今!行きたい!龍潭寺の見どころ分析

今!行きたい!龍潭寺の見どころ分析

浜松市北区

今!行きたい!龍潭寺の見どころ分析 今!行きたい!龍潭寺の見どころ分析 今!行きたい!龍潭寺の見どころ分析

龍潭寺は、浜松に六百年歴史を繋いだ、井伊氏歴代当主の御霊が眠る寺と知られています。
そして、あの大河ドラマでも知られる、井伊直虎ゆかりのお寺ですね。

井伊直虎と龍潭寺の関係性といえば・・・、直虎は、井伊家第22代当主・直盛の一人娘。直盛には男子がおらず、早くより娘の許婚として従弟の井伊直親に、家督を継がせる予定でした。
ところが直親の父が今川氏に殺され、直親(9歳)自身も命を狙われたため、信州へ身を隠すことになります。
直虎は直親が亡くなったと思い、龍潭寺で出家し次郎法師を名乗りました。
その後、幾つもの危機や困難を越え、1582年8月26日に激動の人生に幕を閉じます。そのため龍潭寺には井伊家墓所があり、直虎は生前結ばれることのなかった直親の隣に祀られている、というお話でしたね。
なんだか、心切なくなるお話です。向こうの世界では再会できているのでしょうか。

見どころ分析

駐車場から降りて、案内板に従って歩いて行くとすぐに見えてきます。
途中にお休み処として、名物のうなぎアイスなどが売っている売店があります。
少しゆっくりしてから龍潭寺へ行くのもいいですし、帰りに寄って一休みしてもいいですね。

山門

龍潭寺_今!行きたい!龍潭寺の見どころ分析|ハマラボ[ハママツ研究所]

まずはじめに目につくのは大門です。この大門は山門ともいわれているそうですよ。
ここを通って龍潭寺の中に入っていきます。堂々とした立派な門がまえですね。

石垣

龍潭寺_今!行きたい!龍潭寺の見どころ分析|ハマラボ[ハママツ研究所]

大門をくぐり終えると、正面に石垣が見えます。まるでお城のような造りですね。
緑も雰囲気ととても合っていて、なんだか神秘性を感じます。
夏には蝉時雨が降りそうですね。

鐘楼堂

龍潭寺_今!行きたい!龍潭寺の見どころ分析|ハマラボ[ハママツ研究所]

鐘楼堂です。
祈りの鐘と言われていて、除夜とお正月5日間は自由に撞くことが出来るそうです。

東門

龍潭寺_今!行きたい!龍潭寺の見どころ分析|ハマラボ[ハママツ研究所]

鐘楼堂を過ぎると東門があります。
中に入って上を見てください。観音様がいらっしゃいます。
この東門は旧鐘楼堂で一番古い建物だそうですよ。

本堂

そして、東門を過ぎると本堂へ繋がる受付が見えてきます。
受付の方に、「写真は撮ってもいいですか?」と聞くと、「受付部屋の奥の部屋以外ならご自由に撮って下さい」と言っておられました。
本堂の中を撮りたいという方は、受付の方に聞くと良いかもしれませんね。

本堂は受付部屋の廊下を進んでいくと見えてきます。

龍潭寺_今!行きたい!龍潭寺の見どころ分析|ハマラボ[ハママツ研究所]

本堂です。
本堂の前の廊下は「うぐいす張り」になっています。うぐいす張りとは、忍びなどの敵の侵入を知らせるしかけになっている廊下のことです。なので静かに歩けば歩くほど床からギシギシと音がなります。
当時、うぐいす張りは、様々なところで使用されていました。床の音のみに限らず塀や建築物の構造による音響も考えて、作られていたんですね。
うぐいす張りの成立の経緯は人為的、自然作為と諸説はあるものの、その技術は失われて今では、同等の床の製作は難しいといわれています。
昔のひとの知恵が詰まったこの技術が失われている、というのはなんだかもったいないですね。そう思うと同時に、昔は防犯グッズやセキュリティなどがないのに、考えたぬいた知恵と技術は本当に素晴らしいと思いました。

稲荷堂

本堂を抜けると、「稲荷堂」という部屋に着きます。
稲荷堂には龍の彫刻彫りが飾ってあります。

龍潭寺_今!行きたい!龍潭寺の見どころ分析|ハマラボ[ハママツ研究所]

一刀彫の龍伝・左甚五郎作の今はなき大仏殿の蛙股の装飾です。
この龍は水神様をあらわす、ここ井の国(水の国)の守り神です。
夜な夜ないたずらをして困っていたのですが、ヒゲをとったらおとなしくなったという言い伝えがあります。ヒゲは龍にとっての弱点なのでしょうか。

開山堂

稲荷堂を過ぎるとまたお部屋が見えてきます。
お次は「開山堂」です。

龍潭寺_今!行きたい!龍潭寺の見どころ分析|ハマラボ[ハママツ研究所]

中に入ると井伊家のお籠とダルマがありました。
この中に入って運ばれていたのでしょうか。少し小さく感じました。
気になったので、調べてみたところ戦国時代や江戸時代初期の成人男性の身長は“155cm~157cm”成人女性の身長は“143cm~145cm”だそうです。
それだったら、この籠にも入れますね。

開山堂を過ぎると、龍潭寺の最大の見どころ、大きな庭が待ちかねています。

補陀落の庭

龍潭寺_今!行きたい!龍潭寺の見どころ分析|ハマラボ[ハママツ研究所]

靴をぬいで上がる倉敷では美しく整えられた「補陀落の庭」を堪能することが出来ます。
補陀落の庭はインドの南東にある観音霊場でそれに因みこの庭を補陀落の庭と称しているそうですよ。白砂が5本の指のように見え、浜名湖の形に似ていることから、浜名湖の庭として親しまれています。
縁側に座布団もひいてあるので、ゆっくりと眺められることができます。
日が暮れるまで、ずっと眺めていられるくらい、美しい庭でした。

龍潭寺_今!行きたい!龍潭寺の見どころ分析|ハマラボ[ハママツ研究所]

庭は横に広く、開山堂から本堂受付の部屋の方まで続いています。

龍潭寺_今!行きたい!龍潭寺の見どころ分析|ハマラボ[ハママツ研究所]

庭には池もありました。鯉などはいるのでしょうか。
美しい日本庭園を眺めながらゆっくりと、お茶を飲みたい気分になりますね。

お地蔵様

本堂の受付部屋から補陀落の庭まで行く際に、廊下の外でお地蔵様がちらほらと見えたので、こちらも紹介させていただきます。

龍潭寺_今!行きたい!龍潭寺の見どころ分析|ハマラボ[ハママツ研究所]

真っ赤なお帽子と布巾をかけていらっしゃいますね。みんなお揃いでなんだかかわいらしい印象です。

龍潭寺_今!行きたい!龍潭寺の見どころ分析|ハマラボ[ハママツ研究所]

ひとりぼっちのお地蔵様が・・・
お帽子をかぶっていないので、格が高いお地蔵様なのでしょうか。
でもなんだかひとりぼっちはさみしげですね。

ぜひ、廊下の外にも焦点を合わせてみてください。
緑と花、お地蔵様となかなか風情ある景色が楽しめます。

以上で龍潭寺の見どころ分析は終了です。

結果報告

以上で龍潭寺の見どころ分析は終了です。
一番の見どころは、補陀落の庭と本堂なのではないでしょうか。
補陀落の庭はわびさびを感じとても素敵でした。
本堂は大きいお釈迦様の仏像と、天井からぶら下がっている大きな金色の羅網がただただ圧巻でした。
また、龍潭寺の外には甘味処もありましたよ。
龍潭寺をじっくり回った帰りに、甘味処でおだんごなどを味わえるといいですよね。
甘味処の近くにもお土産処や、龍潭寺限定商品もあるのでお土産として購入されてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

研究生
研究生
ライター見習い、なんでもやります、だから許してください。

0件のコメント

「 今!行きたい!龍潭寺の見どころ分析 」についてのコメント募集中

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

トップに戻る