風紋を見よう!冬の中田島砂丘

浜松市南区

「日本三大砂丘」のひとつともいわれる中田島砂丘。
広大な砂の丘と、その先に見える見渡す限りの太平洋は開放感でいっぱい!
浜松市を代表する観光スポットです。

中田島砂丘_風紋を見よう!冬の中田島砂丘|ハマラボ[ハママツ研究所]

今回はそんな中田島砂丘の「冬」の魅力を徹底調査!その結果をご報告いたします!

中田島砂丘ってどんなところ?

浜松市民であれば中田島砂丘に行ったことがあるという方も多いかと思いますが、そもそも「砂丘」とは何かご存知ですか?

砂丘とは?
風によって運ばれてきた砂が堆積し、丘状の地形になっているところ。

気になるのが砂漠との違いですが、砂漠は「降雨量が極端に少なく、岩石や砂礫からなる広大な荒地」のことを指します。その定義はなんと年間降雨量250mm以下!
砂が堆積してでき、年間降雨量2000mm以上の中田島は砂丘にあたる、というわけです。

中田島砂丘は太平洋海岸沿いに位置する「海岸砂丘」。鳥取砂丘をはじめ、日本列島で見られる砂丘のほとんどがこの海岸砂丘です。

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中田島砂丘、いろいろやってる!

観光地としての知名度が高い中田島砂丘ですが、実は観光以外にも様々な用途で活用されているんですよ!

初日の出スポットとして

初日の出は、冬の中田島砂丘の魅力のひとつ!太平洋の水平線から昇る初日の出を見ようと、毎年多くの人が訪れます。当日は臨時バスも運行。来年の初日の出は中田島砂丘で見てみませんか?

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太平洋の水平線

アカウミガメの産卵場として

毎年、5月中旬から8月下旬にかけてアカウミガメが産卵にやってきます。水はけがよく、防風林で遮断されており、満潮時でも海水に浸かることのない遠州浜=中田島砂丘はアカウミガメにとって絶好の産卵地。NPO法人による保護活動も盛んです。

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海浜植物の観察スポットとして

中田島砂丘は海浜植物を観察することのできるスポットとしても知られています。ハマヒルガオやコウボウムギなどがよく見られるようなのでぜひ探してみてくださいね。

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春から初夏にかけて見られるコウボウムギ

映画やプロモーションビデオのロケ地として

しばしばロケ―ションスポットとして使われることのある中田島砂丘。都市部からのアクセスの良さと、浜松中心部からほど近い場所にありながら、街中の喧噪を忘れさせるような美しい景観がその理由のようです。
中田島砂丘をロケ地とする作品はあまりにも多いので一部抜粋しました!

  • 映画「サクラダリセット」
  • 映画「劇場版仮面ライダーゴースト」
  • TVドラマ「とと姉ちゃん」
  • CM「ウィダーインゼリー」
  • PV「足音/ Mr.Children」
  • PV「C.h.a.o.s.m.y.t.h. /ONE OK ROCK」

JAXA月面ロボット試作機の実験場として

宇宙航空研究開発機構、通称JAXA。中田島砂丘はJAXAによる月面探査ロボット試作機の走行実験が行われたこともあるんです。月面の砂地は新雪のようにやわらかいため、砂丘のやわらかな急斜面でも埋もれず走ることができるかを実験したんだそう。

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やわらかい中田島砂丘の砂

中田島砂丘、本当にいろいろやってるんです。

遠州のからっ風がつくる風紋

冬の中田島砂丘の魅力といえば、遠州灘から吹く西寄りの乾いた季節風、「遠州のからっ風」によってつくられる風紋。

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風紋とは?
風によって砂丘や砂漠の表面などにできる模様。風の強さ、風向き、砂の粒子の大きさなどでその高さ、幅、周期などが異なる。

今回ハマラボは現地調査を通して、「風紋をきれいに見るためのポイント」「風紋を見るときのおすすめ装備」を研究してまいりました!

きれいに風紋を見るポイント①風紋の見頃は冬!
遠州のからっ風と呼ばれる、強い季節風によって砂が移動することでできる風紋。見頃は1月~3月の風が強い時期。調査を行ったのは12月上旬でしたが、美しい風紋を見ることができましたよ!
きれいに風紋を見るポイント②風が強い夜の翌日がおすすめ!
とはいえ、冬であっても風が吹かない日もあります。天気予報をみて、風の強い日を探し、その翌日に行くのがおすすめ!一般的に風速3m以上の風が吹くと砂が移動を始めます。11月~3月の浜松の平均風速は4.04m(2016年度浜松の平均風速)なので、チャンスはわりと多いかも!?
きれいに風紋を見るポイント③午前中の早い時間に行く
中田島砂丘は浜松市を代表する観光スポット。多くの人が訪れます。天気は晴れ、風もつよく、素晴らしい風紋が見られそう!とワクワクしながら向かったらすでに足跡がいっぱい!なんてこともよくある話なのだとか。絶景のためなら冬の早起きもがんばれそう!
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風紋の上に無数の足跡が…

中田島砂丘入口から海岸までは、徒歩7~8分。
その間、風の吹く方向や砂の粒子の大きさで微妙に変わる模様を楽しむことができます。

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調べてみたところ、砂の大きさは普通、内陸部で0.3mm、海岸に近い場所では0.7mm程度。
内陸部の方が水分を含まず、粒子が小さいためさらさらしていました。

もっと楽しむための砂丘装備

表情豊かな絶景を見せてくれる中田島砂丘ですが、風を遮るものがないうえさらさらとした砂の上はかなり歩きづらい!
そこで砂丘を全力で楽しむための装備を考えてみました!

砂丘を全力で楽しむための装備①徹底的に防寒
静岡県西部は比較的温暖な地域といわれますが、遠州のからっ風に吹きさらされる中田島砂丘は本当に寒い!コートはもちろん、カメラやスマートフォンを持つ手がかじかまないよう、手袋などもあるといいかもしれません。
砂丘を全力で楽しむための装備②歩きやすく、中敷きを外すことができる靴
軟らかい砂には想像以上に足をとられます。歩きやすい靴で挑むのはもちろん、どうしたって入ってしまう細かい砂を取り除けるよう、中敷きが外れるようになっていると安心です。
砂丘を全力で楽しむための装備③マスクと眼鏡
強い風がもたらすのは寒さだけではありません。風に巻き上がった砂が目や口に入る!なんてこともあるので、マスクや眼鏡をお持ちの方は着用をおすすめします。
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きれいに風紋を見るポイントと、全力で楽しむための装備がわかれば、あとは絶景を楽しむのみ!ぜひ実際に訪れて冬の中田島砂丘の魅力を感じてみてくださいね!

結果報告

冬の海沿いはなかなか訪れる機会がないもの。
しかし、中田島砂丘は冬には冬の楽しみ方がありました!
風と柔らかい砂という条件が重なって初めてできる風紋は、中田島砂丘が映画やPVのロケ地として選ばれている理由のひとつでもあるそうです。
ぜひ実際に足を運んで、自然が作り出す芸術を楽しんでみてくださいね。

この記事を書いた人

ハママツ研究所
ハママツ研究所
浜松を愛し、浜松に愛されることを目指して日々研究に没頭中

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