磐田御厨駅周辺を古代の歴史を感じながらウォーキング

磐田御厨駅周辺を古代の歴史を感じながらウォーキング

磐田市

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磐田御厨駅周辺を古代の歴史を感じながらウォーキング|ハマラボ[ハママツ研究所]

御厨駅周辺と古代の歴史を感じながら古墳探訪コース

2020年に完成した御厨駅と5基の古墳で構成された御厨古墳群、その付近にある神社仏閣を探訪する歴史好きにはたまらないコース。
ウサギをモチーフにした兎山公園もコースの一部に入り、自然豊かで開放感溢れるウォーキングを堪能できる。

所要時間 60〜90分
距離 5.00〜5.5km
消費カロリー 189〜284kcal

*消費カロリーは時速4km(3メッツ)、体重60kg、最低所要時間で算出しています。
*体重や歩くスピードなどにより誤差があります。

コース概要
兎山公園(北駐車場) → 兎山公園(遊具広場) → 兎山公園(芝生広場) → 兎山公園(めだかの学校) → 鎌田神明宮 → 天楠神社 → 松林山古墳 → 医王寺 → 御厨駅 → 兎山公園(北駐車場)

コース紹介

1)北駐車場入り口(兎山公園)

兎山公園の無料駐車場は北と南の2箇所。北駐車場は二箇所から入ることができ、駐車可能台数も多いためオススメ。

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兎山公園北駐車場 東入り口

北駐車場 西入り口から公園内に入り、道なりに歩くと遊具広場が見えてくる。

2)遊具広場(兎山公園)

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比較的新しい遊具が並ぶこの広場は子供たちに大人気。

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ローラー滑り台で調子に乗る大人(ハマラボライター)

3)芝生広場(兎山公園)

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遊具広場を右手にまっすぐ道を進むと芝生広場へ到着。
開放的な広場を左手に歩く。

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なぜかコースを逆行して歩く写真しかなかった

6月初旬、芝生広場は一面のシロツメグサ。

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一面のシロツメグサ

道中、左手に見えてくるこのこんもりした森は、御厨古墳群のうちのひとつ、「御厨堂山古墳」。
「御厨堂山古墳」は、前方後円墳でヤマト王権との強い結びつきがある豪族のお墓なのだそうだ。

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芝生広場には、バスケットボールコートもあり、小学生中学生も楽しめそうだ。

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4)めだかの学校(兎山公園)

磐田市は、桶ケ谷沼を筆頭に自然保護が盛んだが、兎山公園にも「めだかの学校」と名が付いたビオトープ(生物や自然保護を目的として整備された森や池のこと)がある。

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ストレートな命名がチャーミング

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真っ赤なトンボが飛んできた。

めだかの池から階段とスロープを上がると南駐車場へ到着。

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スロープ

駐車所をさらに南へ歩くとすぐに鎌田神明宮の鳥居が見えてくる。

5)鎌田神明宮

白鳳時代(飛鳥時代と天平時代の間)に伊勢国から「豊受大神」という天照大神のお食事を司る女神が、磐田市福田(磐田の港町)に降り立ったそうだ。その神様が光り輝く矢に変身し、その何日か後に、その矢が農具の鎌と一緒にこの地に飛んできた。
その出来事から、この土地一帯を「鎌田」と呼ぶようになり、鎌田神明宮ができたそうだ。

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二ノ鳥居

この鳥居をくぐって、今度は北側へ。

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三ノ鳥居

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神門

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御本尊の豊受大神は食物の神だそうだが、鎌田神明宮のご利益で特筆すべきなのは「幼児虫封じ」。
その昔、幼い子の夜泣きや癇癪泣きは「虫がついた」、「体内に虫気が生じたから(ゲゲゲ…!)」とされていて、その虫を虫切り鎌で刈り取ると夜泣きや癇癪が治ると信じられていたそう。

鎌田神明宮は、鎌倉時代から虫封じ御神徳がある、とされてきた。(鎌が祀ってある神社なので、効き目は抜群なのだろう!)
今では、無事お子さんが健やかに成長するように祈願して、虫封じの祈祷が行われている。

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立派な拝殿

6)天楠神社

次に向かう天楠神社は「高根山古墳」の上に建つ神社。 鎌田神明宮の境内から天楠神社に向かう。兎山公園からも行くことができるが、古墳の上にあるだけあって、険しい山道のため、鎌田神明宮から入るルートを推奨。

天楠神社の「天」は天神様=菅原道真公、「楠」は楠木正成公のこと。

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しっかりした造りの階段に、少し身構えたがすぐに拝殿にたどり着くことができた。

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7)松林山古墳

一度、兎山公園を出て、御厨古墳群の中で最大の大きさを誇る「松林山古墳」へ。

松林山古墳に向かう途中、田園の北側のさらに線路の向こう側に見えてきたのが「稲荷山古墳」「秋葉山古墳」。

こちらの「稲荷山古墳」「秋葉山古墳」は地域の豪族のお墓だそうだ。両方とも円墳。古墳の近くには「連城寺」というお寺があり、平清盛の息子、平重盛が遠江守の時に建立したと伝えられている。
余裕のある方はそちらの方にも足を伸ばしてみてもいいかもしれない。

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稲荷山古墳&秋葉山古墳

道なりに歩くと左手に見えてきた森が「松林山古墳」。

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緩やかなカーブを描く登り坂をせっせと歩く。

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眼下には、長閑な田園風景が広がる。

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松林山古墳入り口。古墳というより森。
体力に余裕のある人は登ってみても面白いかもしれない。

松林山古墳は大型前方後円墳。前方部は前は茶畑だった上に、東海新幹線の工事で一部、削られてしまっているそうだ。

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前方部に木は生えておらず、ふさふさとした下草が生茂る。削られてしまったのは残念だが、今の形はある意味前方後円墳をイメージしやすいので、これはこれでアリだと思う。

8)医王寺

今年出来たばかりのJR御厨駅を尻目に医王寺を目指す。

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辺りは、新駅建設の関係で更地が多かった。

医王寺到着。

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ご本尊 薬師如来を祀る薬師堂は雰囲気があって素敵だった。

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薬師堂

別名「苔寺」とも呼ばれており、歴史のある山門は必見。

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山門

拝観料200円で客殿にある枯山水の庭園も参拝可能。

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庭園

9)御厨駅

このコースのトリは今年(2020年)に新しく完成した御厨(みくりや)駅。

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御厨古墳群から出土した鞍型埴輪をモチーフにしたモニュメント

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南側から北側へ自由通路を散策。

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北側から見た駅舎

10)北駐車場西入り口(兎山公園)

帰りは駅と新幹線を眺めながら来た道を引き返す。

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ただいま!

北駐車場の東入り口側に「桜通り」という並木道がある。初春には河津桜が綺麗に咲き誇る。
春にもオススメなコースだ。

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写真は6月初旬

おまけ
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松林山古墳を突き抜けて走る新幹線

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さんかく
さんかく
猫と一緒に暮らし始め、猫アレルギー疑惑が払拭されました。猫の毛ってすごい空中に舞いますね。ふわふわ。

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