遊びながら学ぶ。新しくなった浜松科学館みらいーら
コラボ企画

遊びながら学ぶ。新しくなった浜松科学館みらいーら

浜松市中区

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今年(現在 2019年)の7月にリニューアルオープンした浜松科学館みらいーら。
オープン初日には、来館者が長蛇の列をつくり話題になりました。
ハマラボスタッフも遅ればせながら、気になる館内を取材。

本日は、事業企画グループの藤江さんに館内の見所を案内していただきました。

科学がもっと好きになる。スタッフさんとのコミュニケーションを楽しもう!

みらいーらコア

遊びながら学ぶ。新しくなった浜松科学館みらいーら|ハマラボ[ハママツ研究所]

建物の中心にドーンと位置するのは、「みらいーらコア」。
巨大なスクリーンのついたステージでは、毎日、浜松科学館のサイエンスチームによるサイエンスショーが行われます。
この日の午前中に開催していたサイエンスショーのテーマは「風」。

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四角や丸の発砲スチロールが風の力で浮かぶのかを実験中。
サイエンスショーの演示を行うのは、うえちゃんこと、上野さん。

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特製の道具を使って風の流れを観察。
風で物が浮くのはどういう条件下なのかをいろんなもので試して探っていきます。

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子どもが大好きな飛行機の仕組みを解説

さらにそれを踏まえ、私たちの身の回りでどんなものが風の力を利用しているのか、わかりやすく解説してくれました。

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こんなものまで浮かべちゃうの?

ボールにとどまらず、いろんなものを浮かしまくるうえちゃん。
ついつい取材を忘れて見入ってしまいました。
素晴らしいショーを見せてくださった上野さんにみらいーらのサイエンスショーについて伺いました。

── 本日のテーマは「風」でしたが、ショーを構成する上で考えていることなどありますか?

遊びながら学ぶ。新しくなった浜松科学館みらいーら|ハマラボ[ハママツ研究所] 「日常の現象をわかりやすく、ということを念頭に置いて考えています。
みなさんが自分でできる実験や身の回りで体験できることをテーマに今回の風の実験は考えました。
たまに、液体窒素なんかを使った実験ありますよね。あれは科学館だからできる特殊な実験。もちろん、僕らもそういった実験をすることもあるのですが、「風」って必ず僕らの身の回りで吹くもの。だから、特殊な器具がなくてもドライヤーでできるのかな、とか自分でやってみたいとか、それ知ってるよって思ってもらえるような親しみのある実験を心がけました。」

── 確かに親しみがあって身近なものだと興味がわくかもしれませんね。

遊びながら学ぶ。新しくなった浜松科学館みらいーら|ハマラボ[ハママツ研究所] 「身近な「風」ってこんなパワーがあるんだ、こんなふうに使えるんだということを知ってもらえたら嬉しいです。
風の他にも、空気だとかシャボン玉だとか、小さい子も知っているようなものをテーマに、かつ、いろんな人が楽しめるようにたまに難しいものも混ぜつつ、緩急をつけながら考えています。」

── サイエンスショーを見に来る子ども達にメッセージをお願いします。

遊びながら学ぶ。新しくなった浜松科学館みらいーら|ハマラボ[ハママツ研究所] 「いろんな実験をやります。メニューもどんどん増やしていきます。 難しく考えずに、まずは気楽に楽しんでもらえたら嬉しいです。笑いながら自然に科学について学べちゃう、そんなお得なコーナーになってますので、ぜひ、遊びにきてくださいね!」

現在5種類の演目を用意してスタートしたサイエンスショーですが、夏休みの時期にはもう1種類増えるとのこと。

風の実験も、実は本日のショーには出てこなかった別のネタがあるのだそうです。
これは、いつ見にいっても楽しむことができそうですね!

サイエンスショー詳細については公式サイトから サイエンスショー | 浜松科学館:https://www.mirai-ra.jp/event/2039/

みらいーらテーブル

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ステージの真裏には「みらいーらテーブル」があります。
ここでは、10分〜15分の短い時間で体験できるワークショップが開催されます。
予約なしで楽しむことができますよ。

ワークショップの内容は毎週変わります。
15日までは「タネの模型を飛ばしてみよう」というワークショップを開催しています。

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参加のためのチケットは、テーブル横に設置してある卵型のガチャガチャで発券しています。 チケットを買うだけで、すでに楽しい。

タネの模型ということで植物のタネの形を参考に作ったアイテムを作成します。

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モチーフとなった植物の標本

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実際に種の模型を飛ばしてもらう

せっかく飛ばしてもらった種の模型なのですが、舞い降りるのが早すぎてシャッターが追いつきませんでした。
二つの葉がヘリコプターのようにくるくると回転し、とても綺麗でした!
興味の湧いた方はぜひワークショップに参加して、ご自分でつくってみてくださいね。
つくったアイテムは持って帰ることができますよ。

また、事前申し込みのイベントも定期的に開催されており、もっと本格的な実験や工作を楽しむことができます。ものづくりラボとサイエンスラボという会場で開催されます。

アクティブ展示解説

サイエンスショーやワークショップの他にも、気軽にその場で参加できる「アクティブ展示解説」もあります。
浜松科学館のスタッフの方による解説を聞きながら展示を体験するので、理解が深まります。
「パスカルの椅子」の解説を聞きました。

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スタッフの三島さん「天気予報でも聞くヘクトパスカル。パスカルって実は人の名前なんですよ。」

その場で解説を聞いていた男の子二人を圧力の力を借りて、私の体重で持ち上げる実験。
男の子「えー、二人って結構重いと思うけどなあ…」

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「あがった!」みるみる上がっていく椅子にくぎ付けの二人

時間にして5分ほどの解説で気軽に参加できます。学びながら実験でき、その時疑問に思ったことをその場で詳しい人に聞けるので、子供達の好奇心に火をつけるきっかけになりそうだなと感じました。

常設展5つのゾーン

常設展のテーマは大きく分けて、自然、光、宇宙、音、力の5つ。
まずは1階の自然ゾーンからご紹介します。

自然ゾーン

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浜松の自然環境をテーマにしています。
暮らしているとなかなか改めて考えることもないのですが、浜松の自然環境はとても豊か。
海も平野部も山間部も湖も川もある素敵な環境で、浜名湖は海水と淡水が混ざった汽水湖(きすいこ)で全国的にも珍しい湖。

そんな豊かな自然のなかでどんな生き物が生活しているかを学ぶことができます。

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湖や山など、実際に市内で撮影をした写真を映し出したパネルは、タッチをするとそこで暮らす動物が表示されます。

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さらに、未来を感じたのは生き物を観察するコーナー。
スケールを変えながら観察できるこちらのコーナーは、自分の目、虫眼鏡、顕微鏡、デジタルスコープの4つの方法で観察できるようになっています。

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並んだ標本は板ごと持ち運べる

盛り上がること間違いなしなのがこちらの装置。

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円形スクリーンの右側(下の写真を参照)に標本をセットすると標本のアップが円形スクリーン映し出される仕組み。トラックボールを操作すると、映像も動かすことができます。

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縮小、拡大もボタン操作で可能。

遊びながら学ぶ。新しくなった浜松科学館みらいーら|ハマラボ[ハママツ研究所] 「普通の顕微鏡って一人でしか覗けないんですよね。こういう形にすることで複数名で見ることができて、よりコミュニケーションが生まれると思います。」

友達同士で観察して発見したことを言い合ったり、親子での会話も弾みそうですね。

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デジタルスコープ

光ゾーン

続いて、こちらは建物2階の光に関するゾーン。

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先ほどの自然ゾーンのナチュラルな雰囲気とは違い、ちょっとかっこよさげな雰囲気。

光ゾーンではアニメーションの原理や光の反射・屈折、光の三原則、レーザーや赤外線、液晶などを学ぶことが できます。ゲームで楽しく遊びながら光のいろんな特性に触れていきます。

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光の反射を使ったシューティングゲーム

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減色混合が直感でわかるレインボーの影絵

中でも面白かったゲームが2つあるのですが、ひとつがモーションセンサーを使ったこちらのゲーム。

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RGB(パソコンやモニターなどの色の仕組み)とCMYK(印刷物の色の仕組み)を学ぶ塗り絵ゲームで、指定された色の数と量でモノクロの写真に色をつけていきます。両手を広げる幅の大きさで塗る色の量を調整。両手を上に上げることで、色を塗ります。手を叩くと別の色に移動できます。

慣れるまでが難しかったのですが、ノリノリの音楽で大人でも楽しめるゲームでした。
親子で対決したら盛り上がると思います。

もうひとつは、光の色による物の色の見え方を学ぶゲーム。
アナウンスで指定される色のボールを選んで、筒の中に入れる簡単なゲーム、のはずだったのですが、これがなんと大苦戦。
白い光の中だと識別できていたボールの色ですが…、

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色が変わると全く識別不能に。

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遊びながら学ぶ。新しくなった浜松科学館みらいーら|ハマラボ[ハママツ研究所] 「同じ色のボールなのに光の色が変わると見え方が全然違いますよね。色が見える仕組みを体感できる展示になっています。」

宇宙ゾーン

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宇宙コーナーに入った瞬間「プシュッ!」という大きな音が。
それがこちら。空気の力でペットボトルのロケットを飛ばすことができます。

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ペダルをふみポンプで空気を送る

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藤江さんに実演してもらった

遊びながら学ぶ。新しくなった浜松科学館みらいーら|ハマラボ[ハママツ研究所] 「空気が溜まれば溜まるほど遠くに飛びます。空気のたまり具合は緑、黄、赤のランプで確認することができます。」
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なぜかスターウォーズのジェダイ評議会を思い出した

この宇宙船のようなコーナーは、宇宙に旅する感覚で、オーロラや人工衛星、宇宙ステーションなどの説明を聞くことができます。

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本当に宇宙にいるみたい

左右のモニターには、まるで宇宙船の窓のような映像が映りワクワク度はMAXに。

こちら(下の写真)の一見難解にみえるゲームは、惑星探査機にまつわるもの。

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これなんだろう?

遊びながら学ぶ。新しくなった浜松科学館みらいーら|ハマラボ[ハママツ研究所] 「今、はやぶさ2が話題になっていますよね。ああいった探査機を地球から宇宙へ飛ばすためにはそのまま目的地まで打ち上げるのではなくて、一旦地球の周囲軌道にのせた後、地球が太陽の周りを回る運動の力を探査機自体の推進力に利用して遠くまで飛ばすんですよ。」

その航行方法を「スイングバイ」といい、天体の運動と重力を利用して、探査機を航行させる技術なのだそうです。

さて、このゲームの説明に戻ると、三つの穴はそれぞれ天体。
スイングバイの力を利用して、発射台から対面方向の穴に、ボール(=探査機)を転がして入れます。
三つの天体を表す穴にボールが落ちてしまったら、天体の重力に探査機が吸い込まれてしまったということ。

簡単そうに見えましたが、これが案外難しい。
予期しない方に転がって行き、どう転がそうかと考えようにも、どっちの方向に転がしたらいいかさっぱりわからず。
ぽっかりと空いた天体に我が探査機は次々と吸い込まれていきました…

この「スイングバイ」を成功させるために、探査機を飛ばす時チームには必ず軌道力学の専門家がいるそうで、どういうコースに飛ばすのか事前に全て計算しつくすとのこと。

遊びながら学ぶ。新しくなった浜松科学館みらいーら|ハマラボ[ハママツ研究所] 宇宙空間は空気がないので鼻息くらいのエンジンでも移動できるのですが、そのイオンエンジンを何時何分何秒に噴射すれば予定していたコースを通れるのかというところまで軌道力学の専門家が全て計算しています」

その他にも、私たちの身体を通り向けてしまうくらい小さな“素粒子”を観察する施設、スーパーカミオカンデの内部を体験できるVRや、

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おお〜!タンクの中が水で満たされていく…

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浜松ホトニクス株式会社の光電子倍増管の展示もありました。

新技術コーナーには、浜松にちなんだ研究を紹介とのことで、惑星探査車両のローバーも期間限定で展示されていました。

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原田精機株式会社のローバー

音ゾーン

世界的に有名な楽器メーカーがある浜松。
ヤマハ株式会社、ローランド株式会社、株式会社河合楽器製作所の三社が出展。

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音ブースの中で面白かったのは「アクティブ・サウンド・ライブ」。

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楽器が演奏できなくても大丈夫な、楽器演奏ゲーム。同時に4人でセッションできます。
モーションキャプチャーのセンサーがここにもついており、奏者の動きを感知。

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メロディーパートのバイオリンにチャレンジ

右手の高さを音を表す帯に合わせると音がなります。
左手は上げ下げでビブラートの調整ができます。

力ゾーン

このゾーンでは、風の力や水の力などの自然のものを使った実験や、圧力や重力、遠心力などのエネルギーを体感・観察することができます。

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ボールが四方八方でころころ転がっているのは「アクティブ・パワー・コースター」という展示。
ボタンを押したり、ハンドルを回すことでボールをコースター上まで運ぶことができ、そのボールの転がる様を観察します。

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ガラスの壁には物理の原理の解説が映し出され、位置エネルギーが運動エネルギーに変化する様を実際に見ることで体感できます。

その他にも、歯車の力や風の力を体験できるコーナーもありました。

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人気だったのが、スズキ株式会社、本田技研工業株式会社、ヤマハ発動機株式会社の展示。

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バイクに乗ったり

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ジムニーの模擬走行

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ミニカーのレースに

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電動アシストのすごさがわかる綱引きゲーム

公式アプリでもっと濃い体験ができる!

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公式アプリを事前に仕込んでいくともっと素敵な体験ができますよ。

約60の展示アイテムごとに設置してあるコンパスポイントに端末をかざすと、展示に関する解説とAIロボットとの会話を楽しむことができます。

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コンパスポイント

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コンパス君と科学のお話をしてみる

さらに、クイズにチャレンジしてポイントを貯めることができます。

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端末をあて、クイズに正解するとポイントをゲット!

ランクは6段階設定されていて、最初のチェック地点は200ポイント。
最初の称号はルーキーで200ポイントまで加算されるとチャレンジャーに昇格します。
6段階目の称号の最後はレジェンド。3000ポイントでレジェンドに昇格になります。
レジェンドまで登りつめると…
なにかお得なことが起こるかもしれないとのこと。

さらに、写真や動画がアプリに届くサービスも。

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スマホをかざすポイントを見逃すな!

宇宙飛行士と記念撮影できるARで写真を撮ったり、モーションキャプチャーでロボットを動かすコーナーで自分の顔が投影されたロボットが動く動画をつくったり…

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ノリノリで踊った動画がスマホに届く

写真や動画は、マイページ → 体験ログから確認できます。
体験ログページには、コンパスマークにあてた場所のログも保存されています。

アプリは公式サイトのリンクからダウンロード 浜松科学館公式アプリ「コンパス」 | 浜松科学館: https://www.mirai-ra.jp/about/compass/

プラネタリウムで浜松科学館オリジナル番組&生解説

旧浜松科学館のプラネタリウムを知る人なら「随分変わったね〜!」と驚くという、新しいプラネタリウムを見学しました。
新たにスクリーンも張り替え、シートも全て新しくしたというプラネタリウム。

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今回のリニューアルに合わせて光学式プラネタリウムの投映機のランプをLEDに付け替え、実際に夜空を見上げた時の星に近い再現ができるようになりました。そして、4Kまで映せるプロジェクターを持っているので、星の解説の他にも迫力映像をたのしめるプログラムも上映中。

浜松科学館のプラネタリウムに来たのなら、これをぜひ体験して欲しい!というのが「科学館スタッフの生解説」。 通常のプラネタリウムだと、配給されるプログラムを投映するのが一般的ですが、生解説で投映するのは浜松科学館のオリジナルプログラム。その場の解説と一体となったこだわりの映像を楽しむことができます。

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ちなみに、もともと機械のあったスペースを有効活用した「ごろ寝シート」は予約制。
星空を寝っ転がって眺めることができますよ。

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もちろん車椅子用シートも完備。

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星を見せていただきました。

ただいま、「生解説プラネタリウム」では宇宙の色について紹介するプログラムを上映中。
星の色も赤や青、白や黄色などいろいろあるのだそうです。どうして星の色が違うのか、など宇宙の色についてのお話が聞けますよ。

カフェ「SENSE OF WONDER」

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カフェでは科学に関する本も読める。

こちらはリニューアルで新たに併設されたカフェ。
科学館ならではの科学を感じるメニューもありますよ。

下のドリンクは、「リトマスティー」。
バタフライピーというハーブの花から抽出した紅茶。目の疲れやアンチエイジングにも効果があるそうですよ。
花びらの天然色素により鮮やかな青い色がでており、レモンをかけると濃い紫色に変化します。

バタフライピー自体のお味はほんのりと甘く、レモンをかけることでさらにさっぱりとした味になり美味しかったです。

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こちらは、同じくバタフライピーの粉末を利用した「S.O.W.ソフトクリーム」。

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S.O.W.ソフトクリーム

さらに、こちらの「コズミックラテ」。 一般的なカフェラテとのことでしたが、名前のコズミックラテは星の色にちなんでいるそう。

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コズミックラテ

遊びながら学ぶ。新しくなった浜松科学館みらいーら|ハマラボ[ハママツ研究所] 「とある天文学者が、観測できる星を調べて全部を混ぜたらどんな色になるのかを実験したところ、ちょうどカフェラテみたいな色になったそうです。天文学の学者はその色のことを「コズミックラテ」と呼んでいます。実際に学術的な世界でも使われている言葉なんですよ。」

「生解説プラネタリウム」はちょうど宇宙の色を特集してたので、「生解説プラネタリウムを楽しんだ後に、宇宙の色について想いを馳せながら、コズミックラテを飲む」そんな今だけの通な楽しみ方もできますね。
また、カレーやライスバーガーなどのお食事メニューもあります。
ご紹介したメニューの他にも、リトマス紙かき氷や季節限定の地層ティラミスなど面白いメニューがありますので、科学館を訪れた際にはぜひ寄ってみてはいかがですか。

素敵ポイントありすぎてページ数足りないよ!

素敵なところが多すぎて、紹介しきれない!全てを紹介し尽くしたいところですが、残りは写真でご紹介。

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    サイエンス農園

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    0歳から6歳の子達のコーナー

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    楽しそうな遊具

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    手書きの生き物マップ

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    お土産コーナー

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    浜松に落ちた隕石

結果報告

最後に、藤江さんにオススメを聞いてみました。

── 藤江さんのオススメはどこですか。

遊びながら学ぶ。新しくなった浜松科学館みらいーら|ハマラボ[ハママツ研究所] プラネタリウムの生解説ですね。オリジナルのプログラムは科学館のスタッフが考えています。解説もその時その時で旬な話題に絡めて解説しますので、きっと楽しんでもらえると思います。」

── リアルタイム感は生解説じゃないと出せない面白さですよね。科学館全体ではどうですか。

遊びながら学ぶ。新しくなった浜松科学館みらいーら|ハマラボ[ハママツ研究所] 「全体的な点でいうと、“アクティブラーニング”を展示のテーマにしていて、ただ見るだけでなく実際に体験して学べるというところですね。サイエンスショーやワークショップ、スタッフによる展示解説など、お客様と対話する機会が多いのもリニューアルで変わったところ。スタッフとのコミュニケーションを通してもっと科学に興味を持ってもらえたら嬉しいです。」

実際に、館内でかじりつくように展示を見てまわる子どもたちをみて、きっと子どもたちにとって素晴らしい体験になると思いました。力ゾーンの自動車やバイクの展示は、お父さんの方が夢中になっていたりして、最新のテクノロジーを使った展示は、大人も楽しめます。

ワークショップも本格的なものからライトなものまであり、自分の手を使って学べるのがいいなあと思いました。夏休みの自由研究もここに来れば一発解決です!

この記事を書いた人

さんかく
さんかく
猫と一緒に暮らし始め、猫アレルギー疑惑が払拭されました。猫の毛ってすごい空中に舞いますね。ふわふわ。

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