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調査内容

大人版の自由研究?地質の魅力について調査!

浜松市引佐町にある竜ヶ岩洞。皆さんも一度は訪れたことがあるのではないでしょうか?
竜ヶ岩洞とは、2人の洞窟愛好家が発見した鍾乳洞であり、規模は総延長1000mにも及ぶといわれています。
しかし竜ヶ岩洞には鍾乳洞だけではなく、富士山の熔岩をはじめ、竜ヶ岩洞周辺地域の主な岩石35種類が展示してあるのをご存知でしょうか?
今回は、そんな岩石を大人の自由研究として、すこしマニアックに調査していきたいと思います!

岩石の種類

竜ヶ岩洞_岩石園
竜ヶ岩洞の駐車場を降りるとすぐに見えてくるのが、岩石園です。これらは火山近くで見られる岩や石を展示するため、各地から取り寄せたものだそう。
手で触れながら観察もできますよ!

岩石の種類は大きく分けて、
・火成岩
・堆積岩
・変成岩
この三つに分けられています。

火成岩とは、火山のマグマが直接固まったもの。そして、地下深いところで長時間かけて固まった火成岩のことを「深成岩」といい、短時間に冷やされて固まった火成岩のことを「火山岩」、深成岩と火山岩の二つの性質を持ちながら固まった火成岩を「半深成岩」と呼んでいます。

推積岩とは、砂や粘土、動植物の残骸などが海岸の奥底に沈み、長~い年月をかけて上からの圧力で固まったもの。それにより、推積岩は不純物を多く含んでいるものが多いようです!

変成岩はおもしろいことに、一度できた岩石に熱や圧力の力が加わることによって、鉱物や組織が変化して、別の岩石になったもののことだそう。

ここでポイント!岩石が高温の熱で融けてしまえば、マグマになってしまいますよね。上記の火成岩でも説明しましたが、マグマが直接固まったものは火成岩と呼ばれています。よって、最初の段階まで変化し続けたら変成岩とはならないんです。

石は変化を繰り返しながら、地下から地上を循環しているのですね・・・!
今そこに落ちている石が・・・五、六年後あるいはその何十年後には違う石に変化しているのかも。

さらに詳しく!

竜ヶ岩洞の岩石園にある石も、「火成岩」「変成岩」「堆積岩」の三つのコーナーに分けられています!
その中でも、特に印象に残った岩石を紹介していきます。

火成岩

まずは火成岩から。

竜ヶ岩洞_翡翠
翡翠
翡翠は深緑がかった、半透明の宝石の一つといわれています。
また、「玉(ぎょく)」とも呼ばれていたそうで、勾玉などの材料として使われていたことも多いそう。中国などでは、古くから人気のある石で金以上に重宝されていたとか!
鉱物学的には、翡翠には化学組成の違いから「硬玉(ヒスイ輝石)」「軟玉(ネフライト)」のニ種類に分かれており、この二つは全く別の鉱物なのだそう。

硬玉は別名、本翡翠ともいわれていて、本来の色は白色ですが、鉄やクロムを吸収すると緑色に。鉄やチタンを吸収すると紫色になるという特徴をもっています。

軟玉は、硬玉より硬度がわずかに低い6.5程度だったために軟玉と呼ばれています!
本当にわずかな差・・・!
硬玉とは違い、ちいさな石の結晶が緻密に集合した石というのが特徴。
中国では軟玉しか採れず、価値ある宝石として扱われていましたが、ミャンマーで硬玉が発見されたため、硬玉・軟玉と区別されるようになりました。

竜ヶ岩洞_斑糲岩
斑糲岩(はんれいがん)
磁鉄鉱(じてっこう)という磁性がある物質を多く含んでいる斑糲岩は、岩石全体が黒っぽい色に。
白色で、六面体の長くのびた形に結晶してできた、斜長石(しゃちょうせき)という物質を多く含んでいる斑糲岩は、白っぽい色になるといわれています。

普段よく目にする斑糲岩は、基本的には黒っぽい色が多いですが、必ずしも斑糲岩は苦鉄質なわけではなく、斜長石を90%以上を含むほぼ真っ白な場合もあるのだそう!
見つけることができたらレアものということですね・・・!

特徴として、磨けば光沢が出やすくなりますが、ひび割れが多く風化しやすいものが多いのので砕石としては不適当とされ、墓石などの石材として使われる場合が多いそう。

そう言われてみれば確かに!お墓はきれいな黒色をしていますが、すぐに欠けてしまったりしますよね。斑糲岩で出来ているなんて知りませんでした。

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