時々自分がどこを歩いているのかわからなくなりますが、ハイキングコースに沿って行くことで満遍なくみることができました。

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大きいなあ〜

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こんな風に絶妙なバランスで岩があるって不思議

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磐座跡 正面

生茂る樹木でわかりづらいのですが、奥に巨石群がそびえていてすごい迫力。

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巨石にここまで近づける箇所もあり、その大きさに驚愕

⑥地獄穴

巨石群の中には「地獄穴」という恐ろしいスポットも。

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この見晴らしの良さそうな切り立った岩の脇にポッカリと穴を開けているのが「地獄穴」。
無間の鐘を欲望のままついた亡者がここから地獄に落ちたと言います。

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地獄へ続く地獄穴

地獄穴は二つあり、その奥は未だ知らずということ…。
覗いてみましたが、本当に真っ暗でたぶん空洞。
なんだか、じわじわと怖いスポットです。

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まさか脇に地獄穴があるとは思えない、とてもリラックスした様子だけどいいのだろうか…

結果報告

粟ケ岳は見所がたくさんあり、景色は抜群!
でも、山の天気は登ってみないとわからないので運試しの要素がありますね。

かっぽしテラスは居心地が良くほぼ屋外なので今のご時世でも安心。
かっぽしランチと茶まんじゅう美味しかったなあ。

阿波々神社は知られざるパワースポットという雰囲気で、圧巻の巨石群は見る価値あり。
神社自体も可愛らしい雰囲気ですので、女子旅で寄ってみるのもオススメです。

おまけ

粟ケ岳は桜の名所でもあり、通年で楽しめます。
秋は紅葉と茶草場のかっぽし、冬はかっぽしテラス前に茶草で作った干支の巨大オブジェが登場しますよ。

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2014年 春の粟ケ岳の写真を入手(まだかっぽしテラスができる前です)

取材当日はあいにくの曇りでしたが、晴れていたらこんなに綺麗な景色が楽しめるんですね!

本日の一枚
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パノラマテラスで踏ん張るッ

この記事を書いた人

さんかく
さんかく
猫好きなのに猫アレルギーかもしれない。

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