遠州海岸 米津の浜で海や波を眺めてリフレッシュしよう!

遠州海岸 米津の浜で海や波を眺めてリフレッシュしよう!

浜松市南区

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浜松、海 といえば、遠州灘。
遠州灘は、静岡県御前崎市の御前埼灯台のあたりから愛知県田原市の伊良湖岬までの約117kmの海域。その海域とセットなのが、打ち寄せる波によって出来た東西に長〜い海岸「遠州灘沿岸」
どこの海岸に降り立っても浜で、ずっと遠くまで続いていく砂浜は壮観ですよ。

今回は、遠州灘沿岸の中で「遠州海岸(米津海岸)」と呼ばれる浜松市南区新橋町の海岸に行ってきました。

遠州海岸 米津の浜で海や波を眺めてリフレッシュしよう!|ハマラボ[ハママツ研究所]

遠州海岸入り口

遠州海岸入り口から入ると、駐車場があり自由に車を駐める事ができます。
駐車スペースのラインは引かれていないので、余裕は持ちつつも整列させて駐車。

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遊泳は禁止

遠州灘は波が荒く流れが速いので海水浴場としては利用されていません
泳げはしませんが、釣りや砂浜の散歩を楽しむ人達で賑わいますよ。

どうして遠州灘では泳いではいけないのか。わかりやすく書いてくれている方がいたのでリンクを貼っておきますね。遠州灘を甘く見ちゃいけねえのです。

流されたらほぼ助からない?遠州灘で地元民が気をつけていること – 浜松のはてな
https://hamamatsuwriter.hatenablog.com/entry/2016/10/01/120845

堤防を越えて海を目指す

駐車場からまっすぐ進むとなだらかな堤防と階段が見えてきます。
この堤防は、昨年(2020年)の3月末に完成した新しい堤防。高さ13~15m、全長17.5kmほどの長〜い堤防なんですよ。

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坂道で上ることもできる

坂道だと少し遠回りになるので、階段をせっせと登って上を目指します。

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草木がいい感じ

階段を登るとてっぺんは道になっており、砂利が敷いてあります。
そのまま、向かいにある階段を降りて海を目指します。

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いい眺め

堤防の側面には木が植えられています。まだ一年しか経っていないので木々はまだ子ども。

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大きく育ってね!

ゆくゆくは防波堤の一部として一役買うような松林になるはず。
堤防の真の完成はまだまだ先のようです。

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入り口に到着

波打ち際に行ってみよう

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お昼ごろに訪れたのですが、お昼休憩のついでに海を見るサラリーマンの方やカップル、わんちゃんとお散歩中の方などいろんな人々が海を眺めていました。

海岸の砂の色はグレー。砂の粒は少し大きめですかね。

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よく晴れた日の砂は熱い

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ザザーン

ザッパザッパ波が押し寄せてきて、確かにこれは泳ぐの危険ですね。
風が吹くたびにいろんな形に波が立つので眺めている分には面白い。

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ザブ

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ザバザバ

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ザバ〜ン!

…無心。
ざぶざぶと波打つ波を見ていると思考が頭から抜けていってリラックス。

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波の音には、「1/fゆらぎ」と呼ばれる不規則なゆらぎがあって、それを聞いているとアルファ波という脳波が出て、心地よく落ち着いた気持ちになるんだそうですよ。
今まさに、アルファ波が出ているのを感じる!

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船だ

かなり遠いですが、船が頻繁に行き来してるのが見えます。
ついつい「お〜い!!」と手を振りたくなりますが、船員さんに気づいてもらったところでなんの用事もないので、手を振るのをぐっと我慢。

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もっと波に近づきたい!

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と思ったら海が迫ってくる!

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ドタバタの跡

“寄せては返す”とはこのことか。渚は忙しいですねえ。
地球の海は常に動いているんだなあ。迫力があります。当たり前だけど。

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貝殻あった

貝殻がその辺に落ちていたので、見つけて遊びました。
落ちていたのは、ほぼほぼ「ながらみ」でしたね。
塩茹でにするとまあまあ美味いやつ。子供の頃、連れていってもらった旅館で夕食に出てきておっかなびっくり、「ほんとに食べれる?」と何度も確認し、ホジホジして食べた良い思い出。
静岡県民なのでながらみを見てもどうとも思いませんでしたが、実は珍味で静岡と千葉でしか獲れないらしいですね。知らなかった。

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色や模様が全部違う

流石に、ここに落ちているながらみは貝殻だけですが、地元のお魚屋さんに売っていたりしますよ。
以前、海鮮丼手作りする記事でご紹介した「鮮魚の佐とう」でも塩茹でしたものがたまに売っていますよ。

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こんな大物も

小高い砂丘の上に登ってみよう

もっと高いところで全体を見たいなあ〜、ということで小高い砂丘のところへ移動。

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ちょうどいい丸太のベンチ

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よく見える

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コウボウムギ

このザンザン生い茂っているのは、コウボウムギ
根っこが筆みたいな形をしており、筆といえば達筆の弘法大師だよねと「コウボウ ムギ」と名前がついたようです。
穂はなんか細長いタワシみたい。
なんでこんな特徴ある穂を無視して、根っこの方の特徴で名前つけたんだろう、昔の人は。
いや、この穂が麦に似てるからコウボウ“ムギ”なのか。失礼しました。

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若いタワシ

下の写真の朝顔みたいなお花は、ハマヒルガオ
5~6月にかけてお花を見る事ができますよ。

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下の写真の黄色いお花はハマニガナ。

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全て砂浜に生きる海浜植物です。
砂丘って何も植物がないイメージでしたが、こうして綺麗なお花が咲くんですね。

米津の浜

Googleマップを見ていると海の方に「米津の浜」というピンが立っているのを発見。
近かったので行ってみました。

距離的には近いのですが、砂場を歩くのは少し時間が掛かって疲れますね。

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この辺らしい

この米津の浜には、「宗安寺の雨乞い和尚」というちょっとした伝説があるそうです。

江戸時代 文化の頃(約200年前)のある年の夏のこと。
田んぼも干上がるほど日照りが続き、困り果てた村人たちが宗安寺の和尚さんに雨乞いの御祈祷をお願いしたそうです。
和尚は夜通し、経を唱え続けました。それから毎朝、村人たちは今か今かと空を見上げますが、一向に雨は降らず、とうとう7日目の満願の日(祈祷の最終日)を迎えます。

「今日こそは!」と村人も期待を寄せ空を仰ぎますが、やはり雨は降らず…。
すっかり気落ちした村人たちの元へ和尚がやってきて、「今日は満願の日だ。米津浜へ行こう。土砂降りになるから雨具の用意をするように」と告げました。
準備を整えた一行は米津浜へ向かいました。

雨の降る気配のない浜で読経を始める和尚。
しばらくすると黒雲が立ち込め、なんと土砂降りの雨になったそうです。村人たちは雨具を身につけるのも忘れおおいに喜んだとさ。
(参考文献:仏教説話大系 17 伝説と民話 4 )

この凄腕の和尚さんのいた宗安寺ですが、現代でもまだ残っています
三重塔が珍しい古刹として市民に親しまれていますよ。

この辺りにはまだまだ伝説があって、人魚(人面魚)の伝説も残っているそうですよ。
なかなか不思議な出来事が起こる砂浜なんです。

さて、私はというと、浜への入り口から少し遠くにきてしまい、完全にどこから来たのかわからなくなりました。

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完全にどこから来たかわからなくなった

砂浜ってどこも同じように見えて油断するとすぐ迷子になりますね。
携帯があってよかった!携帯から地図が見られる世の中でよかった!
全ての人にありがとう。技術進歩のおかけで向こう見ずが一人助かりました。
携帯を持たぬものは道を外れないように。砂丘では簡単に迷子になります。

堤防上をお散歩

せっかくなので新しくできた堤防をお散歩。

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景色最高

とりあえず、道の終わりが目視出来た西方向を目指して歩きます。
堤防の脇に植わっている植物が松だけでなくお花がついているものもあり、眺めていて楽しい。

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西側一番端まで到着

体力的にまだ歩けそうだったので、今度は東側を目指し道を引き返してみることに。
北側には松林、南側には太平洋の一本道をひたすら歩きます。
松林をこんな上から見たことなかったですが、結構にょろっとしてますね。

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にょろりんとした松

道の途中で、池や公園っぽい敷地が見えました。駐車場から中田島砂丘までのウォーキングコースが堤防に沿うようにして整備されているようです。日差しの熱い真夏日は下のコースをお散歩するのも良さそうですね。

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公園があった

堤防からの眺めはすこぶるよく、シンボルタワーのアクトタワーもこの通り。もっとスッキリ晴れた日は富士山も見えるそうです。
この日は晴れてはいましたが、雲が多く富士山までは見えず。

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アクトタワーだ!

周りに誰もいない時は好きな歌を大声で歌っても誰にも聞こえないのでストレス解消になりそう。私も海をテーマにした曲を数曲口ずさみながら歩きご機嫌のウォーキングになりました。

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歩けども同じ景色

歩けども歩けども、基本同じような景色なので、ついつい帰りのスタミナ考えずに直進してしまいますね。
遠くに風力発電の風車が見えてきたところで、流石にくたびれてきたので今回はここでおしまい。

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陽炎の先には風力発電の風車

結果報告
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非常にリラックスできました。
中田島砂丘よりも早く海に辿り着けるので、海が目的だよという方は遠州海岸もおすすめですよ。
遠州灘沿岸には、砂浜まで入れるところがまだあると思うので、今後も調査を続けていきたいです!

余談ですが、メッシュの靴で行ったら砂があちこちに入って大変でした。
靴下の中まで砂が侵入してて、どうやって入ったの!?って感じ。

おまけ
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アートな流木

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鳥ちゃんの足跡たくさんあった

この記事を書いた人

さんかく
さんかく
猫と一緒に暮らし始め、猫アレルギー疑惑が払拭されました。猫の毛ってすごい空中に舞いますね。ふわふわ。

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